ダイナマイトどんどん [DVD]

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監督 : 岡本喜八 
出演 : 北大路欣也  宮下順子  菅原文太  嵐寛寿郎 
  • 角川エンタテインメント (2008年2月22日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988111285065

ダイナマイトどんどん [DVD]の感想・レビュー・書評

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  • 信頼の岡本喜八監督作品。

    監督ならではのコメディの味付けも随所にあるけれど
    作品全体に漂うペーソスが何ともいえない。

    戦争の影響を抜きには語れない時代背景
    それでもたくましく生きている姿
    思うように行かないもどかしさ。
    それでもみんな個人個人で生き、戦ってる時代だったんだ。

    色んな欲が剥き出しの人間の集まる任侠の世界。
    本音と建前と筋と仁義

    どんな世界でもルールはあるもんだ。

    昭和のスターの脂の乗り切った姿は必見。
    菅原文太の鋭いエッジがいい。
    北大路欣也がカッコよさが飛びぬけている。
    宮下順子のぽってりとした色っぽさ。
    岡本監督のアラカン(嵐寛寿郎)のボケ演出は見事。
    岸田森、金子信夫、田中邦衛、・・・オールスター。

    岡本喜八はスゴイな。

  • 観終わってからも「ダイナマ~イツ、どんどん!!」て掛け声を言いそうになってしまう、愉快痛快、喜八節が炸裂の娯楽映画。
    任侠道をかけて野球試合に臨むのだと言いつつ、すぐに「こんダボが~!!」ってキレる菅原文ちゃんが、乱暴でバカで愛嬌があって、今さらながら惚れちゃいそう。愛想のない北大路欣也より絶対、文ちゃんの方がいいってば、お仙さん!討ち入りにいくときのキメの着物がナフタリンくさかったりして、もう最高です。
    ほかの面々もみんな素敵だけど、田中邦衛は登場した瞬間から爆笑でしたわ。やっぱり岡本喜八はいいなあ。この人の映画、観ると幸せになる。

  • だーいなまいッ!!どん!どん!

    喜八っつぁんが東宝を退社した後の、大映作品。配給は東映。
    キャストが・・・文太兄ィ&北大路の欣ちゃん&邦衛&金子信雄・・・ってそれ東映の『仁義なき戦い』!ヒロインは日活ロマンポルノの宮下順子、っていうごちゃごちゃ混ざったようなの。

    お話は、ヤクザの抗争を平和的・民主的に解決すべく、野球大会で決着をつけるという、非常にわかりやすく面白いコメディ。
    喜八作品でいうと、この翌年にやはり野球を題材にした『英霊たちの応援歌 最後の早慶戦』というのを撮ってます。これも題材が戦争と野球だけれど、『ダイナマイトどんどん』の方も戦後5年目なので戦争とは切っても切れない。ついこの間まで敵国だった進駐軍のMPと復員兵のフランキー堺とか。この映画も『ああ爆弾』等と同じく、旧き佳き価値観vs.戦後の価値観という構図がある。

    場所は北九州。文太兄ィの小倉弁?筑豊弁?が聞き取りづらい(笑)。なに言ってるかよくわからん。実際の小倉弁と筑豊弁は違ってて、小倉弁の方が長州山口(標準語)に近いんで聞き取りやすく、筑豊弁をモロにしちゃうと逆に何言ってるかわかんなくなったのかも。個人的には筑豊弁が好き。なんで北九州なのかというと、原作が火野葦平だからです。火野葦平も読みたかったんだよ!

    アラカンさん、嵐寛寿郎さんが出てる。喜八っつぁんとかその世代にとってのアラカンさんって、鞍馬天狗がやっぱり絶大なヒーローなんですよね。今でいうと平成ライダーとかもあるけど、昔だと森次浩司とか宮内洋みたいな。この前『男はつらいよ』第19作目を偶然観て、あれにもアラカンさんが出てたけども、どちらの映画も晩年の出演作。

    面白くて笑えるんだけど、尺が2時間20分と長い!だからいつもの喜八っつぁんのテンポのよさってのがあまり感じられなくて、これまたかなり詰め込んだ感じ。監督自身、1時間3~40分ぐらいが娯楽作品としては丁度いいと仰ってるんですけどね。

    『怪奇大作戦』でもすでにそうなんですが、岸田森の頭頂部が気になってしょうがない(笑)。岸田さんって筒井道隆+オダギリジョーみたいなイケメンで大好きです。

  • 歳をとって、おじいさんになった時に、見たいと思った。人生が終わるなんて思えない、生命感にあふれた映画。
    野球とヤクザの絶妙なハーモニー。キャストが豪華で、キャラクターがたっていて、すべての人物が勢いがあり、いきいきしている。宮下順子の色っぽさ、美しさ、菅原文太のかっこよさと憎めなさはヒロイン、ヒーローのお手本のよう。今はこのような映画は作れないのでは。荒唐無稽な部分が肯定できる。野球場での乱闘などの群集シーンのスピード感、生命感が素晴らしい。ただ、映画はもう少し時間が短くてもよかった。(勢いがありすぎて、途中、胸やけ気味に)

  • 当時の宣伝文句は「ひとり残らずデッドボールでぶち殺しチやれ!」

    「This is not baseball」
    「これは野球じゃないと言っています。殺し合いです」

  • BSプレミアム録画>1978年。終始文太兄ぃがギラついてる勢いある作品www仁義の広能のようでもあり、トラック野郎の桃さんのようでもあり。。
    北九州ヤクザの抗争に次ぐ抗争では周りにご迷惑がかかると…野球でケリを着けようと作戦変更wwでもそこはヤクザなので仁義もへったくれもない。コミカルな仁義なき戦い。
    とにかく血気盛んでギラついてて何にしてもはちゃめちゃ。でもこんなに熱量のある映画って久々に見た気がする。
    ラストでも、どこまでいっても懲りない奴らw北大路欣也が若い。お仙役の女優さん(宮下順子)がとても色っぽくて綺麗だった。邦衛さんはお笑い要員^^。仁義なき~メンバーが割と揃ってる。胡散臭い山守オヤジの金子信雄。(嫌~な奴役巧くて流石。)
    嵐寛さんの扱いが酷いwwwあれでいいのかw?巧く喋れない、ダメダメな親分だけど面白すぎて殆ど持ってかれたwwwwあんまりああいう役見れないかもw?(網走番外地のかっこよかった鬼寅親分とは大違いでギャップが><☆!)
    面白かったけど只長い。。。半分以降~ちょっとだれる。

  • 年末に観たはず。レビュー書き忘れてた。
    白スーツの森サマ…

  • 日々の雑踏に寄り添って銃声が鳴り響き、凶刃が煌めく。俺の想像している北九州はだいたいこんな感じ。ニンキョウシティ・コクラ。
    冒頭は観てて本当に元気になるが、けっこう序盤のうちに失速していく。

    岸田森はけっこう好きです。うすらハゲでるけど。

  • 最近の映画での野球シーンは投球動作もなっちょらん腑抜けたのばっかですが、こちらはさすが昭和まっただ中、投球の目線も昔のプロ野球放送ぽい力感伝わるものになってます。無法で奔放な野球娯楽は本作に映画に限らず漫画の花形でもありますが、これも野球ならではのルールがあってこそ。格闘技はともかく、他の競技で非道なスポーツ娯楽作品を描くのは難しいのかもしれません。序盤に狭いマーケットを爆走するシーンは本作の中で異質ですが爽快感があり、試合後抗争の武器がひょいひょい飛ぶ場面がまたシュールで良い味を。

  •  戦後の北九州、進駐軍の目もあるなか、ヤクザの抗争を民主的に解決しようという趣旨で開かれた野球大会のお話。もうね、おもしろくないわけがない。
     「野球大会? んなもんやってられっかあ!」って始まるかと思ったらみんなすんなり野球やるのね。法は破っても仁義は尽くす強面でたまに指がない人たちが、喧嘩じゃなくて慣れない野球やってるの。最後のほう野球じゃなくなってくんだけど。「This is not baseball!」「これは野球じゃないと言っています。殺し合いです」

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