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- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4988111285065
感想・レビュー・書評
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信頼の岡本喜八監督作品。
監督ならではのコメディの味付けも随所にあるけれど
作品全体に漂うペーソスが何ともいえない。
戦争の影響を抜きには語れない時代背景
それでもたくましく生きている姿
思うように行かないもどかしさ。
それでもみんな個人個人で生き、戦ってる時代だったんだ。
色んな欲が剥き出しの人間の集まる任侠の世界。
本音と建前と筋と仁義
どんな世界でもルールはあるもんだ。
昭和のスターの脂の乗り切った姿は必見。
菅原文太の鋭いエッジがいい。
北大路欣也がカッコよさが飛びぬけている。
宮下順子のぽってりとした色っぽさ。
岡本監督のアラカン(嵐寛寿郎)のボケ演出は見事。
岸田森、金子信夫、田中邦衛、・・・オールスター。
岡本喜八はスゴイな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
日々の雑踏に寄り添って銃声が鳴り響き、凶刃が煌めく。俺の想像している北九州はだいたいこんな感じ。ニンキョウシティ・コクラ。
冒頭は観てて本当に元気になるが、けっこう序盤のうちに失速していく。
岸田森はけっこう好きです。うすらハゲでるけど。