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- / ISBN・EAN: 4988113823005
感想・レビュー・書評
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聾唖者と健常者との共生(恋愛を含む)をテーマにした素敵な映画。
それぞれの立場によって大切にしているものが違うのは当たり前。しかし,その大事にしているものが,素直な心ではなく意地を張ったものであることもしばしばある。
特に恋愛感情が絡んでくると「わたしのことを全部わかって」という気持ちが,ちょっとのずれから「どうせわかるはずない」「わかったつもりになっていて」「同情からの愛情なんていらない」となってきて,話がこんがらがってくる。
このあたりの機微がうまく表現されていて,なかなかいい映画だった。
音のない世界で生きる女性と音のある世界で生きる男性。こんなふたりはどんな世界でともに生きていけばいいのか。映画を見れば,その答えがなんとなくわかるだろう。それは,音のある世界でもないし音のない世界でもないのだよ~。深いなあ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
TVにて
聾唖の子供達が読唇術と発声を獲得していくところ,世の中の偏見を覆すひとつの武器になる.子供達が生き生きとしている様子が楽しい.
本筋は聾の女性と教師との恋. -
1986年公開
監督 : ランダ・ヘインズ
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片田舎の聾学校に赴任した教師と、そこで働く美しい聾唖の職員との、つながりのお話。
わかりあうということについてのお話。言葉として文章として会話が成り立っていることと、分かりあっている、つながっているということは違うんだっていう表現がそのまま出てくるけど、その発言自体が「伝わるまで」が大変という二重構造が、簡単ではないことを言っているという表現として秀逸。自分との違いと向き合うときに、「なんで俺と同じようにできないんじゃ!?」ってなりそうになる気持ちは誰にだってあって、どうやって踏みとどまれるかだよなあ。
アカデミー主演女優賞はマーリー・マトリン。ものすごい美人で、しかも本当に聾唖の方だと見た後に知った。迫るものがあったのはそのためなのかな。演技が、演技じゃなかったという迫るもの。 -
ろう学校に赴任してきた教師が、ろうあ者の女性と愛し合いながら教師として献身する姿を描く。。出演は、本作品でアカデミー賞にノミネートされたウィリアム・ハートと、同主演女優賞を受賞したマーリー・マトリンほか。
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ぼくがこれまで観た映画のなかでもっとも美しい映画かもしれない。
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この作品も何度見ても泣ける。。。。