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- / ISBN・EAN: 4988102473938
感想・レビュー・書評
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ブックオフで\1000で売ってたので購入。
(普通\2000〜2500が相場だからこれはかなりお買得。)
実写映画化されると知った時、幸江とイサオはやはり原作キャラのモデルとなった朝丘雪路と津川雅彦が演じるのか!?
期待と不安を抱くも結局、中谷美紀と阿部寛が演じる事に。
メイクの力もあるだろうけど、これが見事な幸江とイサオぶり!
舞台が東京から大阪に変更された以外はほぼ原作通りに(あまりに漫画的なギャグはカットして)映像化されていて漫画の実写化としては良く出来た方ではないかと思う。
原作でも泣き、試写会で観た時も泣いた熊本さんとの再会シーン。
どういう展開になるのかわかっているのにいざ観るとやはり泣いてしまう。
あれは単なる再会ではなく幸せに見放されていた筈の二人が長い時を掛けてようやく掴んだお互いの小さな(当人達にとっては大きな)幸せを確かめあう時でもあったのだ。(と、自分は思ってる)
映画ではエンドクレジット後に原作には無い真のラストとも言えるカットが追加されている。原作では幸江とイサオがどうなったかをハッキリと明かされていない分、この追加カットは良かった。
そして、それを観て又も泣いてしまう。(涙もろいなあ自分)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
畳み掛けで泣いた。
あまり興味のないジャンルで
暇つぶしの気持ちが強かったけれど
みて良かったと思っている。
こんなに泣くとは思わなかった。
最初はギャグ要素が強くて
置いてけぼりかもなぁと
思っていたけど
どんどん物語に引き込まれた。
途中過去話が
もしかして夢か?妄想か?
と若干置いてけぼりだったが
こんな演出…というか
ストーリーもありだなっという感じだ。
自分は随分恵まれた環境にいるが
幸恵のような幸せはないなと
少し虚しくなった。
幸も不幸もその人次第
意味があると
思えるまでの幸せを
自分も感じてみたいと強く思い
頑張ろうと思わされた。 -
阿部寛はとてもよい。顔が長くて馬顔だけれど、眼力があって、2枚目も3枚目もガテンも出来る。比較してもしょうがないけれど同じくモデル出身の対照的な俳優として谷原章介が思い浮かぶ。阿部に対して谷原はイケメンの役しかできない。正直言って嫌いな俳優だけれど、役の幅が狭いかわいそうなやつとも言える。仕事内容を見比べても根本的に格が違う2人なんだと妙に納得する。
原作読んでないけれど阿部扮する『アンタ』の長髪時代に違和感があった。これがヤクザ時代?よくわからん。中谷はそんなにしっくり来てなかった気がするけれど、ぎりぎりセーフ。中学時代の子役はいまいち。熊本さんのインパクトデカすぎ。成人後の熊本さんの配役適当すぎ。
堤幸彦は真面目に最低限の仕事をする監督、って感じかな。最高ではないが最低でもない。空気人形を映画化した是枝裕和よりはよかった。世間的には空気人形のほうが評価あるんでしょうけれど。空気人形はダッチワイフっていうどうしようもない主題をオシャレ女子が見れる映画にしたっていうのが成功した要因かな。個人的にはその点が大きな不満であった。女子がキャーッと言いながら目を塞ぐような映画じゃないと。是枝め、モテようとしやがって。エンディングノートをプロデュースしたのは偉かったよ。 -
とことんコメディーかと思いきや、後半は涙ほろほろ。
カルーセル麻紀の演技がよければ、もっと入り込める作品に仕上がったのではなかろうか。 -
甲斐性もなくヒモ同然なくせに怒るとちゃぶ台をひっくり返す男。
私的には絶対ありえないけどそんな男に尽くす女。
作ったご飯をひっくり返すなんて人としてどうなんだ(怒)
まぁだからこそタイトルの自虐につながるんだけどさー。
でもすごく面白かったし、ちょっぴり泣けました。
テンポがいいので幸江の悲惨な過去も面白く感じれます。
幸せってなんだろうと思える作品。 -
誰かを一途に愛し続けること。 それを信じ続けること。
幸か不幸かなんて。もうどっちでもいい。
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人生には明らかに意味がある。
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ロケ地の景色はとても素敵。気仙沼の景色や路線、大震災前のものは貴重。
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コメディかと思っていたが、急展開。
「幸や不幸はもういい。どちらにも等しく価値がある。
人生には明らかに意味がある。」