パンズ・ラビリンス 通常版 [DVD]

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監督 : ギレルモ・デル・トロ 
出演 : イバナ・バケロ  セルジ・ロペス  マリベル・ベルドゥ  ダグ・ジョーンズ 
制作 : ギレルモ・デル・トロ 
  • CKエンタテインメント (2008年3月26日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4532612001244

パンズ・ラビリンス 通常版 [DVD]の感想・レビュー・書評

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  • 本当に好きです!映像もストーリーも綺麗でしたし、魔法の見せ方が素晴らしかったです。一見すると、現実が辛いが故に、妄想の世界へ逃避する可哀相な少女のお話しですが、本当に魔法の世界をだと思わせる点が一点だけあります。その一点があるが故に、現実のお話か妄想のお話なのかの区別がつかないというのが、本当に素晴らしいと思います。
    (ネタバレになるので、どの場面かは内緒)

  • こんな場所にいたくはないから、どこか遠くに連れてって―内向的な少女の願望は普遍的だ、それが現代の日本であろうと内戦後のスペインであろうと。ハムレットの恋人である名を冠す少女、オフェリアの運命はその名が既に示していたのだろうか。耐えられない現実から逃れるための想像力は切実めいていて、悲しみと暗さが同居しているはずなのに不思議と目が離せない。虫や昆虫のリアルな描写にゾワゾワとくるのを感じつつも、決してダーク・ファンタジーという一面だけれは語り切れない現実の描写が胸に刺さる映画だった。

  • 時は恐怖政治による
    スペイン暗黒の時代。

    優しかった父を亡くした少女は
    母の再婚相手の
    ヒダル大尉のもとへ。

    悪魔のような独裁者ヒダルのもとでは
    残虐で悲惨な毎日が待っていた。


    そんなある日、
    森の中で見つけた秘密の入り口。

    実は少女は
    地下の王国の王女で、
    もう一度王女として戻るためには
    3つの試練をクリアしなければならなかった…。



    無垢な魂だけが
    たどり着くことができる
    残酷なまでに美しい世界。

    かくして
    パンズ・ラビリンスでの
    少女の未来を賭けた冒険がはじまる…。


    2006年公開の
    スペイン、メキシコ、
    アメリカ合作映画。


    鬼才ギレルモ・デル・トロ監督による
    美しくも
    グロテスクな
    大人のダークファンタジーです。



    いやぁ〜もう、
    クリーチャーたちの造形と
    幻想的な映像美と
    ダークな世界観に
    圧倒されました!


    とにかく
    子供が観るファンタジーではなく、
    インパクト強すぎ!
    (一応R-12やったかな)


    容赦ない残酷描写(グロい)の数々にビビりつつも、
    ラストには
    涙が止まりませんでした…。


    見事なまでの
    現実とファンタジーの融合で、
    不気味で美しい映像は
    アカデミー賞を受賞したのも頷ける
    さすがの出来!


    今まで映画が好きで良かったと思わせる
    完成度の高さでした。




    生きる道を閉ざされた少女が見つけた
    もう一つの世界。


    やりきれないリアルな現実の中で、
    藁をもすがる思いで
    微かな希望への道をひた走る
    健気な少女の姿に、
    なんとも胸が締め付けられます…。


    いろんな捉え方のできる
    ラストは強烈!



    好き嫌いはあるだろうけど
    とにかく吸引力のある、
    個人的には
    近年稀にみる
    素晴らしい作品でした。

  • ダークファンタジーと呼ばれているが本質はオカルト映画。グノーシス主義がその底流にある。この世は地獄で(神も偽物で)、本当の世界は向こう側にある―。それをスペイン内戦の悲惨な世界(この世)、希望溢れる地下世界(あの世)という対比で描いている。その扉を開ける試練を少女は担うが、結局、最後の鍵となったのは彼女自身の死だった…。向こう側の世界への扉は8(=SEX・死)しかない。映画「ナインスゲート」でもそうだったが、だからこそ、西洋人はSEXと死を儀式に使う。キリスト教の裏にはグノーシス主義があり、それをちゃんと分かっているから、彼らはこの映画を最大限に評価した。西洋とはオカルト文化であり、それが色濃く残っているのがスペインなのだ(2つともスペイン映画)。

  • ネットで視聴(英語字幕)

    原題:Pan's Labyrinth

    舞台は、ジョージ・オーウェルが義勇兵として戦い、シモーヌ・ヴェイユやヘミングウェイも参加したスペイン市民戦争が、ファシスト側の勝利に終わった1944年のスペイン。

    山中でゲリラ戦を続ける抵抗勢力の一掃を狙うフランコ政権の軍人ヴィダル( セルジ・ロペス)の冷酷非道ぶりを中心に物語は進む。これだけでは殺伐としすぎて見るに堪えない映画になったと思うが、そうした絶望的な状況のもとで、美少女オフェリア(イバナ・バケーロ)を主人公とする幻想的な童話の世界が巧みに絡み合わされ、緊密な内容の作品となっている。

    ファウヌス(牧羊神パン)や、妖精、恐しい怪物の造形が独特で、映像美に引き込まれる。

    作品は2006年。
    宮崎駿の「千と千尋の神隠し」が2001年。
    冒頭の道祖神みたいな石造に気を惹かれるシーンや、大ガエルとの対決のシーンなどに、ジブリ映画の影響がみられる。

    監督は、「パシフィック・リム」のギレルモ・デル・トロ。鬼才と呼ぶにふさわしい。
    こんな優秀な監督にああいうロボット映画を真剣に作らせるなんて、パシフィック・リムがいかに贅沢なB級映画だったか、改めて思い知らされる。


    ●映画の英語

    ・slumber 眠る、まどろむ

    ファウヌスがオフェリアに怪物を説明する場面で出てくる単語。

    You're going to a very dangerous place, so be careful.
    The things that slumbers there, it is not human.

    ・sumptuous 豪華な

    上に続けて、注意を促す場面に出てくる単語。
    sumptuous feastで「豪勢なごちそう」

    You will see a sumptuous feast, but don't eat or drink anything.
    Absolutely nothing.
    Your life depends on it.

    ・reinforcement 補強、増援隊

    現実世界の戦いの場面。
    パルチザン、フランコ政府軍、ともにこの言葉を使うシーンが出てくる。

  • こんなに子供向けじゃないファンタジーはじめて観た。最後はハッピーエンドだったと信じたい。

  • 少女には、ファンタジーが必要だった。

  • ええっ?というラストだった。
    虫の描写が無理でした。
    あと数分、オフェリアが弟をさらうのが遅かったら…!
    これは幸福だったのか不幸だったのか。
    大尉めちゃめちゃ怖かったです。
    パンがなんかおっかない。
    私がアホなのでママとメルセデスの見分けがつかなくてえ?え?ってなりながら見てました。

  • 子供向けのファンタジー映画だとおもい見てみたら、あまりのグロさにびっくりしました。
    『ありのままの現実は、生きるのにはつらすぎた。しかし、絶望はやがて金色の光に変わるー。』とパッケージに書かれていたので、共感できるかもと思い、そしてアカデミー賞も受賞しているので、面白いだろうと考えたが、なんか違いました。
    あれ?あれ??子供向けじゃない。所々、目を背けたくなったし、実際背けました。
    それと、ヘッドホン視聴だと虫の羽音がとても不愉快です。臨場感あふれる音に(゚д゚lll)

  • 美しい映画。美しく、不気味で、深く切ないけれど救いもある。主人公のOfelia / Ivana Baquero がとてもとても美しくて心を持っていかれた。

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