NATIONAL GEOGRAPHIC (ナショナル ジオグラフィック) 日本版 2008年 03月号 [雑誌]

  • 日経ナショナルジオグラフィック社
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感想・レビュー・書評

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  • 動物の知力

    人間の言葉を話す、仲間をだます、道具を考え出す――。動物たちは、私たちの想像を超えた知力をもっている。科学者が動物と二人三脚で続けてきた数々の研究で、その実力が少しずつ明らかになってきた。
    古代の海を制した  南太平洋の民

    太古の昔、ただ水平線を目指して未知の海を突き進んだ古代ラピタ人。その知られざる世界が、エファテ島での発見により解き明かされようとしている。
    地球の悲鳴
    米国西部を襲う  干ばつの脅威

    豊かな水資源を利用して開拓され、発展を続けてきた米国西部。だが今、深刻な干ばつによって森林が乾燥し、各地で山火事が発生している。
    宇宙を解き明かす  神の素粒子

    宇宙を満たす物質の、いちばんの元になる「素粒子」。存在が予想されていながら、いまだ見つかっていない“神の素粒子”を求めて、フランス・スイス国境の地下で巨大な加速器が動き始めた。
    岐路に立つブータン

    2008年に王室主導で初の民主政体が発足するブータン。伝統とバランスをとりながら、「国民総幸福量」の理念に基づいた近代化を進められるのか。

  • 古本屋に100円で売っていたので南太平洋諸島特集を目当てに購入し、風呂入りながら読む。
    紀元前3万年前まで人類が住む東端はソロモン諸島であった。紀元前1000年頃ラピタ人と呼ばれるPNGに住んでいた民族が東方を目指す。彼らはたった数世紀でフィジー、トンガ、サモアにたどりつきそこから1000年かけて南太平洋の島に散っていった。貿易風と赤道より南側の海流は基本的に西向きで、古代人が東向きの航海できたのはエルニーニョなどのおかげかもしれないという。
    古代人にとってこの大航海は、小さな島を出て、それ以上に小さな島を見つけることしかできない実りの少ない冒険だったのかもしれない。

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