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- / ISBN・EAN: 4907953025875
感想・レビュー・書評
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~❀~✿~見事なミステリーサスペンス~❀~✿~
まんまとこの作品の魅力にハマりました。
悲惨な過去を背負いながらも、歯を喰い縛って生きる
イレーナ(クセニア・ラパポルト)の目的はただひとつ、
それは秘密だよ。
それが観る側にもヒシヒシと伝わり辛いのなんのって・・・。
感動的なのは言葉ではなく常にイレ―ナの視線です。
ラストに語らずもその眼差しが哀しくて、悲しくて、
そして、嬉しくて・・・もう、堪りませんでした。
監督もこの女優もすごい!そして、音楽も最高です。
あ!監督は、「ニュー・シネマ・パラダイス」の
ジュゼッペ・トルナトーレですね。
グッとくるいい作品です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
R-15指定の作品というと日本では比較的バイオレンス適要素で洋画になるとエロティックなシーンを想像するが、最近の洋画のアクション映画はアクションの要素よりも人を殺す際の生々しさですべてR-15指定にしても構わないのではないかと思う。結構えぐい作品が多い。
この作品はイタリア映画のサスペンスミステリーのジャンルに入るものだが、R-15に指定されるだけあって暗い生い立ちがかなり官能的な描写になっている。
「題名のない子守唄」
https://www.youtube.com/watch?v=cHam4Lo33HI&list=PL2WfSKrNj8uAGbrxNhlq1KRFvAuON_wAF
監督が「ニューシネマパラダイス」「海の上のピアニスト」「マレーナ」のジュゼッペ・トルナトーレというだけで選んだ作品なのだが、やはりこの監督の作品はすいですね。
途中途中で、主人公のイレーナのことばかり考えてしまう。彼女の最後に待っているものは結局は絶望と孤独しか残らないのだろうと思っていた。どんなに頑張っても愛情をかけても彼女は何一つ報われるはずがない。そして孤独なまま最後を迎える……ラスト……いいなぁ~。
本当の親子ではないのかもしれないけれど、本当の親子以上に思えた。 -
哀しい生き様と音楽と効果音。
辛い過去を背負った女を描くサスペンス。
マレーナやニューシネマパラダイスの監督、というのがどうしても先入観としてありますが、
そのような陽気さはなく、北イタリアが舞台ということもあって、全体に陰鬱です。
フラッシュバックで入る、辛い過去、激しい効果音もあいまって、
中盤まではただただ重苦しく感じられました。
ただ、音楽の使い方や影像の入れ方などはうまく、主人公の謎めいた雰囲気もあって、
退屈するようなことはないかも。
ストーリーは設定が極端すぎる気もしましたが、終盤にかけての盛り上がりは見事で、
主役の哀しい人生には、ただただ、、、。
この監督がサスペンス向きとは思いませんが、またいい映画を作ってくれそうで、次回作にも期待を持たせてくれる作品でした。 -
とある師匠にオススメされました 1人で見た方が良い作品かもです
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過去に訳ありの出稼ぎのおばさんが、家政婦先の子供に最初は反発されながらも徐々に打ち解けていく、というハートウォーミングな話かと思って観ていたのに、まったくそんなほんわかした雰囲気にならず、むしろ終盤までひたすら緊張感に満ちた話だった。彼女の行動の動機は、まあそうなのかな?と割りと早い段階でわかるんだけど、ラストで真実がわかった時には残酷な現実に「えぇぇ」となってしまった。うすら寒そうな灰色の街の現在の合間に、明るい陽光の中の幸せな過去の記憶が時折挿入されて、彼女がどんなにその過去に希望を繋いでいたかがよくわかる。こんなに過酷な生き方の果てのあの結末ではあるものの、どうか救われてほしい。
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すごく心と子宮が痛くなる映画だった
目を覆いたくなる過去の記憶のフラッシュバックと主人公の彼女の謎の行動が交互で進むストーリー
主人公が登場してから、音楽がずっと不穏な曲調で、いったい彼女は何をしているのか疑いながら映画を見ていかねばならないのは、心が重苦しくてツラかった
彼女の目的が解っても、心は解放されるどころか、さらに悲しさで心が重くなった -
どうしようもなく抜け出せない過去というか、大嫌いなのに気付いたら辿ってしまっている道というか。
そういうモノを解こうとして、足掻いてもがいて空回り。
それでも自分で解き開いた先には救いがあるはず。
それはきっと、自分以外の誰か他人なはず。 -
監督 ジュゼッペ・トルナトーレ
音楽 エンニオ・モリコーネ
クセニア・ラパポルト ミケーレ・プラチド クラウディア・ジェリーニ
過去への贖罪。過去からの逃避行。未来への希望。
音楽が相変わらず素晴らしい。 -
重い話でした。早く子供から離れなさいよと何度も思いました。
彼女らの未来が幸多いことを祈ります。 -
最初のシーンはとにかくびっくり。
下着姿に仮面を被った人がファッションショーのように次々とでてくる。
あれが人身売買だったことをあとで知りました
全体的に暗い雰囲気。
私には理解できなくて不思議なシーンが所々ありました。 -
予想していた話と全然違っていたので兎に角吃驚した。こんな映画も作るんですね、この監督さん。
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誰にでも大なり小なり心の闇はあるけれど、
主人公イリーナの過去は壮絶で女性として悲しすぎる…。
悲惨な映像が目に焼き付いた分、
ラストのテアとの再会は感動的で涙モノでした♪
No.5 / 2o11 -
あの娘は、母親が亡くなった詳しい経緯を知っていてるのだろうか…
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雰囲気、内容どちらも重い映画だと思う
「あれ、あのシーンのあれどういう意味なの?」
というところも多々。
後半に進み謎が解き明かされていって、最後の落ちにこっちまで落ち込む。 -
恐ろしい。二度とこんな映画見たくない。音楽は良かった。
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凄く重い話。凄まじい人生だ。人身売買のために子供を産まされていた女性の話。