羅生門 [DVD]

  • 366人登録
  • 3.73評価
    • (48)
    • (77)
    • (82)
    • (5)
    • (5)
  • 85レビュー
監督 : 黒澤明 
出演 : 三船敏郎  京マチ子  志村喬  森雅之  千秋実 
  • 角川エンタテインメント (2008年5月23日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988111285195

羅生門 [DVD]の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • ‥こういうはなしだったのね、『羅生門』@世界の黒澤明。
    ぐいぐいひきこまれた88分間でした。あと2回くらい観たいな。そして自分なりに纏めたい。まだ纏まってない。人間って意地汚くて弱くて恐ろしくて、なんてどうしようもないいきものなんだろう、って自分をなぞりながらも思わされるけど、それでも信じるに値するんじゃないかっていうラストの光。ほんっとにちっちゃい光。
    『天国と地獄』もおもしろいよ。

  • 『この羅生門の鬼でさえ、人間の恐ろしさに逃げ出したと言われてるんだ!』
    でも人間、捨てたものではないよね。

    ゴダールが影響を受けた映画の一つだという事で観てみました。
    言われてみれば納得。
    脚本も撮影方法も通じる部分があるように感じます。
    両監督の映画をもっと観てみようと思います。

  • 人間の弱さや虚栄心を描いている名作。「藪の中」のスタイルは、様々な作品で見られるスタイルのひとつになってしまっているけど、数回に渡って視点を変えた物語を視覚的に追う流れや、死者の言葉の登場など、娯楽性とヒューマニズムが見事に合致している。

  • 完全なる愚痴+まだ観てない方への忠告です。

    黒澤作品は東宝がほとんどなのだけど、大映や松竹等、
    他の配給会社の作品も若干あって、この『羅生門』は大映。
    歴史的意義や価値が非常に高い映画。

    以前も書いたけど、黒澤作品の音声は聴き取りづらかったりする。
    東宝のDVDは字幕を選択できるけど、大映のにはついてない!!!
    ここがまずひとつの問題。

    この『羅生門』のDVDは作品も古いけど、リマスターされてないので音声がひどい!!!
    セリフ、何言ってるか3~4割わからない。
    あと、すごいノイズが入ってる。これにびっくりした。
    映像は別として、音声は素人でもわかるぐらいの、けっこうキツいレベル。
    なので、もしまだ観てない方で今後観たい方には、
    数年前に出たデジタル完全版(要は修復&リマスター版)のDVDorBDを強くお薦めします。
    僕ももう一回見直したい・・・。

    さてそのデジタル完全版、よく利用するTSUTAYAには置いてません・・・。
    ここが次の怒れる点。
    TSUTAYAは店舗によって全然違うけど、
    良いところもあれば無能なところもものすごくあって、不満だらけ。

    ここからBSやスカパー等含むペイチャンネルの話。
    BSプレミアムだと、現行放送はもちろんデジタル完全版です。
    たぶん他のとこもそうでしょう。

    だからもうね、映画をたくさん観る人はTSUTAYAディスカスにするか
    有料チャンネルを利用した方が良いような気がしてきました。
    本当はオンデマンドでなんでも選択できるようになったら良いんだけど、
    現状だと本数が少なすぎる・・・。


    『羅生門』の内容について。
    『JSA』で「羅生門スタイル」のことを知ったので鑑賞。
    あと、丁度ここしばらく黒澤映画を観てたので。
    やっぱりパク・チャヌクも黒澤大好きだよねえ。
    (日本に来た時に『天国と地獄』のポスターを買ったらしいw)

    「羅生門スタイル」(英:Rashomon effect)、
    小説だと昔からある「信頼できない語り手」ってやつですよね。
    『ユージュアル・サスペクツ』なんかもそうでした。
    だから『羅生門』はジャンルとしてはミステリー映画。
    黒澤作品の面白いとこは、ミステリーがあったり
    『蜘蛛巣城』のようにサスペンス/ホラーな作品があったりする点。
    色々混ざってる。
    この作品のミステリー要素は、最終的にヒューマン要素を引き出す手段になるのだけど。
    あとは橋本忍さんの功績もデカいと思います。

    話そのものはそこまでグッときませんでした。
    むしろ撮り方の方が面白い。
    序盤の、志村喬が藪の中をずんずん歩いていくシーンだけで
    めちゃくちゃ面白い。何カット撮ってんだよ(笑)。



    なぜBSやスカパー、VODやTSUTAYAディスカスの話をしたかというと、
    最近、うちの地区にようやく光ケーブルが来たので引いたんです。
    (一人暮らしの人はネット接続すら要らんと思う。スマホとテザリング機能とノートPCがあれば充分じゃないか?)
    でもう、工事前からNTTの「委託」業者の違反電話勧誘やら、
    プロバイダのクソみたいな対応やら、
    工事後もNTTの「委託」業者の勧誘やら(もう工事したっちゅうの!)
    ぷららの「ひかりTV入りませんかー?」やら・・・

    もう、いい加減全員うざい・・・
    地デジ化もスマホもそうだけど、全部半分詐欺みたいなもんじゃないか・・・
    詐欺っちゅうか、錬金術でしょあれ・・・
    あれがいいですよーこれがいいですよー、言うて・・・。

    というわけで、ここ一月ぐらい羅生門の志村喬状態になってしまいました。
    完全に人間不信になります。
    あいつらの営業に仁義をひとつも感じない。

  • 芥川龍之介の短編小説「藪の中」に黒澤流の味付けを加えた本作。
    四人目の証言、木こりの話を加えることで、原作よりも解りやすくなっているように思う。
    ラストの赤ん坊のエピソードなんかは、いかにも黒澤先生らしい。

    芥川×黒澤という天才同士のコラボだけあって、ただただ「さすがだな」と唸りたくなる。
    作品の内容云々よりも、ふたりの才能の凄さをみせつけられたって感じです。

    すごい作品だな。

    (1950年 日本)

  • 美しい。映像美である。
    殺人について登場人物が独白していくのだが、結局は謎は藪の中。
    話が単調なので、飽きてしまう人もいるも。

  • 結局、誰の話が本当なのかわからない。
    ストーリー展開からすると、杣売り(志村喬)の話が真実のように思えるが、彼も「短刀」を盗んでおり、自分に都合の良い話をでっち上げている可能性がある。事件の当事者三名もこれまた同様、三者三様の美談を謳っている。
    事件の真相は文字どおり"藪の中"である(本作の基となった原作小説タイトル)。
    ラストはいささか都合が良過ぎる気がするが、あぁでもしないと映画としては成り立たないか。

    モノクロフィルムを活かした、光と影の対比が印象的。この作品のミステリーにさらに深みを与えている。
    三船敏郎が若い。正直そんなに演技は上手くないが、やはりスター、雰囲気はある。
    京マチ子の悪女はやっぱりハマる。でも、少し張り切り過ぎ?
    志村喬、千秋実は別格。

  • 「信じられない」これは人間の逃れることのできない心理なんじゃないだろうか。
    ストーリーを観てきて、ラストの彼のことをどれだけの人が信じることができるのだろうか?あの僧侶だって信じたからこそ託したのだろうか?そんなはずではないと感じてしまうのは自分が荒んでいるからなのか、冷たい人間なのか考えてしまった。
    白黒の映像が美しいと感じた。木洩れ日の射し込んだ「事件」の起こる舞台の光の美しさに圧倒された。

  • 笑い声が頭に残ってる人間て汚い昔から

  • 2012.Jan.9

    七人の侍で黒澤映画の面白さにやっと気付き、二作目は「羅生門」。
    芥川の原作はかなり以前に読んだ事あるが、こんな話だったかなと思った。
    あとで調べると、「羅生門」の設定に「薮の中」という別の短編を混ぜているようでした。

    多襄丸:三船敏郎
    →「七人の侍」に続き、粗暴な役柄。年代順でいうと「羅生門」の方が先だが。やはり魅力的。
    金沢武弘:森雅之
    →三船敏郎が出てしまうと、他の俳優がどうしても霞んでしまう…。
    真砂:京マチ子
    →各回想シーンで様々な演技を見せ、杣売りver.の演技は圧巻!
    杣(そま)売り:志村喬
    →「七人の侍」を観たあとだったので、同じ俳優に全く見えず!
    旅法師:千秋実
    →「七人の侍」には出てなかったがこの方も黒澤映画常連らしい。演技うまくない?と思ったけどこういう演技なのかも

    事件の当事者それぞれが自分の都合のいいように成り行きを話し、事件の真相がわからない。外から偶然見ていたものの話を聞くと、それぞれが愚かで浅はかであることがわかる、というお話。

    …だったんだそうだが、wikiで見てこういう話しだったんだと思ってしまった汗
    やっぱりすぐ見るもんじゃないな、解説とかは

    「自分の都合のいいように」というところに重点を置いているというより、杣売りも含め、「一つしかないような現実(真実)も他の人から見る(考える)と全く変わってみえる」ということかなと思ってた。

    それはそれとして、原作があるにしてもなかなか衝撃的というか今でも新しく感じられる話だった。
    詳しい事はわからないけど、カメラワークとかすごいんじゃないかなと思った(どこのどれとかはわからない)

全85件中 1 - 10件を表示

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

外部サイトの商品情報・レビュー

羅生門 [DVD]を本棚に「観たい」で登録しているひと

羅生門 [DVD]を本棚に「観終わった」で登録しているひと

ツイートする