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- / ISBN・EAN: 4988126205683
感想・レビュー・書評
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のんびりした映画。海外の文芸作品の映画化はどれもこんな感じ。西洋と東洋の対比も恋愛モノとしても弱い。蚕を輸送する話なので仕方ないが日本の情景が冬のみで、ちょっともったいない。
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たまには外国人が描く似非日本&ご都合主義映画にツッコミを入れるのも面白そうという趣旨で選んだ作品。
遠距離恋愛中の人が見るべきでない映画ベスト3に入りそうです。
ラストで、何もかも全てを見抜いていてなお夫の幸せを願ったエレーヌの愛は深いなぁ、と・・・それだけが心に染み入りました。女性とはこうあるべきなのでせうか?
役所広司は格好いいし、キーラナイトレイも最初は微妙だったけど、段々はまっていった。芦名星も公開当初騒がれただけはある、、のかな。映像美も音楽も素晴らしいです。観て後悔はしていません。
【ストーリー】
舞台は19世紀フランス。青年エルヴェは製糸業を営むおじのすすめで軍を退職し、アフリカへ蚕卵の買い付けに出立する。
危険な旅を終えて、無事卵を手に入れたエルヴェは、巨大な富を手に入れ愛しい彼女エレーヌと結婚、広大な庭を持つ家も手に入れた。しかし、買い付けた蚕は流行病にやられてしまっていた。妻との幸せな生活をおくるエルヴェに命じられたのは、日本への蚕を手に入れる旅だった。
過酷な旅を続け、日本についたエルヴェ。無事蚕卵を買い付けてフランスに戻ったが、そのとき出会った美貌の女性のことが忘れられない。
エルヴェの妻エレーヌは子供を望んでいたが、なかなか子供はできなかった。同時に、エレーヌは広大な庭を美しい庭園にする夢を持っており、エルヴェの提案でそれを実現させる。そんな中、エルヴェは再度の日本行きを決意する・・・。
【日本語字幕】あり -
これは日本人的に妙な感覚に襲われる映画かも。
なんだか日本映画を外国人が演じているような、
しかし日本人的にはちょっと考えられない
設定があったり。
フランスの日本趣味物語を知日派外国人が
作るとこうなるんですね。。。
たぶん外国人が見る分には変な中国が
混ざっていない「日本」が正しく?
伝わって良いように思います。
でもやっぱり日本人が見ると
感覚に馴染みがありすぎて逆に不思議。
たぶん坂本龍一の音楽のせいも
あるのかもしれませんねぇ。 -
待つ女性というとても共感できる部分が多かったですが、ただちょっと画像としてはキレイですが、話が分かりにくい部分もあるかなーと思います。
中谷美紀さん、綺麗ですねー。
イメージ、あってましたね。 -
製作国、カナダ、フランス、イタリア、イギリス、日本
主演はアメリカ人。ヒロインはイギリス人と日本人。助演は日本人
原作はイタリア人 監督はカナダ人
主人公の母国はフランスなのに、しゃべってるのは英語
一覧すると、なんだかよくわからない多国籍映画?
だけど、おもいっきり<フランス映画>だと思って観てた(笑)
母国で待つ最愛の妻と、世界の果て「日本」の女を愛してしまった若き貿易商人の純愛の物語
スエズ運河が開通する前、日本がちょうど幕末で明治維新の反乱期であったため、ヨーロッパから日本へと渡るとなると貿易というより冒険だったんだなーと知ることができる。一応、歴史映画でもあるのかな
日本人の扱いは、だいたいラストサムライと同じカンジだと思った。たぶん、ちゃんと日本を描いている方だと思う
幼な妻を中年おやじが膝まくら?ってビックリしたけど、西洋人の視点で見る日本なのかなと思って目をつむることにする(笑)
フランス在住の元日本人の女性、中谷美紀の存在がすごく良いカンジだと思った -
キレイな風景で終始静かに進んでいく物語。意図するところが見えず困惑。で、何?
これがイイと思う方も同然いらっしゃるでしょう。
でも自分には理解出来なかった。残念。
たぶんこれを理解するには、まだ愛が足りないのかも・・・ -
健気な百合の花が切なく映る
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静かな雰囲気が良かった。
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出てる人も映像も綺麗。まあ、それだけ。