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- / ISBN・EAN: 4534530024909
感想・レビュー・書評
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シキが織なのか式なのかさえわからない……ってか、“わからない”ばっかりだ。世界観や設定はいまいち掴みきれてない。先は気になるけど、面白いかどうかは分からない。3本観終わってるのに……。
原作読んでみた方がいいのかな? -
最初なにがなんなのかよくわからない感があったけど戦闘のところとか良かった。
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ふじのーん!
映像特典の映画マナーCMにものじ版凛と桜が出て来たw -
もっとエロ描写!くれ!!!
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ますます面白くなる。
ストーリーは単品で見てもきっと面白い。もちろん原作を知っている人には言うまでもなく。
『面白い』よりも『魅せられる』感じかな。
これは原作を活かす映像版です。
次も楽しみ。 -
第3章でさらに物語の様子がわかってきた感じ。ラストの藤乃のシーンは切なかった
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幹也「いいかい、傷は耐えるものじゃない。痛みは訴えるものなんだよ」
痛み、怒り、不安についての無意識的抑圧を物語化したかのような第三章だった。藤乃は、人間の体を捻じ曲げる能力を持っていた。能力を封じ込める為、痛みなどの感情を一切関知しない体にさせられる。成長した藤乃が暴漢に襲われる。散々暴行虐待を受けても、藤乃は一切無反応。死の恐怖を意識した瞬間、封印されていた能力も開放された。痛みの感覚を取り戻した藤乃は、痛みを感じつつ、人を殺していく。
式「万物には全てほころびがある。人間は言うに及ばず、大気にも、意志にも、時間にだってだ。俺の眼はね、ものの死が見えるんだ。お前と同じ特別製でさ。だから、生きているのなら、神様だって殺してみせる」
藤乃「私を殺すの? どうして殺すの? 私はただ、傷が痛むから殺していただけなのに」
式「そんなのは嘘だ。それならどうして、お前は笑ってるんだ? あの時も、そして今も、どうしてそんなに楽しそうなんだ? 結局お前は楽しんでるんだよ。人を傷つけるのがたまらなく好きなのさ。だからその痛みも永遠に消えない」
藤乃「それが答え?」
式「言ったろ。俺とお前は似たもの同士だって」
ちょうど腰痛の本を読んでいたから、この物語は、無意識の抑圧と脳の防衛機構を語る象徴的物語だと思えた。怒りや恐怖の感情が、脳の中で表に出てこないように抑圧される。恐怖や怒りの感情が、体にあるはずのない傷みを作り出す。痛むから仕事ができない。人生が辛くなる。そうではない。痛みを感じている自分が楽しいから、痛みが続く。逆説の逆説。 -
『―はい。とても・・・・・・とても痛いです。わたし、泣いてしまいそうで――』
第三章:痛覚残留