ラヴ・パレード [DVD]

監督 : エルンスト・ルビッチ 
出演 : モーリス・シュヴァリエ  ジャネット・マクドナルド  ルピノ・レーン  リリアン・ロス 
  • ジュネス企画
3.50
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本棚登録 : 14
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988182110426

感想・レビュー・書評

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  • 軽くて楽しいラブコメディ風なのだけど、この映画のモーリス・シュヴァリエのとる態度はなんかムカつく。
    いつものシュヴァリエなんだけどね…。ラストも納得いかない。
    フェミニスト大怒り映画だと思う。

  • 流れるようなミュージカルに目を奪われる。なんといっても、展開が見事。口ずさむセリフ歌も浮いておらず、陽気で楽しい。これぞ、ルビッチタッチ。

    ラストは、おもわずうなります。うまい!

    【ストーリー】
     ヨーロッパ、仮想王国シルヴァニアは女王様のルイズ殿下が治め て、国富み民豊かで平和を謳歌していた。しかし、内閣大臣諸公は女王様が未だに独身であることに心痛していた。
     ある時、シルヴァニアからパリに派遣されていた伯爵アルフレッドが女のことで味噌をつけて帰国した。伯爵のパリ行状記の詳細な報告を手にした女王様は、伯爵を召して彼がどんな風にロメオの役を射とめたかを物語らしめた。
     ところが、話にひどくみが入って女王様自身が伯爵の恋物語の相手役を演じ出した。その様を見た大臣達は女王様が結婚されるようになればいいと念じたのである。
     女王様と伯爵との恋模様が熱度を加えると、伯爵の侍者ジャックと女王様の腰元ルルとを恋に陥らしめた。かくて伯爵は女王様の婿君となったが、やがて伯爵は女王様の婿君という役割に嫌気を感じ始めた。
     事毎に伯爵は妻である女王様の命令に服従しなければならなかったのだ。ある晩彼は、オペラの初日の晩に見物に行くようにという命令を受けたが彼は拒絶した。で女王様は一人で出掛けた。
     ところが、伯爵は後からやって来て今晩までは言う事を聞くが明日の朝パリに向かって出立し、パリで離婚が出来るようにすると言明した。
     そして彼が一人の踊り子にひどく熱心に見入っているのを女王様は嫉妬しないではいられなかった。その夜晩く伯爵は旅行の支度に取りかかった。女王様は行かないでくれと頼んだが伯爵はひどく冷淡だった。女王様は到頭宮殿に留ってくれるなら伯爵が王位に即くことが出来るようにすることを誓った。
     伯爵は王としてシルヴァニアを、夫として女王様を統治することが出来るようになったので、もともと女王様を愛している彼は喜んでパリ行をやめた。かくてシルヴァニアは女王様と共に王様をも持つこととなったのである。
     「レビューのパリっ子」に次ぐモーリス・シュヴァリエ氏主演映画で、ジュールス・チャンセル氏とレオン・ザンロフ氏合作の舞台劇に基いてガイ・ボルトン氏が喜歌劇に脚色したものを、エルネスト・ヴァイダ氏が脚本化し、「思い出」「禁断の楽園」のエルンスト・ルビッチ氏が監督したもの。
     助演者は「放浪の王者(1930)」のジャネット・マクドナルド嬢を始めとして「素晴らしいかな人生」のルピノ・レーン氏「ハニー」のリリアン・ロス嬢で、その他ライオネル・ベルモア氏、ユージーン・パレット氏、カールトン・ストックデール氏、エドガー・ノートン氏、ヴァージニア・ブルース嬢、マーガレット・フィーリー嬢等も出演している。
     キャメラは「アイスクリーム艦隊」「テキサス無宿」のヴィクター・ミルナー氏で、この映画の歌詞はクリフォード・グレイ氏が新たに書き下ろし、ヴィクター・シェルツィンゲル氏が作曲した。

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