ベティ・ペイジ [DVD]

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監督 : メアリー・ハロン 
出演 : サラ・ポールソン  リリ・テイラー  カーラ・セイモア  ノーマン・リーダス  ジャレッド・ハリス 
  • ジェネオン エンタテインメント (2008年5月23日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988102505530

ベティ・ペイジ [DVD]の感想・レビュー・書評

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  • 罪を犯して服を着た
    artとbusinessとerosの境目
    需要と供給

  • THE NOTORIOUS BETTIE PAGE
    2006年 アメリカ
    監督:メアリー・ハロン
    出演:グレッチェン・モル/クリス・バウアー/ジャレッド・ハリス/サラ・ポールソン

    ベティ・ペイジというと、セクシーなボンテージファッションのピンナップのイメージが真っ先に浮かびますが、映画の中で描かれている彼女は、とても無邪気で無垢で天真爛漫で、今なら「天然」としか形容しようのない可愛らしいキャラクターでした。簡単に人を信じちゃうし、カメラの前で脱ぐことにもさほど抵抗を感じておらず、それでいて敬虔なクリスチャンというこの矛盾。

    今でこそ普通の人が日常的に「SかMか」なんて軽々しく口にする時代になりましたが、1950年代のアメリカでは、ノーマルな一般人の間でボンテージファッション=SMに対する知識もなかったようで、ゆえにベティも先入観なく「ちょっと変わった水着」くらいの認識しかしていません。自分にそういう性癖がない人間にとっては、それで歓ぶ人間がいるってことさえ想像がつかないわけで、そのギャップが逆に新鮮でした。

    ベティ役のグレッチェン・モルは、ナイスバディで可愛いので、同性から見ても十分目の保養になります。
    (2008.04.25)

  • 05年。監督が女性だからか悲壮感ないしヌードもキレイでエロは無し。白黒のNY、50'sピンナップ色のマイアミ等々凝りまくった映像が美しい。

  • 2014.09.04 鑑賞

  • 今度はちゃんと観よう。

  • Who is Bettie Page?

  • こうゆう世界好きなんですよ。

  • 白いレースの飾りがついた赤いコルセットを纏うベティ・ペイジが、ピンヒールを履いた脚でよたよたと、魂のぬけたような舞を披露する動画を、以前に観たことがある。壮絶だったらしい人生とそぐわない不可思議なダンスに、虚をつかれたというかなんというか、いかんともしがたい感情を抱いた。そしてそれをもてあました。明るいとか無邪気だとか天真爛漫だとか、そういう前向きななにかではない、気の遠くなるような空虚が彼女を覆っている。哀れを感じたし、恐ろしいとすら思った。手をひらひらさせ腰をくねらせるベティ・ペイジは、なんだか白痴っぽく、そのせいでぞっとするほどもの悲しい。忙しく動くファニーフェイスは、一見表情豊かだけれど、筋肉がこわばり、笑顔をときおり歪みにみせる。あるいはもともと歪んでいるのかもしれない。といっても、暗さや退廃もまたそこにはなかった。わざとらしくぎこちない動きは、踊っているのかよろけているのか微妙なラインだし、おおげさにつくった顔は、やる気がなさそうにも無駄にがんばっているようにもみえる。でもどちらにしろ、わたしが観た実際のベティ・ペイジは、果てしなくからっぽだった。「The Notorious Bettie Pageー ベティ・ペイジ」は、それを忠実に再現している。映画のなかの彼女も、ただただ果てしなくからっぽだ。

    ベティ・ペイジは、眉のうえで切りそろえられた前髪が特徴的な、グラマラスで陽気なピンナップガール。1950年代の数年間、モデルとして活躍し、伝説のピンナップガール、裏マリリン・モンローともいわれた。ボンテージを身につけ、鞭をふるうなど、フェチ的な撮影の被写体になることが多く、コルセットに網タイツ、ピンヒール、または編み上げブーツなど、SMを想起させる衣装で、当時としては過激だったろうポーズをとった。ロープで縛られていたり、拘束具をつけられていたり、ギャグボールをかまされいる写真もある。今でいえば着エロみたいなものだろうか。いやもっとあからさまなポルノか。でもベティのからっぽさゆえか、そこに淫靡さはない。鮮やかなローズレッドの口紅、片側の眉と口角をあげてつくるコミカル表情。ボンデージも健康的に着こなす彼女は、アンダーグラウンドの世界ではナンバーワンの人気を誇る。モデルとして活動していたのはわずかな期間(1948年から1955までの7年間)だけれど、1970年代にもリバイバルブームが起こり、ふたたび脚光を浴びた。女優を目指していたらしいが、それは叶わない。映画はそんな彼女の半生を描く。ナッシュビルの田舎からニューヨークへ出て、やがて束の間の脚光を浴び、そして失踪するまでを。始まりは裁判の場面。失踪のきっかけにもなった、ボンテージ写真に関する公判のそれだ。彼女は証人としてそこへ呼ばれる。が、さんざん待たされたあげく、証言台に立つこともなく帰されてしまう。

    ほんとうだかどうだかわらないが、徹底取材して書かれたらしいドキュメント「ザ・リアル・ベティ・ペイジ—伝説のピンナップ・ガールの知られざる真実」のあらすじによれば、失踪後ベティ・ペイジは結婚と離婚を繰り返し、殺人未遂を起こしたり、精神病院に10年間入院していたりもしたという。映画のタイトルも「The Notorious Bettie Page」(悪名高きベティ・ペイジ)だし、当然、失踪後の数奇な運命が描かれているものと思った。でも違う。だから正直、この脚本には拍子抜けしたのだけれど、予想通りではなかったからといって、それが悪いわけではない。観賞後に知ったが、彼女は存命中(今年85歳)であり、ならば半生のどこからどこまでを切り取るかの選択としては、これが妥当だと思う(妥当かどうかはおもしろさとまったく関係ないが)しかし、あまりにも内面描写が少なく、おそらくそれなりにはあったはずの、葛藤やら野心やら情熱やらがほとんど伝わってこない。たしかに彼女は、マドンナみたいな種類の女性とはほど遠いパーソナリティの持ち主だったのだろう。つまり、無一文で田舎から都会に出てきて、なんとしてでも成功してやろうというタイプではなかった。華やかな世界への憧れは強いけれど、戦略は持っていないし、そもそもそういう発想さえない。注目されるのが嬉しくて、もっと注目されたくて、ベティ・ペイジはいろいろなポーズをとった。

    でも彼女はみずから流れに乗ったのだし、流れを作ろうともした。演劇学校へ通ったり、オーディションを受けたり、女優として成功するための努力だってしていた。作品では、演出のせいか脚本のせいか、強い意志もなく流されているだけの人物のようにみえるが、葛藤も情熱も野心も、マドンナほどではないが人並みにあったのだと思う。だが、明確な意志を感じさせる場面は最後のワンシーンしかない。落ち葉舞う林で聖書を朗読するベティ・ペイジ。通りすがりの老人は、かつて一世を風靡した、あのピンナップ・ガールだとすぐに気づく。そしていう「自分を恥じることはない」彼女は答える「恥じてなんかいないわ。アダムとイブも罪を冒して服をきたのよ」本来なら観客はここでカタルシスを感じるのだろう。しかし、それまでの彼女があまりに意志薄弱っぽかったので、この言葉が引き立たず、重要なラストシーンもすっと流れてしまう。やはり脚本というより、演出が悪い気がする。前半にさし挿まれるレイプシーンも、そのあとの展開にそれが少しも影響を与えていないようで不自然だ。わざとなのだろうか、画面に映し出されたベティ・ペイジは、一貫して感情が希薄な人物に描かれていた。希薄すぎてあまり人間という感じがしない。動画でも確かにそんな印象をもった。けれど、それがそのままの彼女だとは思えない。むしろ激情にかられて流転する人生だったのではないか。

    85歳のベティ・ペイジはこの作品を観て、レイプはされていない、主演女優(グレッチェン・モル)の体格が良すぎると憤慨していたらしい。また「映画に出るためにマリリン・モンローは映画会社の重役と寝たというけれど、もしわたしが彼らと寝ていたら、40年代のスターになっていたはず」ともいっていたそうだ。このインタビューの断片だけでも、その意思の強さがうかがえるだろう。

  • でぇーっ、なんじゃそのオチ。

  • 実在した人物を描いた作品としてはちょっと物足りなさもある。

    敬虔なクリスチャンで、だからこそ自分が持っているもので、人が喜ぶことをしたいというまっすぐさと天真爛漫な彼女の性格はとてもクリアに描かれていたと思う。

    まぁ実在した人物を描いたので、仕方のないけれど、モデル時代はあんなに生きがいをもって、ヌードになったりピンナップガールをやっていたのにもかかわらず、社会でバッシングを受けたとたん、自らを反省し服を来て本当の意味で敬虔なクリスチャンになってしまったのはすこし残念な結末。

    どうせなら死ぬまで裏でピンナップガールをやって、一部のマニアを喜ばせてあげたほしかった。

    でも、50年代のおしゃれな洋服や下着は、女の子なら見てるだけで楽しいはず。

    ストーリー重視よりはポップで明るいおしゃれ映画でした。

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