おせん (蒼井優、内博貴出演) [DVD]

4.14
  • (6)
  • (4)
  • (4)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 29
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・映画

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 老舗料亭の話。食材やお客に対しての心遣いや気遣い、昔ながらの風習が出てきて和ぽかった。優ちゃんの着物姿を見るのも楽しかったし、料理がおいしそうだった♪

  • 1話と2話をみた・・・
    蒼井優の 女将 おせん がどんな風になるのか?
    楽しみだった。

    食べ物系は こだわりがあり こだわりによって
    物語の構成力がかなり違ってくる。

    老舗 一升庵のおせん(蒼井優)は・・・
    母親(由紀さおり)から受け継いで・・女将をしている。
    和服姿で・・ちょっとふわーとした感じの演技。
    お酒が好きで、いつも二日酔い・・。
    『わっち』という言葉はどこの方言なんだろう。

    『おいしい』ということがわかる女将
    おもてなし とは何か を心得ている。
    陶器に造詣が深い・・・風流というものへのセンスもある。

    風呂吹き大根
    煮干からのだしのとり方
    を クローズアップする。
    『すてる』ということをもったいない・・・
    という視点での料理。

    ヨシ夫(内博貴)・・・・
    現代風の男子。
    給料5万円というところに こだわる。
    現代でも通じる伝統的な 日本の本物の味を追いかける。

    ヨシ夫は料理をつくる基本ができていない。
    大根を切るときに指輪をしていた・・・
    タバコをすう・・・
    お茶の入れ方を知らない。
    我慢ということができない
    不満をすぐに口に出す。
    しかし、味 にこだわりがある。
    ヨシ夫を軸にしながら 対比としてのおせんと板長(杉本哲太)のこだわりが
    映し出されていく・・・

    ヨシ夫が言うスローフードを 
    おせんは豆腐と聞き間違えるところがいいが・・・
    ヨシ夫自身 スローフードの意味がわかっていない。

    片桐はいりのスピードクッキング・・・
    1分でも早く 時間を大切にして料理。
    そのため、電子レンジ フードプロセッサーを駆使する。
    片桐はいりとおせんが 料理対決するが・・。
    残り物の料理・・・ふーむ。
    そこにもこだわりがあり、楽しめるが・・
    もっと、対決のテーマがあるのだろうに。

    味噌のこだわり・・・
    大豆を選び抜くということが・・・
    ヨシ夫の先輩の 味噌を通じて 日本の伝統的な食を
    理解しようとする。
    おせんの味噌汁の作り方が よかったなぁ。

    ヨシ夫の先輩は妻に言う
    『わけることではなく 分かち合うことだ。』

    2話しかみていないが・・
    きちっと こだわる部分が楽しめる。
    ちがった 蒼井優 がみれる。

    ヨシ夫の成長していく姿を描こうとするのであるが・・
    素材的に ちょっと無理なキャラクターでもありそうである。
    もう一方で おせんという 女将の成長の物語でもあるが、
    もうかなり出来上がった人格になっているので
    天然ボケだったり 電子レンジの使い方もしらないという
    設定でもあるが・・・。
    先代の女将 千代(由紀さおり)が 人の見る眼がある
    という カリスマ的な存在。
    この 二人の成長ドラマ が どう描けるのか?
    というのがポイントであるが・・・
    ヨシ夫の成長限界があって、先が見えているような気がする。

    留吉が 向井理 だったんだ。目立たない。

    第壱話 「天然若女将VS電子レンジの女王」 10.3%
    第弐話 「女将バトル!! 地獄の味噌作り」 8.7%
    第参話 「名物とろろ飯の秘密」 9.2%
    第四話 「ヒミツのすき焼き大作戦」 9.5%
    第伍話 「衝撃の手抜きデザート」 9.0%
    第六話 「憧れのハンバーグデート!」 9.6%
    第七話 「おせん、非情のリストラ」 8.4%
    第八話 「ごはんが炊けない! 一升庵エネルギー危機」 8.6%
    第九話 「先発カツブシ王子!おせん暴行退場」7.8%
    最終回 「女将廃業!?一升庵最後のもてなし」10.1%
    Gecko's Cyber Cafeより・・

    視聴率が低いのは
    『高級料亭』が題材のため 女子高校生が見ない
    というだそうだが・・

    日本の食文化 というテーマは 難しいのかもしれないな。

    残りを見た・・・・・。
    ヨシ夫は、やっぱりダメだった。
    ミスキャストでしょうね。
    というより、脚本がよくない。
    ヨシ夫の持つキャラは 女将さんにタメ口をする
    というところから 問題外で 
    ハナについてしょうがない状況だ。

    お茶の淹れ方を知らない ところから始まって
    うまくなるのであるが、
    なぜうまいお茶が淹れれるようになったのか
    重要な過程を省いている。

    本来ならば 途中離脱するところを
    蒼井優の着物と髪型につられて 最後まで見てしまった。
    アホである。
    舞台は東京下町 浅草周辺なんですね。

    3話の名物とろろ飯は 前に働いていた板前さんが、
    見栄えだけを追及して 味に心がこもっていない
    ところに・・・先代の千代が 
    板前を変えたことから 起こった問題なのである。
    おせんの父親は誰か?
    という問題が残されたまま 最後まで明らかにされない
    という ちょっと消化不良にしてしまう。

    4話のすき焼きは、豪快なすき焼きで
    おいしそうだった。すっぽん鍋を使ったところが味噌なのか。
    2号店を作ることができない理由は?
    板前の腕だけでは 本当の料理の味を発揮することができない。
    大泉洋がプランナーで出るが すっきりしている。

    5話は、大工と 建売住宅との対比をするのであるが・・
    坪70万の改装費という お金持ちの話でまとめてしまう。
    職人は 消え去る運命なのだろう。

    6話は お見合いであるが・・・
    小泉孝太郎をつかうが あはは。でおわり。
    ミスキャスト ですな。
    おい。おい。居酒屋でシュウマイかよ・・・
    それで、パンが土産かよ・・・
    突っ込みどころ満載である。

    7話は よその店で 一升庵の板前といって
    料理をすることが 料理長の逆鱗に・・・
    『思い上がっていた』ということなんでしょうね。
    板前の修行の厳しさを どう表現するのか?
    もっと、きちんと突っ込んで欲しい。

    8話 ご飯をうまく炊くには・・・稲わら。
    これは、まともでしたねぇ。

    9話 本枯鰹節と近代的な かつお節。
    半年ほど カビ(カツオブシ菌)を繰り返し生やして
    本当のカツオブシを・・・作る職人気質。
    消え去る運命なのか?

    最終話 一升庵が、借金8000万円を
    毎月の返済を滞りなくしていたが 突然銀行から貸しはがし。
    エンプール社長の画策・・・なのか?
    エンプールの社長は まるで バブルの時のような社長。
    ちょっとちがうよ・・・
    飲食店も経営しているのに 味は無頓着。
    ビジネス論で押し切る。
    その息子は 大根を知らず、
    日本料理に すべてケチャップをかけて食べるという
    離れ業をする。
    そのことに、おせんは味を受け継ぐことをいうが・・
    社長は まったく意に介していない。

    『時代』という言葉が キイワードになっているが、
    この物語は それに対して 消え去っていくもの
    として・・・編集しているのか
    もしくは、どうつなげるべきなのか?
    ということを明らかにできない。

    1話ごとの完結方式であるので、
    どうも話が 伏線があっても 意味を成さない
    脚本の一貫性がないような気がして
    みおわって・・・あれあれ。
    なんと、もったいない ことよ。
    題材が生かされていない・・・
    腕の悪い板前さんの作品だった。

    これでは 日本料理は衰退するなぁ・・・
    と ため息が。

    最終話 エンプールの社長と息子を招待して
    食べる時に 
    息子は 風呂吹き大根に味がないといって、
    自分のかばんから ケチャップを取り出して
    かけて、食べた。
    刺身にも その他の料理にも 全部ケチャップをかけた。

    おせんは ただ 唖然とするだけで
    何も怒りはしなかった。
    ここで、おせんは怒らなければ、
    一体今までのドラマはなんだったのか?
    といいたい・・・。
    そして、父親に 日本の味を受け継いで欲しい
    と淡々と話をするのだった。
    父親も黙認するばかり。

    前回のときに 『かつお丼』に関しても
    社長は無反応だった。
    味に関して興味のない存在として描かれているのか。

    おせん自身は 生まれたときから 味の教育を受け
    味覚に対して 思い入れが強い 女将として描かれている。
    だからこそ 言葉でなくて 
    具体的に指し示すことが必要。
    画竜点睛を欠く とはこのことである。

    このシーンを 日本料理人 健太郎に話をした。
    彼はいった。
    『だべなくていい』といいますね。
    『それまでして食べてもらわなくていい。』

    健太郎は言う
    『刺身に関しても
    ケチャップはないが カルパッチョで、
    マヨネーズを使う場合もある。』
    という話である。

    ケチャップをかけて食べる刺身は、
    一体どんな味をするのだろう。
    日本の食文化は 子供の味覚から崩壊していくのだろう。

  • ごはんが美味しそうなドラマ。それだけじゃない。仕事にたいしての責任や、周りのひとの支え、ふつうの女の子の悩みが感じられる。蒼井優の凝った着物を毎回見るのも楽しい。すごくかわいくてまねしたくなるけど、蒼井優だから似合うんだろなあ

  • 優ちゃんかわいいし、博貴もかわいいし、向井くんかっこいいし、義徳くんも出てきたし、毎週の癒しでした~
    優ちゃんが着ていたお着物もとってもかわゆくて、かやいくてほっこりするドラマでした:)

  • 蒼井優と着物がかわいかった

全5件中 1 - 5件を表示
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×