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- / ISBN・EAN: 4988102497736
感想・レビュー・書評
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2007年公開のアイルランド映画。
ギターを抱えた
ストリートミュージシャンである男と、
チェコからの移民である、
楽器店でピアノを弾くのが大好きな女性が、
ひょんなことから
アイルランドは
ダブリンの街角で出会い、
二人の好きな音楽を通じて
次第に意気投合していきます。
たった一度の大切な出会いと
切ない想いを
歌とともに描いた
本当にリアルな
ラブ・ストーリーです。
自分もバンドをやっていて
音楽は生きるすべてでもあるので、
おそろしいくらい
ツボにハマった映画です(笑)。
主演はアイルランドの実力派バンド、
ザ・フレイムスの
グレン・ハンサードと
チェコ出身の
新鋭のシンガーソングライター、
マルケタ・イルグロヴァ。
監督も同じく
ザ・フレイムスの
元メンバーということで
本当に音楽の使い方が上手い。
二人には役名もなく、
ただの、ある男と女。
ライブ感溢れる
ハンディ・カメラによる映像は、
まるで二人の恋のドキュメントを
覗き観てるかのようです。
(掃除機をペットのように連れて歩く
女の子が可愛い〜)
演出らしい演出は
ないにも等しい作品なのに、
そこに流れる
意志を持った音楽が
観る者を惹き付けて離さない魅力を放っています。
お互い過去のしがらみに囚われていて
お互いの気持ちを
うまく言葉にできないでいる。
そんなもどかしい想いを
音楽に乗せて
自分の気持ちを伝える男。
いやぁ〜
なんともロマンチックです(>_<)
二人が歌った主題歌
『Folling Slowly』は
第80回アカデミー賞歌曲賞を受賞しました。
素朴で、
決してドラマチックな恋ではないけど、
それだけに
観る人すべてが
自分自身を投影して
いろんなことを感じられる作品だと思います。
切なくて
じんわりあったかい、
自信を持ってオススメできる良作です。
音楽好きなら、
または
恋したい人必見です♪-
andesapresriam12さん、
大変遅くなりましたがコメントありがとうざいました!
年明け早々から休みがとれないくらい仕...
andesapresriam12さん、
大変遅くなりましたがコメントありがとうざいました!
年明け早々から休みがとれないくらい仕事が多忙で
やっと落ち着いたと思いきや、
溜まった疲れからか
人生初のインフルエンザにかかってしまい、
今、自宅療養中です(^^;)
あっ、自分もまったく前情報ナシで
見たので
当時かなり斬新に感じたし、
その音楽の素晴らしさにすっかりハマってしまいましたよ(笑)(^^;)
その後、お仕事の方は落ち着きましたか?
「ビフォア・ミッドナイト」って
もしや、あの「ビフォア」シリーズの続編ですか?
良かったらまた
感想教えてくださいね~(^o^)
2014/02/27 -
円軌道の外さんへ
お久しぶりです!
2月27日にコメントされていたのを先ほど気づきました。返事が遅くなってすみませんm(__)m
...円軌道の外さんへ
お久しぶりです!
2月27日にコメントされていたのを先ほど気づきました。返事が遅くなってすみませんm(__)m
インフルエンザにかかられて大変だったんですね(>_<)円軌道の外さんもお仕事大変そうですね(+_+)
私の方は仕事は忙しかったり、落ち着いたりを繰り返しているのですが、最近は資格を取ろうと思って通信教育をうけているので、そっちの方でも忙しい状態です。
「ビフォア・ミッドナイト」、映画館で見ましたが良かったですよ!まだご覧になっていないようでしたら、前情報なしで見た方がよいと思います!相変わらずのしゃべりまくりの映画ですがパート1、2とは見終わったときの印象が大分違いました。第4弾も9年後にありそうな終わり方でした。エリック・ロメール監督の映画が好きなので、同じようにしゃべりまくるこのシリーズ気に入っています。円軌道の外さんもご覧になりましたら是非感想を聞かせてください!2014/04/26 -
andesapresriam12さん、
ホンマ遅くなってすいません!
andesapresriam12さんは
資格の勉強はかど...
andesapresriam12さん、
ホンマ遅くなってすいません!
andesapresriam12さんは
資格の勉強はかどってますか?
あははは(笑)
そう言えばあの時は
生涯初のインフルエンザに三回もかかって(笑)
ホンマ死にかけてたんや!(;゜д゜)
じつは、四十にして
住み慣れた大阪から
花の都、大東京へと先週上京してきました!(笑)
なんやかんやバタバタとしておりますが
今年もあと少し
よろしくお願いします(笑)
そして 「ビフォア・ミッドナイト」は
andesapresriam12さんの愛ある解説を聞いて
観たくて観たくてたまらんくなったんですが、
DVDがぶっ壊れてまだ映画が見れん状況なのです…(泣)
トホホ…
でも続編を予定してる終わり方やなんて
監督も役者もやる気満々ですね~(笑)
しかも9年後やなんて(笑)
なんと壮大な!
しかしこの物語は毎回
歳の経過をCGに頼ることなく
実際の役者で実際に設定と同じ年数を経て
撮り続けてることに意義があるんですよね。
ああ~、早く見てみたいなぁ~( >_<)
(あっ、最近ホンマ映画はご無沙汰ですが、るろうに剣心だけは早々に見に行ってきました!コレが歴史に残る傑作なのです!またレビュー書きます!)
2014/09/08
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はじまりのうたとシングストリートと観たのにこちらを観てなかったので!
わりとあっさりしてるんだけど、もう歌が…良すぎて…染み渡るような。鳥肌立つ、静かに。あたたかで切なくてさみしくて。音楽っていいなって思える作品ばかり。 -
アイルランドの首都ダブリンで、ストリートシンガーの男性とその前をたまたま通りかかったチェコ系移民の女の子が、音楽を通じて心を通わせていくという映画。
或る人の言葉を借りれば「地味によかった、いや、地味"で"よかった」(笑)。
なんか、フィクションならではのカタルシスや感動は全く得られないんだけど「あぁ、こういうことってあるよね」的な共感は得られる映画。
お互い恋愛関係になることはあり得ないんだけどなんか惹かれちゃう相手とか、そういう相手と往々にして迎えがちな結末とか、疲れた深夜のふとした瞬間に思わず搾り出してしまう本音とか、徹夜で何かに打ち込んだ後の妙にハイで楽しくて、でも頭の隅っこで「終わり」を感じてて切ない気持ちとか。
こういう、一つ一つの心の動きが私の色んな思い出とシンクロして、ラストの爽やかな風景を見ながらジーンとしてしまった。 ちなみに最近では、「ONCEを理解できない人とは恋愛できない」とまで言い切っている私です(笑)。
音楽も良かった。
でも、この作品で女の子が「私ピアノ弾けるわ〜」と言って弾きだしたのが、私も昔ピアノで習った曲なんですが・・・あれ弾けたくらいで「ピアノできる」って言っちゃっていいんでしょうか??・・・と、ストーリーとは関係ないところでちょっと引っかかりは残っているw -
4.5。音楽って、いいね。
あとアイルランドの天気と。 -
めちゃくちゃ良かった〜
リサハニガンからダミアンライス、グレンハンサードと聞いていって、この映画に辿り着きました。
UK路線だけどゆったりフォーキーな曲調が、今の自分にピッタリはまったなぁ〜
映画のストーリーはなんてことない普通のラブストーリー。言葉にすると気恥ずかしいけれど、やっぱり音楽の力っていうのかな…メロディと言葉を大切に作られた音楽が、この映画の台詞にならないけれど大切な部分を伝えてくれていると思う。
一番好きだったシーンは、やっぱりレコーディング。音出しチェックの時はほんとに下らない音を出してたバンドなのに、グレンが歌い出した途端にあの変わり様…!!エンジニアのやる気が一気に変わって、寝ずに朝を迎え、カーテストまで一緒にするまでに…
鳥肌たった〜!! -
ラブストーリーにおいて好きな結末の一つ。音楽をメインに扱っていて、その音楽が素晴らしいなんて素晴らしい。
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劇場で見た時。ほんとに衝撃的だった。
サントラを探し、何度も見たくなる。聞きたくなる映画。 -
レコーディングで鳥肌
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曲に物語が存在してる事を教えてくれる良い映画。
オリジナルの曲がどれも素敵で感動する。
ストーリーはイマイチ。 -
なんという地味な映画!
こんなに地味で淡白な映画が、世界各地の人々にとても愛されていることもすばらしい。
映画は、決して熱くならずに、感情も画面の光も一定の淡さを保って、音楽とともに進行する。唯一激しさがあるとすれば「彼」が歌うときの情感だけ。
個々のエピソードは結構ベタなのに、まったく飽きないし、むしろ余韻を味わえた。
BGMや効果としてでなく、ひっきりなしに曲が使われていて、でもそれがまったく邪魔にならず、気持ちを力ずくで動かされることもない。たぶんそれが余韻につながっているのかな。。。
滋養たっぷりの映画だった。
ところどころに描かれるダブリンの町の人々の、他人への温かな視線がいい。 -
穴のあいたギターを抱えたストリートミュージシャンと、ピアノが好きなチェコ移民の女性が音楽をとおして惹かれあっていく・・・この映画は一度見て音楽に惹きつけられ、また見て、誰でも経験しそうなリアルさと、うまく言葉に出来ない想いを曲に託して歌う二人の姿がとてもステキでココロ惹かれました!
内容はもちろん、映画のなかの曲がとてもいいです!
アカデミー賞歌曲賞受賞したり、サントラが全米2位になったってのもよくわかります!久々に胸の辺りがキュ~ッてなる曲聴きました。感動しました!キラキラな映画です。音楽好きな人はきっと気に入るハズ。オススメ! -
2022年4月期展示本です。
最新の所在はOPACを確認してください。
TEA-OPACへのリンクはこちら↓
https://opac.tenri-u.ac.jp/opac/opac_details/?bibid=BB00246813 -
★2.5
残念ながら音楽が好みではなかった…。
さらに、歌で話が進むタイプの映画が得意ではないので全然見ていられなかった。 -
性別、年齢、国籍問わずルーツの違う人々が会話ではなく音楽を通じて心を通わせていく姿がグッとくる
一歩踏み出せずにいた主人公の背中を押した彼女に最高のプレゼントを贈るラストに心がじんわり
情の深さって会話の量や過ごした時間と比例するものではないんだな
お父さんや楽器店の店主や脇の登場人物たちもいい味出してて好き -
2006年のアイルランド映画。
ダブリンのストリート・ミュージシャンとチェコからの移民女性の恋を、音楽に比重をかけて描いた愛すべき小品。
主演のグレン・ハンサードは、アイルランドの人気バンド「ザ・フレイムス」のフロントマン。アラン・パーカーがダブリンのソウル・バンドの青春を描いた『ザ・コミットメンツ』(1991)にも出演していた。ヒロインのマルケタ・イルグロヴァもチェコのシンガー・ソングライターだ。
ゆえに、バスキング(路上などで演奏して客から投げ銭を集めること。buskは「大道芸をする」の意)のシーンや自主制作CDのレコーディング・シーンは、素晴らしい臨場感と迫力。音楽映画としてもたいへんよくできている。
さしてドラマティックなことが起きるわけではなく、恋の描き方もラブシーンすらない淡いもの。それでも、まったく退屈ではない。ドキュメンタリー・タッチの淡々とした演出が好ましく、あたたかい気分になれる佳編。
難を言えば、終わり方がなんだか尻切れトンボで消化不良。もうひとひねりほしかった。 -
ダブリンのストリートで歌うシンガーソングライターとチェコからの移民の花売り女性がめぐりあい、二人で音楽を始める。楽器店ではじめて二人で合わせて、すばらしいメロディとハーモニーが生まれる場面はぐっときた。監督のジョン・カーニーは音楽をテーマにした映画をたくさん作っているらしい。見てみよう。
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アイルランド映画?どこかピンと来ない国の映画なんですけどアイルランド自体は映画の舞台となるケースは多いのですが、アイルランドで作られた作品って「マイケル・コリンズ」くらいしか思い浮かばない。本作は低予算の15万ドルで作られ興行成績はその100倍を超える大ヒットとなった作品。
「ONCE ダブリンの街角で」
https://www.youtube.com/watch?v=ae_UcKoljQw
街角で歌っていたいい歳の主人公に、掃除機の修理を頼み、そしてその背中を優しく押してあげた子持ちの女性。彼女がいたからという気持ちはエンディングの1台のピアノに現れている。
もぉ~彼女の設定がバツイチでハッピーエンディングならよかったのですが、移民で故郷のチェコに旦那がいる設定なんて……先が見えそうだよ~アイルランド的なお国柄を考えれば…
ちなみにこの動画の楽曲で第80回アカデミー賞歌曲賞を受賞した大成功の作品です。