クリアネス [DVD]

監督 : 篠原哲雄 
出演 : 杉野希妃  細田よしひこ  哀川翔  小柳友 
  • 松竹ホームビデオ
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988105056916

感想・レビュー・書評

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  • 篠原哲雄監督 2008年作品

    ケータイ小説
    大学生で カード地獄になって 風俗で
    借金を返した 女子 さくら(杉野希妃)が そのまま 
    なじみの客と自宅で 営業をしていた。
    さくら のいる部屋から 出張ホストの部屋が見えた。
    金髪の青年がいて いつもメールしているのだった。
    さくらは その青年を レオ(細田よしひこ)となづけた。

    しつこい客が来たときに レオが助けに来てくれた。
    そこから レオと付き合いが始まった。

    昔の言葉で言えば 苦界に身をしづめた 女子が
    苦界に身をしづめた 男子と 分かりあい 愛し合う
    という物語なんですね。
    古典的なテーマが ケータイ小説。

    透明ニンゲンになりたい と思うレオには
    生まれたときから 自分の存在の 不確かさに
    自分を見えない存在としていた。
    さくらとやっと理解しえるようになる。

    波照間島の夕陽で 愛が成就する。

    ふーむ。
    こういうのが ケータイ小説で成り立つのか

  • 『第1回ケータイ小説大賞受賞の十和の原作を映画化。彼氏がいながら、売りで稼ぐ普通の女子大生・さくら。天涯孤独な出張ホスト・レオ。プラトニックラブを描く。』

    話しの内容だけみると異色な感じもするが、観てみると、すごく純粋で良い作品だった。
    同じくケータイ小説の映画化『恋空』もそうだったが、こんな時代だからこそ、純愛映画が流行るのだと思う。
    『好きだからこそ出来ない事がある。』
    大切にしたい。
    心で繋がっていたい。
    これは、現代に送る深いメッセージなのだと思う。

    主題歌は大好きな曲、泰基博の『僕らをつなぐもの』が流れ、歌詞とマッチして、物語を盛り上げる。
    石垣島の景色と夕日が美しく。
    忘れかけていた、本当に大切なものを思い出させてくれるような作品。

  • クリアネスです!
    「第一回ケータイ小説大賞」の受賞作の映像化作品。
    原作を読んでないのですが、邦画恋愛モノにハマっていた時期でもあったので、これは気になるぞ!ということで見てみました。

    【ストーリー】
    一見充実した生活を送っているように見える普通の女子大生・さくら。しかし、実は彼女は満たされない心と空虚感から自宅マンションに客を招き入れ、自らの体を売っていた。さくらは、隣のビルの一室で出張ホストとして働き、時折ベランダからケータイメールを空に向かって送る金髪の美少年に“レオ"と名付け、ひそかに観察することを楽しみにしていた。ある日、嫌な客を相手にしていたさくらの部屋に突然レオが現れ、彼女を救ってくれる。それをきっかけにふたりは惹かれ合い…。

    しょっぱなから言いますが…正直、泣きましたっ!

    ケータイ小説というのは最早1ジャンルだと思いますが、その中でも支持される傾向というのが何となく見える気がしました。純愛ということに加えて、実にリアル。そして俗世間的ニュアンスが必ず入ってくる…不思議と今の時代は、こういうじくじくくるものを求めているように思います。
    こういう時代風潮を見ていますと、時折、10年遅く生まれてくればなあと思ったりします。(笑)
    なにをかくそう、私自身もこういう生々しい話が好きだからです!
    読むだけでなく書くときにも、です。ううむ…間違えたぞっと!(笑)

    それはともかく…!

    個人的にこの物語は好きだなあと思いました。
    「恋空」とは違ってラストは一緒になれるのでハッピーエンドだけど…途中途中の、なんとも歯痒い感じが好きです。

    彼の方は過去のトラウマがあって、彼女のことが好きだけれど抱くことができない、というジレンマを持っている。彼女は売春をしていて、彼のことを好きだからそれをやめるんだけれど、そのトラウマ故に抱き合うことはできない。

    「好きなのにどうしてできないの?」
    「好きだからできないんだよ」

    こういうの、好きですね♪
    尤も男性視点だと違うのかもしれませんが…それが証拠に「女が好きそうな話だなあ」と言われましたが…。(笑)

    彼は傷害で服役することになったけど、最終的には彼女の待つところに帰ってくるんですね。だからハッピーエンドです。
    王道だろうと思われがちだけれど、ある洋画では男性が服役している間に他の男と結婚していた、という話があったんですよ!あの時の憤慨は無かったですね。(笑)それを考えると実に清清しい終わりだと思いました。ありきたりそうに思えるけど、そこが良いんだよ!という感じです♪

    それにしても…。
    自分に送るメール…これは大きかったなあ…はい。

    一言でいえば、ある意味共感できた作品だと思います。作品によって、そして人によって、共感の有無って変わってくると思うけれど、少なくとも私には共感がある映画でした。むう…。

  • ケータイ小説が原作。
    なんとなく借りてみたんだけど、さすがケータイ小説って感じの純愛でまっすぐな愛を貫くってのは良かったと思うけど。

    単純すぎて面白さがない。楽しそうにしてるのも頑張ってる感があった。

    それと撮影にお金をかけていないのがバレバレ。
    大阪の通行人みんな2人をガン見だったし。

    金髪もダメ。
    男がラブホリックっぽくて女々しいとこも気持ち悪かった。

  • うーん。。
    この主人公の女に全く共感できない。

    大人になりきれてない自分がいうのもなんだけど、
    子供だなぁ・・・って感じでした。

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