- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4988021159425
感想・レビュー・書評
-
今更一気観。最高じゃ!
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
人間もお箸とおんなじや
-
落語家の内弟子修行に入った喜代美が、草々さんへの恋に目覚め、結婚し、成長していくまでの物語。
BOX1ほど大泣きではなかったけれど、ホロリと泣かされることは多く、今回も本当にいい回でした…!
何より大好きな徒然亭一門が勢揃いで、その仲のいいこといいこと(笑)
それぞれの背景は、徒然亭メンバーだけでなく、和田家の人々はその周囲にも広がり、キャラクターの掘り下げがすごくいい回でした。
天狗座に返り咲いた一門会。
その場で師匠が喜代美に言った「あんたがいなければ、おれは今でも飲んだくれの酒びたりの親父のままだった」という一言、そして小草若を庇って破門になった草々兄さんを探しに、師匠の「行けばお前は破門だ」の言葉も振り切って駆け出す様。
普段はマイナス思考で、何かとどねしよどねしよとぐるぐる回っているだけの彼女ですが、ここ一番という時には、大人や男たちのしがらみなど目にも入らず、真っ直ぐに駆けていく。
その魅力が十二分に描かれていたと思います。
彼女にしたら、打算もなにもなく、ただそうしなければ、という衝動。
けれどその何よりも強い、その人の為にしか考えていない喜代美ちゃんの行動力に、どれだけの人が支えられ、人の人生が動いて来たか。
順ちゃんが文句言いながら、ずっと彼女を支え、友達でいてくれたのが分かるような気がします。
分かるような気がする、といえば、小草若兄さんの泣きながらの寿限無。
あの時は分からなかったけど、師匠の回想から見れば、あの話は親が子供が愛しくて愛しくて、何とかいい人生を歩んでほしい、そういう思いが行き過ぎた親馬鹿の話なんですね。
それが、あの時の小草若兄さんも分かっての、あの高座だったのかな。
そう思うだけで、胸に満たされるものが一杯。
もうここに書いていることは、たくさんの感想の中のほんの一部で、貰ったものは本当に一杯あるんだけど、言葉にしきれない、という感じです。
草々と若狭の結婚式は、もう爆笑で、そしてとても温かで。
糸子母ちゃん、どんだけ私泣かせれば気ィ済むん、とつい呟いてしまいます。
本当に、愛すべき人です。
書きたいことは一杯あるけれど、どれだけ書いても書き足りない気がするので、この辺で。
最後に。
草若師匠は、本当に人タラシですね…。
無邪気に笑うだけで、人がバタバタと倒れて行きよる。
そんなお人です(断言かよ!) -
鳴門、福井、小浜、愛知などを舞台とした作品です。
-
ちりとてちん、サイコー!!登録するのを忘れてた。。。
-
長い話だから中だるみしてしまうのはしょうがないが
小ネタ(・・・)も結構楽しめる。
やっぱり四草がかっこいいな←