PIED PIPER(初回限定盤)(DVD付)

アーティスト : the pillows 
  • エイベックス・エンタテインメント (2008年6月24日発売)
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感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・音楽
  • / ISBN・EAN: 4988064236046

感想・レビュー・書評

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  • 2008年発売の、このアルバムタイトルは、そのまま「ハーメルンの笛吹き男」を意味しており、「皆をピロウズの音楽の世界に連れて行くんだ」といった、これまで以上に皆の為に動こうとする、山中さわおさんの思いが覗える、そのポジティブさは、若々しく弾けそうなロック音楽にも現れており、歌詞とメロディも、それぞれが見事に噛み合っている、好きなアルバム。

    また、本盤はゲスト参加も豪華で、先に挙げておくと

    「Tokyo Bambi」ホーン隊、東京スカパラダイスオーケストラ

    「Last Holiday」チェロ、佐藤研二(元マルコシアス・バンプ)

    「Purple Apple」コーラス、怒髪天

    まずは、コンセプトメッセージを強く感じられる、タイトルナンバーの、「PIED PIPER」。
    ここには前作に無かった、さわおさんからの、心から訴えたい思いのようなものが滲み出ているのが、好き。


    どこに行こうか
    みんな連れて行くって決めたんだ
    悪いけど
    何が怖いんだ 好きな歌唄ってくれ
    心があるんだろ?

    続けて、さわおさんの力強い歌声から伝わる、心強いメッセージに、生きる希望を感じさせられる、「No Surrender」。


    Baby 傷つくなよ
    汚れきった世界から
    必ず連れ出してみせる
    どんなに悲しくても
    生き延びて又会おう
    悪夢を蹴散らす歌を唄いながら

    そして、「New Animal」は、自分のような存在が周りにいないのならば、新しい動物になればいい。
    そんな思いを込めた曲。


    誰かになりたいわけじゃなくて
    今より自分を信じたいだけ
    世界に押しつぶされる日まで
    言いたい事を言ってやるんだ

    審査員は自分自身の他に
    誰もいらない

    ふれたら無くなりそうな夢を見て
    それでも手を伸ばし続けてる

    一欠片さえも のこさないで
    砕けた僕は風になるだけ

    最後に、ゆったりしたメロディながら、最も印象的なのが、「Across The Metropolis」で、タイトル名と、歌詞の中の「Nothing’s gonna change your world today」は、ビートルズの、「Across The Universe」へのリスペクトになっており、『何者もキミの世界を変えることはできない』という、さわおさんのさり気ない優しさを感じさせる歌詞が、心に残る。


    好きな色 好きな絵を描いて
    隙間ないくらい壁はカラフル
    キミの町 地図にない景色
    誰の為でもなく花が咲いてる
    ありのままの顔で そこに咲いてる

    Nothing’s gonna change
    your world today

    届かない 誰も届かない
    キミの風船が空に溶けてく
    目立たないけれど綺麗だな
    気付けない人の頭上彼方に
    キミの夢が揺れる 僕は知ってる

    Nothing’s gonna change
    your world today

  • めっさカッコイイアルバム!
    どれもガツンとくるいい曲。
    詞は「New Animal」が特に好き。
    「POISON ROCK'N'ROLL」の最後もいい。

    1番好きなのはDVDに収録されている「Texan Daily Life」。
    なんでCDに入っていないんだろう…。
    そこだけは納得いかない。

  • うおー「Last Holiday」で鳥肌たった! 地平線で待っててくれ……!<br>
    結構どの曲も好きだけど「Tokyo Zombie」「Poison Rock'n'roll」みたいなわざと半音ずらしてる感じのとこも好きだ。うきうきするなぁ(*´∀`*)

  • まずCDジャケットがかっこええーー!
    そして、楽曲もギター中心にさえまくっている。
    今回もいつものゾクゾク感があって、たまらない。
    シングルですでにリリースされている曲が3曲あるが、アルバムの中で聞くと別の印象を持つ。
    ライブで聞ける日が楽しみ。ライブあってのピロウズですから。

  • 冒頭の「PIED PIPER」の不思議なリズム感がクセになるアルバム。
    「Tokyo Bambi」「Ladybird girl」といったthe pillowsの「ポップ」が詰まったアルバムだと思います。

  • 結成20周年を超える長寿バンド、pillows。彼らの数あるアルバムの中でも、個人的に1、2を争う名盤。

    非常にポップなロックナンバーが多く、独特な味を持ちながらも聞きやすい、バランスの取れた曲で溢れています。

    またメロディーだけでなく、世の中に否定されながらも自分を曲げない力強い歌詞、純粋な恋愛を描いた可愛らしい歌詞なども魅力的です。

    オススメ曲
    『Ladybird Girl』
    『New Animal』
    『POISON ROCK‘N’ROLL』

  • うおーーーーー、きたきたきたーーーーー!!

    やばいくらいに名曲揃い。この時期のピロウズといえば、シングルで先行発表されていた『Tokyo Bambi』も『Ladybird girl』も久しぶりに買って聴きまくっていました。試聴した瞬間に、鳥肌がたったもんね。

    ピロウズ全開の11曲。これは聴かなくちゃ損だぞ!

    ビデオクリップも最高にかっこいいです!

    【収録曲】
    1. PIED PIPER
    2. New Animal
    3. No Surrender
    4. Last Holiday
    5. Tokyo Zombie(The knock came at dead of night)
    6. Across the metropolis
    7. Purple Apple
    8. Tokyo Bambi
    9. Ladybird girl
    10. That's a wonderful world (song for Hermit)
    11. POISON ROCK’N’ROLL

  • ロックとポップとオルタナが溶け合った作品。
    個人的には少しパンチが弱く感じてはいるものの、
    良いアルバムであることには変わりない。
    「No Surrender」がお気に入り。

  • The pillows最新アルバム。Avex移籍後のポップチューンを混ぜながら、それでも揺るがない「The pillowsのロック」の詰まった一枚。
    特に『No Surrender』『New Animal』『Purple Apple』『Poison Rock'n'Roll』の4曲はさわおらしさ全開の名曲。聴くべし。

  • なんというか正統派でいいなあと思いながら聴く。

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