ザ・プレイヤー [DVD]

監督 : ロバート・アルトマン 
出演 : ティム・ロビンス  グレタ・スカッキ  ウーピー・ゴールドバーグ  フレッド・ウォード  ピーター・ギャラガー  ジュリア・ロバーツ  ブルース・ウィリス  スーザン・サランドン  ジョン・キューザック  スコット・グレン 
  • パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
3.30
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本棚登録 : 131
感想 : 27
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988113758734

感想・レビュー・書評

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  • ライターと思われる男から恨みのハガキが来るディレクターは相手を突き止めてやめさせようとする。…この脚本もどれだけの人によって練られたのだろう?マスで作る映画という仕事、華やかでどこか意地汚くて怖いような、ブラックな笑いでした。
    俳優や映画に詳しければ詳しいほど楽しめそう。そういう内輪受けを思うと一般人としては鼻白むところはある

  • 20220206 014

    アルトマン監督の諧謔のきいた作品。
    映画にたいするメタフィクションとしては美しく円環を描いた簡素な作品。
    ファーストシーンの長回しがすごい(笑)
    あちこちに往年の名優や現役スターが本人として散りばめられた贅沢な作品。まさに映画と戯れてみせた軽やかな感じが気持ちいい。
    映画ネタがヒチコック、ウェルズ、デ・シーカ、「情婦」などいささか古いけど(笑)

  • 『ザ・プレイヤー』(The Player)は、1992年米映画。ロバート・アルトマン監督によるハリウッドの裏側を描く群像劇。カンヌ国際映画祭において監督賞や主演男優賞を受賞した。マイケル・トルキンの1988年の小説『The Player』を原作とし、トルキン自ら脚本を担当している。
    あらすじ:
    ハリウッドの映画スタジオの重役であるグリフィン・ミルは多忙な日々を送っていたが、ある日一通の脅迫状を受け取る。送り主は誰だかわからないものの、彼によって脚本を却下された脚本家デイヴィッドだろうとミルは見当を付け、デイヴッドに会いに行く。しかしそこで口論の末にデイヴッドを殺害してしまう。
    カメオ出演:
    ピーター・フォーク
    ジョン・キューザック
    ジャック・レモン
    ニック・ノルティ
    ジュリア・ロバーツ
    ロッド・スタイガー
    スーザン・サランドン
    ロバート・ワグナー
    ブルース・ウィリス
    ハリー・ベラフォンテ
    ジェームズ・コバーン
    バート・レイノルズ
    (ウイキペディア)

  • サスペンスなんだけど、
    全然怖くない演出。

    脚本やオチは、素晴らしいが、
    ラストのラストまで
    だらだらしてる。

    演出、役者、カメラワークなど
    狙ってるのか?B級感。

    もっと良くなるような。。。予算の問題?

  • ★★★★★it was amazing
    『ザ・プレイヤー』 ロバート・アルトマン監督
    The Player

    グリフィンはハリウッドの映画スタジオのプロデューサー、
    ボツにされた脚本家?から頻繁に脅迫状が・・・・・

    おもしろかったわ!
    豪華ゲストのカメオ出演あるわ!
    ”ニヤリ”しちゃうわ!
    予備知識なしで観た方がいいわ!

  • アルトマン!ティムロビンス!

  • 映画会社の副社長グリフィンにはライバル会社から移籍してくるライバルに取って代わられるという噂がたっていた。
    グリフィンには連日脅迫状が届いていたが、脚本家デビッドがその送付主ではないかと考え、会いにいくが・・・。

    結局 脅迫犯は誰だったのかな!?
    それだけ映画会社の副社長は周囲から恨みかってるって話か(^^;
    色んな人がカメオ出演してるらしいけど、
    ジュリア・ロバーツとブルース・ウィリスくらいしか分からなかったなー。
    コロンボも見かけたような・・・。

  • 冒頭のロングカットが凄い!
    さりげない作品なんだけど、面白い

  • この映画の出演を承諾するなんて、ブルース・ウィリス、あんたなかなか懐の深い男じゃないかと思ってしまった。なんだ、結構シャレが分かる人なんだな、と。

    観てない方は、観ればおそらくその理由が分かると思います(笑)

    それとも私がブルース・ウィリスをよく知らないだけで、こういう自嘲的な、道化じみた遊び心を持ってるキャラなのはわりと世間に認知されてるのだろうか?
    もしくはあれこれ深く考えずただ単純にオファーが来たから引き受けただけ…?
    あんまり仕事を選ぶイメージのない俳優ではあるけど、さすがにそれだと何も考えてなさすぎですね。

    じゃあ、「おれは自分のポジションをよく分かってるんだぜ」という主張を誇示するのに丁度都合が良かったから?それもあるかも。

    ていうかブルース・ウィリス、この映画に殆ど関係ないし。本筋に全く絡んでこない出演者について長々と書いてどうするというのだ。ひっこんでろ、ブルース。


    さて、映画そのものは、アルトマン節が随所に感じられて大変面白かったです。

    監督自らが持つシニカルな視点に、観客を自然と同化させてしまう見事な手腕、それを支える映画技法の引き出しの多さ。卓越してます。
    あんな映画的に優れたテクニック、一体どうやって培うんだろうなあと感心させられてしまう。いちいち凝っていて、うまい。

    映画監督の持ち味を決める要素の一つに「出来事、ストーリーとの距離の取り方」があると思うんですが、アルトマンはそれにとても長けていて、かつ他に似たような例がいないですね。 いそうだけど、いない。独自の構えをしっかり確立してる。

    決して安易な手法に走らなければ、主観に溺れることもない。一枚、二枚、あるいはそれ以上の枚数の、工夫を施したフィルターを必ず挟んでくる。それも非常に複雑で高等な技術で。そういうことがさらっとできてしまう人のように思える。


    内容はというと、早い話がハリウッド業界を痛烈に皮肉った作品ですね。ハリウッド映画の裏ネタとその馬鹿馬鹿しさの暴露。それらを癖のある諧謔によって包んだ一作。ほら、そんな作品にブルース・ウィリスが出るっていうことは、どういう使われ方なのかなんとなく想像できるでしょう?(笑)

    なんにせよこの映画でブルース・ウィリスへの好感度は、ちょびっとだけ上がりましたよ。おい見直したぞ、ブルース。

    (何様のつもりだ。ていうか結局ブルース・ウィリスの話で終わってしまった)

  • 超長回しのオープニングショットからぐいぐい惹き込まれます。ストーリーは二の次という感じで、カメオ出演している有名人を探しながらトントンと時間が経過していくのですが、最後にメタフィクショナルな構造が明らかになってニヤリとする仕掛け。なかなかのものです。

    ただねぇ。「業界あるある」みたいな感じで、ハリウッドの有名人が勢揃いして楽屋落ちを楽しんでいるだけという内向きな印象が拭えないんですよ。まぁジュリア・ロバーツとブルース・ウィリスが出てくる作中作はホント酷いと思いますがw

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