ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ

アーティスト : オマーラ・ポルトゥオンド  コンパイ・セグンド  イブライム・フェレール 

• ライス・レコード (2008年5月31日発売)

感想・レビュー・書評

[5552さんの感想 · 2018年1月7日]

ライ・クーダーが送るキューバ音楽アルバム。

ヴィム・ヴェンダース監督の映画ドキュメンタリーの方を先に観てその芳醇で色香漂う音楽に夢中になり、アルバムの方も探して購入。あれ?アルバムの方を先に買ったんだっけな。
キューバ音楽のレジェンドのじいちゃん、ばあちゃんが声を響かせ、悠々と歌い上げる。
特に気に入ったのは最初に入ってる歌「chan chan」。CDではじめて聞いたときは意味のわからん言葉だけどめちゃくちゃ感動した。どんなことを歌ってるんだろうと、映画を観ると「○○駅～、△△駅～、××駅～」と延々と続き、最後に「そして人生は続く～」と字幕に書いてあった。どんな素敵なリリックだろうと期待してたのだが、意外とシンプル。でも声の力ってすごいなあ、と再確認させられた。他の楽曲も歌詞の意味は全然わからないのだが、歌い手さんの人生をそのままこちらに投げられたような重さと、思わず意味わからん躍りを踊りたくなるような軽やかさを感じた。
夏に良く聴くのだが、CDラジカセのスイッチを入れた途端、一瞬で空気が変わる。
「ここは日本ではなく...愛と情熱の国?キューバでは?」
そんな錯覚に陥る。

20年以上前の作品で、当たり前ですが亡くなったかたも多くとても貴重でかけがえのないものに思えてくる。
全世界で100万部以上セールスしたワールドミュージック。聴いたことない方は一度聴いてみてください。

[のしさんの感想 · 2017年5月4日]

　1997年6月リリース。ワールド・ミュージックとしては最大のメガ・ヒットしたアルバムです。

[mariamaniaticaさんの感想 · 2013年7月20日]

再聴　２０１２年７月９日
再聴　２０１３年７月２０日