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- / ISBN・EAN: 4582224462889
感想・レビュー・書評
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原作をぎゅっと濃縮して2時間にまとめた映画。キャストは原作のイメージとは違うものの、これはこれで取っ付きやすくなっている。特に田口に竹内結子を持ってきたことで華やかさが追加されたイメージだ。ぽーっとした役柄は手術チームや白鳥のサバサバの中で大いに際立っていて良い効果だった。阿部寛は捜査をする心中が読めない変人役にはとてもはまり役だ。
思った以上にミステリーでどんでん返しもあって分かりやすくて良いだろう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
バチスタ手術という成功確率60%という難易度の高い手術を
歴戦連勝してきたチーム・バチスタ。
そのチームが3回連続で手術に失敗したことから始まった原因の調査。
聞き取り調査の段階では特に明確な原因は見当たらない。
しかし、厚生労働省から一人の人物が調査に入ってから
意外な面が明らかになってきて・・・・・。
シリアスなのだけど、あまり深く考えずに見れる人間ドラマだったかも。
手術のシーンが効果的に使われていて、
繰り返しのように見えるにも関わらず飽きなかったな。
ただ、チーム一人ひとりと人間ドラマを
もう少し描き込んでほしかったかな、という思いも抱きつつ。。。
ポジティブに言うとテンポが良く、ネガティブに言うと軽い感じでした。
原作を読んだらまた違うのかもなぁ。 -
脚本もよく出来ているし
(というか、原作がきっと素晴らしいのでしょうが)
役者のキャスティングも、演技もなかなかだし
とても綺麗に、まとまっていたと思うし
なかなか面白くはあったのだけれど…
何だろう、この映画らしからぬスケール感は…
あまりにも、こじんまりとしすぎな気が。。
2時間ドラマ枠で観たら「おおお!」ってなると思うんだけれど。
個人的に、竹内結子さん演じる田口医師の
医師らしからぬ、あまりにも弱々しい雰囲気と
無責任な感じがやたら鼻についたな。。 -
さっそく映画版「チームバチスタの栄光」を観ました。
原作と違う展開だったので、ハラハラ度は映像のほうが高かったですね。
また、主人公が女性(竹内結子さん)だったのは、新鮮でしたね。観る前は、原作(主人公が男性)のイメージが強かったので、想像がつきにくかったのですが、とっても自然でした。淡々な地味な役なんですが、存在感抜群! こんなところで竹内結子さんの女優としてのすごさを実感しました。
ただ、白鳥役の阿部寛さん、もっとくせがあってもよかったかも。
あと、もっと登場人物を一人ひとりを深く描写してくれていれば、原作を知らない人に犯人探しを楽しめたかもしれませんね。その点では、原作のほうが丁寧でした(まあ、2時間で納めるには、そこを削らざるをえなかったのかな?)。
テレビでも「チームバチスタの栄光」が放映されたので、そちらのバージョンも観たくなりました。比較するのも楽しいかも。 -
最後には大どんでん返し!!というのを覚悟してたから結果見終わると「それほど大した大どんでん返しでもないよね」ってなっちゃった。
きっと本の方がもっと人間性がえがかれてて面白いんやろうなって感じ。
どうしても時間内に収める映像になると、はしょられてる部分が出るからそこって見たり読んだりする側に意外と重要な場所やったりするんよね。
人が死んでる割りにはノリが軽いというか、どんより暗すぎなくて楽に見れました。 -
2008年
竹内結子さんの力の入ってない演技がいい -
「バチスタ」シリーズの始まりの映画。
見た時は衝撃的だったなぁ~
映画も続編が作られ、ドラマ化もされ
医療に潜む矛盾や闇がだいぶ明かされたと思います。
竹内結子さんの演技を見ていて、あらためて素晴らしい女優さんだったと
感じました。この演技を見続けていたかった、とあらためて思います。 -
GYAOで視聴。
原作読んでない(海堂尊作品は老後の楽しみに取ってある)ので比較はできないが、想像していたよりは面白かった。特筆すべきはココリコ・田中だな。メチャクチャ上手くてビックリした。阿部寛の傲岸不遜ぶりもなかなか。また竹内結子を見ていると本当に惜しい役者さんを亡くしたと痛感。ボーっとした雰囲気と泣くシーンは特筆もの。