floating pupa

アーティスト : pupa 
  • EMI MUSIC JAPAN(TO)(M) (2008年7月1日発売)
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感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・音楽
  • / ISBN・EAN: 4988006215726

感想・レビュー・書評

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  • フンワリした感じのsketch showみたいな感触。
    誰かが突出した感じでなく、各メンバーがフラットな関係に感じられる。

  • 日本語詞の曲の方か好みてした

  •  pupa(ピューパ)の『floating pupa』(EMI)を聴いた。高橋幸宏を中心に結成されたポップ・エレクトロニカ・バンドのデビューアルバム。

     ほかのメンバーは、原田知世、高野寛、高田漣(高田渡の息子で、マルチ弦楽器奏者)、堀江博久、権藤知彦といった面々。
     
     想像していたよりもずっとよいアルバムだった。音の装飾はエレクトロニカでも、骨格になっているのは古き佳きアメリカン・ポップスに通ずるセンスだ。「電気仕掛けのバート・バカラック」といった趣。
     そういえば、原田知世が2007年に出した傑作ソロ『music&me』にはユキヒロも参加して、バカラックのカヴァーをやっていたっけ。『music&me』の音世界をもっとエレクトロニカ方向に展開したのが、このpupaだといえようか。

     緻密に折り重ねられた電子音のタペストリーが、耳に心地よい。アルバムタイトルのとおり(floating pupa=浮遊するサナギ)、やわらかい浮遊感に満ちているのだ。電子音の合間合間に、違和感なく生音を配するセンスも絶妙。昔のテクノポップのようなとんがったキッチュ感覚はなく、すこぶる上品な仕上がり。

     おもにリード・ヴォーカルをとるのは、原田知世、高野寛、そしてユキヒロ。
     3人とも「育ちのよさそうな植物系ヴォーカル」という印象が共通しているので、曲ごとにヴォーカルが変わっても全体には統一感がある。

     上質なポップ・ミュージックだが、難を言えば、あまりにも上品すぎ、こぢんまりとまとまりすぎ。ゆえに、こちらの心に突き刺さってはこず、表面をサッとなでられただけで終わってしまう印象なのだ(「オシャレなBGM」として使うには最高の出来だが)。

     ひとさじの毒気と、ときには調和を突き破るような表現欲求のほとばしりが欲しい。ユキヒロの名作『ロマン神経症』あたりには、それがあった。

  • とりあえず便宜的に「読了」にしたけど、まだ全然聞き込んでません。
    一回さらっと流しただけです。

    けど、ちょっと、これ凄すぎ。なんだこれ。
    もう凄いとしか言えんす。
    マジでごめんなさいって感じ。
    いやすげえ。すげえすげえ。

  • カフェで聴いてpupa。
    マケプレで購入したため,セカンドアルバの方が先に届いて,こちらはあとから聴いた。

    心地よいと感じたのは「dreaming pupa」の方かな。

  • 東京<->新潟の関越往復の道中、レンタカーのカーステレオで気持ち良く聴く。ユキヒロさんが叩く乾いたスネアの縦ノリって中毒性がありますね。

  • 今更かよって思うかもしれないけど、今更やっと聴いてますよ。だって、夏とかいなかったんだもん、日本に。知らないよ、今更かよって言われても。3曲目、すっごい良いね。(08/11/4)

  • まったり系ですが、非常にいいですね。メンバーの個性が生きた曲ばかりだと思います。

  • 今度ライブに行くのです。

  • しっとりとしながら、除湿サウンド。

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