第11作 男はつらいよ 寅次郎忘れな草 HDリマスター版 [DVD]

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監督 : 山田洋次 
出演 : 渥美清  倍賞千恵子  前田吟  村松達雄  三崎千恵子 
  • 松竹 (2011年10月17日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988105058439

第11作 男はつらいよ 寅次郎忘れな草 HDリマスター版 [DVD]の感想・レビュー・書評

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  • ほら、逢っている時は 何とも思わねぇけど
    別れた後で 妙に思い出すひとが いますね
    ・・・そういう女でしたよ あれは

    本作「忘れな草」で寅はときめかない。
    いつも一目惚れして小躍り始める寅が、出逢いからしてときめかない。

    女旅烏リリーには共感を覚えた。
    リリーは共通の価値観を持った異性だった。

    寅にとってマドンナは“堅気への憧れ”に通じていた。
    山田 洋次は本作で遂に、共に歩んでいけるヒロインを登場させた。
    今までのマドンナ達を総括的に思い出すシーンもあったし、
    ひょっとして山田 洋次は本作で大団円にしたかったのではなかろうか。
    しかしリリーを寿司職人と結婚させてしまうことで寅の物語は続くことになった。

    因みに15作でリリーは早々と独身に戻っている。
    リリーも堅気になりきれなかったことになり、やはり寅しかいないのでは?
    と二人の今後の物語を映画の見どころのひとつとする事に成功した。
    ところで毒蝮の存在感は寿司職人 石田良吉のキャラを立たせ
    ひとつの世界観を形成していた。流石、怪優と思った。

    寅とリリーは堅気に憧れ、堅気に成れず、しかし共に生きていける人と巡り会った。
    運命のヒロイン、リリー初登場の第11作(’73)。
    以降、15作(‘75)、25作(‘80)、48作(’95)、特別編(‘97)へと
    二人の物語は紡がれる。

    (111114鑑賞)

  • 第11作。
    マドンナはリリー。
    シリーズ初、マドンナも流れ者という設定。
    そして、シリーズとしては珍しく、寅さんがマドンナに惚れているという描写がほとんどない。
    恐らく寅さんの感情は、「リリーは可哀想なやつなんだよ」というセリフに凝縮されているのであろう。
    また、そのセリフは寅さん自身にもはね返ってくるものであり、「可哀想なのは兄さんの方かもしれないな」という博のセリフが突き刺さる。
    本作は、流れ者という生き方の自由と孤独くっきりと描いており、間違いなく名作だろう。

  • ピアノを買うかどうかとかそうした話でくるまやの一同に非難されて家出。網走へ。そこで旅の歌手リリーに会う。リリー役の浅丘ルリ子のあばずれな感じがなんとも色っぽく魅力的。その魅力だけで一本もたせただけの回。御前様との掛け合い、網走の街並み、牧場の風景、そして最後の毒蝮三太夫というのも話を退屈させなかった。だけど寅さんは相変わらず人でなしだった。

  • リリー初登場!

    寅さんには帰れる家があるがリリーにはそれさえもない。

    それ以外のマドンナ像とは一線を画するリリーをこれまでスッカリ見落としていた(正直、マドンナに恋をしてフラれまた旅をするパターンは普遍だと思い、敢えてリリーシリーズを観ることはしなかった)ことを非常に勿体無く感じつつ、恐らくシリーズで初めて本気で笑い、且つ涙したのがこの第11作だった。

    今作こそ「男はつらいよ」の真髄が全て凝縮されていると言っても過言ではないような気がする。

  • リリーッ!

    あぶくびと、夏草食べて、ぷっとでた

  • 『男はつらいよ』の第11作め。
    シリーズ最多4作品のマドンナをつとめた松岡リリーさんが登場しました。

    若い頃の浅丘ルリ子さんは、確かに雰囲気美人でした。
    今までの清純派マドンナたちとは違って、カタギじゃなさそうなところがポイントだったんだろうな~。

    網走でお互い「泡」のような人生を歩んでいる自分たちを嘆き、最後はとりあえずカタギの寿司職人(毒蝮三太夫さん)と結婚してお店を持ったリリーさん。

    だけど「一生のうちに一度でいいから燃えるような恋をしてみたい。もう死んでもかまわないって思えるような相手とめぐりあいたい。愛されるよりも愛したい!」って言ってた情熱の人だから…。

    先のお話は知らないけれど、とても毒蝮さんで満足するようには思えない。
    そして、なぜ寅さんに惹かれるのかも実はまったくわかりませんでした。

  • 11作目。マドンナは浅丘ルリ子。

    ついにリリー登場。たしかに彼女はいままでのマドンナとは違う。いままでは育ちのいいお嬢さんが多く、こりゃ寅さんとじゃ釣り合いとれないよと思いましたが、このリリーのやさぐれ感は新しい。しかも寅さんでも受け止められない孤独な闇を抱えている。2人は共鳴し惹かれ合ったように見えますが、寅さんには共感と憐憫はあっても愛情はなかったのかもしれないなぁ。

    そんな負のオーラを持ったを浅丘ルリ子は実に魅力的に演じています。これはひとつの功績でしょう。再登場が楽しみ。

  • 11作目にしてリリー松岡の登場。偉大なるマンネリのスタート。歴代マドンナを振り返る場面で、思い浮かばない人も。パーマ屋の八千草薫には同級生と。同じ日活の小百合に対しては、年の差を強調。喫茶店の池内淳子に対しては絶句。
    SKDと宝塚のデコピンのコントラストが絶妙だった。亀戸天神で崩れ落ちる寅次郎は、記憶に残る。
    本作は、ロケ地が気になる。寅が日射病にやられた農場は、網走。迎えに行ったさくらはそのままとどまり、「幸福の黄色いハンカチ」(1977年)に。リリーの母親は、京王線。リリーは、総武線。引っ越しの残骸が残る部屋、窓からリリーが見ていたであろう母子のシーン。映画らしさが前面に。
    裏の工場の若者の告白シーン、監督はこれが好きなんだねえ。当時でもそうとうくさかったろうに。若い女の子には超ミニスカートをはかせているし、「息子」1991の和久井映見で再現。知床では三船敏郎までも。やれやれと見送る力が必要。
    リリーのご亭主は、毒蝮。犬塚弘のおまわりさん、ラーメン屋の柳家小さんとかもあったな。なぜか、小百合だけは…。
    鞄を持って来たさくら、寅のさいふにお札をしまう。上野駅の場末感と古くからある女の理想像がクロスしている。
    酔っぱらったリリーには、はらはらさせられたが、再登場が待ち遠しい。

  • 役者陣が皆若い。特にさくらがカワイイ。
    第一作をみたときも思ったけど、その名残りがある。
    浅丘ルリ子もイキイキしていて、確かに他の回のマドンナ
    とは趣きがちがうようにみえる。
    私は毎回、寅さん映画のさくらを見て、反省させられる。
    いかに今、自分が優しい女性でないか、女性が優しいという
    ことにどんなに価値があるか、大切なことかを思い知らされる。

  • 二代目おいちゃんになってからなんか面白さを感じない。

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