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- / ISBN・EAN: 4527427641518
感想・レビュー・書評
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終わりかたがいいよね。あくまで青春映画であり、ミステリーじゃないってかんじで。
主役がこの少年じゃなかったら、この映画は成り立たなかったんだろうなあ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
過失で殺人を犯してしまった少年の罪と罰を描く。
強烈な完成度。
独特のカメラワーク、アングル、色彩、音、光、編集、メタファー等、
映画ならではの様々な仕掛けが緻密に85分間に凝縮され、
演者の演技力やストーリー展開を超越して、
少年期特有の虚無的危うさと殺人という罪の呵責の両側面が
実に見事に表現されている。
「美しい少年の罪と罰」が、「手紙」という形で形象化が試みられ、
結末へと至っていく物語は、個人的に興奮フラグ。
はまる人とはまらない人を選り好みする、わがままな映画だと思う。 -
あやまって警備員を殺してしまったティーンネイジャーのアレックスが、その罪を誰にも言えず、鬱々と日々を過ごす、それだけの映画。
同級生やガールフレンドと心ここにあらずで話し、つまらなさそうにスケボーに乗り、ときどき自分の引き起こした殺人が怖くなって痛々しく読者のいない手紙を書いてみたり、けれどもそれ自体どうでもよさそうでもあり……こんなので映画が成立するんだという驚き。
観ているこちらも、この年頃特有の苦しさ、紋切り方の言葉は心に響かず、そのくせ自分も空疎な言葉で返し、何というか出口のない感じ。球体に閉じ込められている感じ。観ていて胸苦しくなった。
時間が経つほど、すごいものを観たという感慨がじわじわと湧いてきている。 -
PARANOID PARK
2007年 アメリカ+フランス
監督:ガス・ヴァン・サント
撮影:クリストファー・ドイル
出演:ゲイブ・ネヴァンス/テイラー・モンセン/ジェイク・ミラー/ローレン・マッキニー
これ、主人公役の子が、ものすっごい可愛いです!久々にこんなキレイな顔の子見た!ラファエルの描く天使のような、くっきりキレイな二重で、とくに横顔の美しさが絶品。この映画が初出演みたいだけど、よくこんなキレイな子みつけてきたなあ。
お友達役の子は、マイケル・ピットにちょっと似てたから、こっちのほうがガスの好きなタイプ(?)なのかも。さらに撮影がクリストファードイルなので、映像の美しさもお墨付き。目の保養度はバッチリです。
内容的には、けして明るくはないですが、短めだったので見やすかったですね。ネタバレは知らないほうが楽しめる気がするので、あえてここでは言わないことにします。ほんとはフライヤとかに普通にあらすじとして思いっきり書いてあるので、知っていて見たんだけど、知らないほうが絶対面白かったなあと思ったので。
明確な結論が出されるわけではないですが、救いがないわけではないと思います。この年頃の少年の心理を描き出すことにかけては、流石という感じでした。
(2009.04.21) -
ポーランド。スケートボード。罪。
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運転シーン、シャワーシーンでヒッチコックを思い出した。と思ったら、、ガスヴァンサント監督、「サイコ」のリメイクしてるらしい、観たい。
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ガス・ヴァン・サント監督作品。映像が美しい。
静かに心が揺れ動いていく感じが、とてもとても、よかった。
主人公の少年は人を殺してしまうのだけど、この映画で重要なのは殺人それ自体ではなく、殺人によって変化してしまった日常を捉える彼の視点。似た感性を持つ人にはぜひ見てもらいたい。 -
(2007年作品)
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映像が綺麗。音のつけかたが面白い。