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- / ISBN・EAN: 4571264907825
感想・レビュー・書評
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やっぱりキーラ・ナイトレイは美しい。
ラストの展開が予想もしてなくて、意表を突かれました。こういう「つぐない」なのね。
イギリスを舞台にした作品って、なぜか惹かれます。行ったこともないし、行きたい願望もないんですが、なぜか映画やドラマとは馬が合うようです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
Blu-ray
幼き少女の叶わぬ初恋と嫉妬の物語。
公開当時、友人たちが口々に感銘を受けたと言っていたが、私にはよく分からなかった。
今久しぶりに見たけれど、やっぱりよく分からない。少女は贖罪を求め続けるが、許されることは無いのだろうか。
ただ、苦しさが迫ってくるような美しさだ。 -
セシリアの深い緑のドレスがずっと忘れられなかった。
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多感な少女の危うさが、
償いきれない一生の罪を犯させる。
幼い恋心、興味、
怖いもの見たさ、
嫉妬に由来する嫌悪感。
流れたかもしれない続きの物語を断ち切った、
背負切れない生きる苦しみ。 -
うーん、イアン・マキューアン原作の映画は合わないのかも。「初夜」が原作の「追想」と雰囲気が似ている。ちいさな原因で結ばれない若い男女。味の合わないイギリス料理のような。
最後の大成した小説家となったブライオニー役の女性が、もしかしてマギー・スミス?なんて思ってしまったがヴァネッサ・レッドグレイヴという人で「欲望」に出ていた人だった。
1935年イングランドが舞台
2007イギリス
2019.2.24レンタル -
英国の上流家庭の暮らしが美しい映像とともに格調高く描かれます。キーラナイトレイが美しい。同じ出来事を視点を変えてそれぞれの主観で見せ、心の中を見せます。多感で繊細な少女をシアーシャ・ローナンが見事な演技で見せます。傑作の予感です。でも、事件後の姉妹の心の軌跡が見えません。平板で凡庸な描写に終わっているのは、尺の都合でしょうか?前半が良かっただけに残念でした。
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13歳の少女の 嫉妬、潔癖感、そして純粋さ。
それが、嘘をつかせたのだった。
その嘘が、どんな結果を生み出すかさえも、
考えないまま。
引き裂かれた 姉と恋人。
それを、想像する 妹。
姉と恋人のつらい歴史よりも、自分の中に
『真実』を 抱えながら、
虚構の中に生きようとする。
真実は、死ぬまでいう必要がないが、
死ぬ前には、どうしても言ってしまいたいと言う欲望。
果たして、それが 贖罪となるのか? -
映像がとても美しい、詩的な映画。
人生はいつもままならぬものだけど、そのままならなさが幼い少女の嫉妬と戦争によって不幸にも増幅してしまった様を見せつけられる。
"The story can resume." 繰り返されるこの言葉があまりに悲しい。
ダンケルクという出来事のイギリス史における重みも改めて感じた。
イギリス英語が苦手なのであまりイギリス映画を観ないのだが、とてもよかった。
青い目が印象的だったブライオニーを演じた子役が、先日鑑賞した「わたしの若草物語」のジョーを演じた俳優さんと同じだったとは! シアーシャ・ローナンさん。覚えておこう。 -
3.8
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韻も装飾も抜きで
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はぁーおもしろ…
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所詮は、甘いチョコレートで覆った苦い現実
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文芸作品の体裁をとりながら、メタミステリな仕掛けがあり。終盤に物語がひっくり返り、タイトルの「つぐない」の意味がわかる。なかなかうまいなと思いつつも、そこに含まれている「悪意」にちょっとげんなりしてしまいます。若い2人の人生を破滅させておきながら、「つぐない」とか言われてもねぇ。罪は深いです。
いまをときめくベネディクト・カンバーバッチが結構ゲスな役で出ていてびっくり。 -
監督 : ジョー・ライト
出演 : キーラ・ナイトレイ ジェームズ・マカヴォイ シーアシャ・ローナン ロモーラ・ガライ ヴァネッサ・レッドグレイヴ
1930年代、戦火が忍び寄るイギリス。政府官僚の長女に生まれた美しいヒロイン・セシーリア。兄妹のように育てられた使用人の息子・ロビーを、身分の違いを越えて愛しているのだ、と初めて気づいたある夏の日、生まれたばかりの二人の愛は、小説家を目指す多感な妹・ブライオニーのついた哀しい嘘によって引き裂かれることになる。 生と死が背中合わせの、戦場の最前線に送り出されるロビー。彼の帰りをひたすらに待ち、「私のもとに帰ってきて」と手紙をしたため続けるセシーリア。そして、自分の犯した罪の重さを思い知らされるブライオニー。セシーリアとロビーは、再び会えるのか?ブライオニーが罪を贖える日はやってくるのか?三人の運命は、無情な時代の流れの中に呑み込まれていく…。 -
映像と音楽が美しい。タイプライターの効果音が焦燥感を煽り、見てるとドンドン不安になっていく。
頭でっかちで潔癖な妹に、情事見られちゃって、何のフォローも無しなのは、恋人同士の傲慢さで自業自得な気がしないでもないけど、その対価が重すぎる。
結局全部ブライオニーが悪いわけで、それって本当に償いになってるの?という。償えてない!償いというよりも、後悔とか自責とか懺悔というタイトルのほうがしっくりくるような。
今を時めくベネディクトが、すごいゲスなロリコン役で出てるのが新鮮。でもまぁ、最終的に結婚して責任は取ってるからいいの???
目当てのジェームス・マカヴォイさんは、凄く麗しかったです。
笑うマカヴォイ調子に乗るマカヴォイ照れるマカヴォイ怒るマカヴォイ泣くマカヴォイ気がふれたマカヴォイ海岸をきゃっきゃマカヴォイ、いい!従軍してて泥で汚れて無精ひげでも綺麗なマカヴォイを愛でる映画。 -
子供の身勝手さと潔癖さが他人の人生を破滅に追い込む
まさしく、つぐない の物語 -
少女のついた嘘で引き裂かれる男女の運命。
この多感な年頃のあることを汚らわしいと思ってしまったり、理解できない気持ち。それ故についてしまった嘘。
劇中ずっと響くタイプライター音。これはつぐないの音であり、ブライオニーのせっかちな性格がよく出てる。
人生って、本当に儚い…。 -
130630
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3〜4年前に安くで購入。あらすじもよく知らずに買って一回目観た時は、ブライオニーに感情移入してしまい話もよくわからなくて、後味悪い感じにしか思ってなかった。
少し時が経ち改めて観てみると、重いけど映像や役者が美しい映画だなと思った。セシーリオとロビーが結局会えないままだったのは悲しかったけど。
最初観た時は、キーラナイトレイしか知らなかったけど、ジェームス・マカヴォイとベネディクト・カンバーバッチが出てて、二人とも他で観た役とは違うイメージでより一層楽しめた。イギリスの役者さん好きな人多い! -
う~ん・・・。
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キーラ・ナイトレイの美しさに圧倒された。
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景色は壮大で美しく、姉妹のドレスなどは見入ってしまうくらい素敵。でも何やらずっと不安にさせる…。えーん、ハッピーエンドにしてほしかったよー。でも、主演の二人、熱演だった。
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人は現実を見たいように見てしまう、勝手に解釈してしまう。それは「私の」現実でしかないのに、「皆の」現実にしてしまおうとするとき、他人の人生を狂わせてしまうのだろうか。
そして、つぐなえる罪はあるのだろうか。
罪を犯した側が「つぐなえる」と思っているうちはつぐなえないんだろうなぁ。 -
タイプライターの音が効果的にBGMに使われています。
この監督のお得意なのか、
中盤、ものすごい長回シーンがあり
いろんな意味で一見の価値あり。
原作であるイアン・マキューアン『贖罪』も
すごく面白かった。
私は原作が先だったけど
映画は珍しくイメージを裏切らなかった。
どっちもおすすめです。