ゴッドファーザー コッポラ・リストレーション ブルーレイBOX [Blu-ray]

監督 : フランシス・フォード・コッポラ 
出演 : マーロン・ブランド  アル・パチーノ  ジェームズ・カーン  ロバート・デュバル  ダイアン・キートン  ロバート・デ・ニーロ  ジョン・カザール  タリア・シャイア  アンディ・ガルシア  ソフィア・コッポラ 
  • パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
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本棚登録 : 41
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988113741521

感想・レビュー・書評

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  •  ゴッドファーザーDVDコレクション(2001年)との比較で

     LD(The Epic)の後DVDを見た時は「きれい」と感じたのがなんだったのだろうという位に見事な修復が行われている。あらためてDVD版を見るとほこり,傷だらけでびっくりした。
     元が古いだけにフィルムグレインは多いが,これをつぶすときっとのっぺらとした画面になってしまう。フィルム作品のよい風合いを残しているのが非常によい。

     元々画面が"暗い"と言われる作品だが,Part�冒頭からしてDVDでは完全に黒がつぶれていたのが,きっちり"暗さ"を表現として見られる。
     全体にセピア色のイメージが強いが,BD版では本当に色が印象深くなる。特にマイケルがイタリアにいた時の風景や,フレドが殺されるシーンの湖の色は秀逸。

     アスペクト比はDVD版以降(?)トリミングされて1.78:1になっているが,もうこちらが標準と見て問題ないと思う。スタンダードサイズ版との比較も楽しいが,作品そのものを楽しむにはこちらだと思う。
     音はDVD版でも5.1ch化されていたが,なにかピンとこなかった。音声フォーマットの変更での違いがわかるような環境でもないのだが,BD版では自然なサラウンドでいい感じになった気がする(画面のリストレーションによる相乗効果で"気がする"だけかもしれない(笑))

     2001年版の特典は丸ごと収録されており(SD収録),さらにHDでのものが追加されています。修復過程の話も入っており,LD版もあらてめてつまみ見したら,特典にあった「修復前」のまんまの画質だったのが笑えた。

     フレドが殺されるシルエットシーンでの口の動きなどの細かなところまでしっかり見えるので,リストレーション版はDVDも発売されているが,これは是非BD版で見るべきだろう。

     特典の「削除されたシーン」は2001年版DVDのままなので,The Epicをリストレーション版で出してくれないかな~
     Part3はBDになってもやっぱりソフィア・コッポラが癌だ(笑)

  • 感情描写が丁寧。

  • 最初にWOWOWで見て画質が素晴らしく、音楽も高音質だったので急遽購入してみた。驚愕の高画質と高音質で、よくこんな映画を作ったものだと驚嘆した。
    マーロン・ブランドの存在感も素晴らしく、後のドンとなるアル・パチーノの演技も素晴らしい。また、色彩も素晴らしく、よくぞ此処まで修復してくれたものだと思った。音楽も適材適所で一度聴いたら忘れられない旋律が素晴らしい。
    若い時にリバイバルで見たが、当時は雑誌等で絶賛された情報が良く理解出来なかったが、50代後半になった今、ようやくこの映画の意味が解ったような気がする。中年以降の人には是非見て貰いたい映画である。

  • 買っちゃいました、Blue-rayセットversion。

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著者プロフィール

これまで六つのアカデミー賞を獲得。代表作として主に『ゴッドファーザー』3部作と『地獄の黙示録』の監督として知られる。1939年、デトロイト州に生まれ、ニューヨーク州クイーンズで育つ。幼少期にポリオ麻痺に感染し、その治療期間に物語を書くこと、そして玩具として与えられた映画投影機に没頭し、映画製作への興味を育んだ。
 ホフストラ大学とカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)で演劇と映画を学びつつ、短編小説や戯曲を執筆(コッポラ自身は己のキャリアの発端を「作家」であると見做している)。1970年、『パットン大戦車軍団』の脚本家としてオスカーを受賞、1970年代には『ゴッドファーザー』、『ゴッドファーザー PARTⅡ』、『アメリカン・グラフィティ』、『カンバセーション…盗聴…』、そして『地獄の黙示録』などの作品で監督・脚本・製作を手がけた。その間に、カンヌ国際映画祭ではパルム・ドールを2回、アカデミー賞では計12回のノミネートのうち5回の受賞を果たし、フィルムメイカーとして、その10年間は史上かつていない成功を成し遂げたことは疑い得ない。
 コッポラはまた35年にわたり、ナパ・バレーとソノマ・バレーにてワイナリーを経営し、ワイン生産を手がけていることでも広く知られている。その他のビジネス領域では、中米、アルゼンチン、イタリアでの豪華リゾート経営のほか、受賞実績もある短編小説を中心にした文芸誌『ゾエトロープ:オールストーリー』の発刊を手がけている。現在は、劇場、映画、テレビを組み合わせた「ライブ・シネマ」と呼ばれる新しい形式での芸術に取り組み、この新しいメディウムにおける脚本の執筆を続けている。

「2018年 『フランシス・フォード・コッポラ、映画を語る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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