スターリングラード [DVD]

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監督 : ヨゼフ・フィルスマイアー 
出演 : トーマス・クレッチマン  ドミニク・ホルヴィッツ  ヨッヘン・ニッケル  セバスチャン・ルドルフ 
  • ケンメディア (2008年10月31日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4539373015121

スターリングラード [DVD]の感想・レビュー・書評

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  • [鑑賞方法:WOWOWシネマ録画にて]

  •  スターリングラードの地獄を描いたドイツ映画。

     いやぁ、これは悲惨すぎて見てられん。序盤の戦闘シーンも激烈なのだが、その後の登場人物達が脱走兵(?)のようにロシアの雪原をゾンビみたいに歩きまわる様なんかはもういったい何の映画なんだという気持ちになる。
     勝った側のソ連の市民や軍人さん達もひどい有り様なのだから、本当にスターリングラードというのは地獄だったんだなぁと思う。それを伝える映画として、充分過ぎるほど伝わった。

  • ただただ反戦を謳った映画。救われるものは無く、虚しさばかり残る。

  • 2014/08/14/Thu. 16:45〜19:15
    イマジカBSにて視聴。

    今回はジュード・ロウ主演作の方じゃなくて、1993年版の『スターリングラード』。

    旧ソ連の工業都市であり、第二次大戦における独ソ戦の激戦地スターリングラード。
    1942年、この地に派兵され、ソ連との攻防戦で壊滅したドイツ第6軍精鋭部隊の有様をドイツ側からの視点で描いている。

    マイナス50度の極寒の中、寒さと飢えに苛まれる絶望的な戦い。
    栄光とは程遠く、ただただ戦争の理不尽に翻弄されるばかりの若き兵士たち。
    お涙頂戴の演出なんて一切なし。
    そこにあるのは、苛酷過ぎる現実と苦悩だけ。

    ここで描かれている兵士たちは(主人公ですらも)「将棋の駒」でしかない。
    冷然と続く展開。観れば観るほど心は重く冷えていく…。
    観終わった後、このような悲惨な争いは二度と起こって欲しくないと強く思う。

    この映画でひとつ残念だったのは、ドイツ語・ロシア語のセリフの量に対して、明らかに少な過ぎる日本語字幕!
    私、この映画のディテールを絶対きちんと把握できてないわ;;
    もっと丹念に訳してくれた字幕付きが出たらもう一度観たい。

  • ソビエトVSドイツの激戦地となったスターリングラード攻防戦をドラマティックに描いた映画。
    主人公や、持ち上げる将校(?)等は、実在の人物をモチーフにしているが、映画は映画である。
    ハラハラさせてもらって良かった。

    何年も前から気になっていたものの、結局見てなかったシリーズのひとつ。(他、ジブリやハリー・ポッターが該当)
    アイドルってこんな感じなんだなと思った。

  • ロシア人やドイツ人ってこういう映画みるのかな。素朴な疑問。

  • トーマスクレッチマンの流し髪がたまらん。イタリアのバカンスから極地の落差がすごい。

  • (1993 ドイツ/アメリカ)

  • それぞれの国には、記録として残しておくべき戦いがあり、ドイツの場合はこのスターリングラードをめぐる攻防戦。東西ドイツ統一後、国家プロジェクトとしてドイツの威信をかけて製作されたということからもわかります。

     物語は、アフリカから部隊再編のためイタリアに来ていた部隊、負傷した隊長に代わり士官学校出の新兵フォン・ウィッツラント少尉を向かえ、一路スターリングラードへ。強敵フランスでさえ6週間で落としたと自負している兵士の指揮は高く、ロシアを3週間で落とせると思っていた。
     ウィッツラント部隊の到着で、大隊の全部隊が集結し、いよいよ攻撃が始まる。目標は、敵が占拠している“赤い10月工場”の奪取。味方の制圧射撃も、瓦礫の山が邪魔をして、効果が上がらないのに業を煮やした大佐は、砲撃の間隙をぬって突撃を命じる。第一次突撃は、敵の機銃座に阻まれて頓挫。通信兵の肉薄攻撃により、かろうじて火点を潰し、戦闘工兵により建物を爆破、一気に大隊はなだれ込む。当初400人いた部隊が、この戦闘だけでわずか62人になってしまっていた。
     ドイツ軍将兵によって“ラッテン・クリーク(ネズミ戦争)”と呼ばれた、廃墟・地下壕・下水道を這っての戦いは、一進一退を続けていた。敵に囲まれ退路を断たれたウィッツラントの部隊は、下水道を通って脱出を図る。負傷兵ともども何とか危機を脱して味方の野戦病院にたどり着いたものの、なかなか部下を見てくれない衛生兵に業を煮やしたウィッツラントは、衛生兵を脅して部下を無理やり診させる。それが軍紀違反と判断され、彼の部隊は懲罰部隊にまわされてしまう。
     見渡す限りの雪原、何処が道路かもわからないなかでウィッツラント少尉たちが配属された懲罰部隊の任務は地雷除去。地雷感知器はあるものの、あくまでも主力は木の棒。それで雪を探り、硬い物があると今度は素手でまわりの雪を取り除く。地雷を確認すると、信管を取り外す。信管は小さいながらも爆発力はかなりな物なので、慎重に取り扱う分、神経が磨り減ってしまう。そんな作業を繰り返しているとき、もといた部隊の隊長が原隊復帰と階級の復権を条件に、敵戦車隊阻止作戦の参加を求めてくる。
     懲罰部隊にいても消耗するだけなので、阻止作戦に参加することを決める。敵戦車隊阻止といっても、縦深防御はあって無きがごとくの簡単な塹壕とタコツボのみ。頼りのPak(対戦車砲)は1門。あとは歩兵用の銃器と対戦車用の肉迫兵器。その陣地に、真正面からイワンのT34/85型戦車隊が車載歩兵を乗せたまま突っ込んでくる。銃で応戦するも、タコツボごとキャタピラで押し潰される戦友を見て、ついに対戦車肉迫攻撃が始まる。手榴弾を束ねた集束装薬、吸着対戦車地雷、はてはモロトフ・カクテル(火炎瓶)まで使っての、人間対戦車の苛烈な戦いの幕が切って落とされる。
     やっとの思いで対戦車肉迫戦闘を生き抜いた、ウィッツラント少尉とその部下たちを待ち受けていたのは、ロシア住民の銃殺。やり切れぬ思いで、抗議をするが当然聞き入れられることなど無く、かえって僻地の防衛拠点のひとつに回されてしまう。
     あまりの不条理に耐え切れなくなったウィッツラント少尉は、ライザー上等兵、ミュラー一等兵と共に、軍を脱走。負傷兵に成りすまし、野戦飛行場までたどり着き、検問まで通り抜けた物のそこは逃げたい一心で集まってきた人・人・人…。目の前で最後の輸送機は飛び立ち、希望は断たれてしまう。
     3人はもと来た道をたどって、防衛拠点にもどるも誰も彼らを咎めることも無く、元通りの日常にもどる。ある日、自分たちをここに飛ばした野戦憲兵将校がやって来る。またもや理不尽な命令に、ついにウィッツラント少尉たちの軍人としての意識が跳び混乱の中、野戦憲兵将校を殺してしまう。命乞いをした野戦憲兵将校から訊きだした、隠匿物資の隠し場所にたどり着き、人心地ついたものの、気がつけば第6軍自体がロシア軍に降伏していた。
     ロシア兵捕虜の道案内で、スターリングラードを脱出することにしたウィッツラント少尉とライザー上等兵は、途中道案内の捕虜を失い、見渡す限りの雪原の中で立ち往生してしまう。体力の限界はとうに過ぎて、座り込み身動きすることも出来なくなった二人を、地吹雪の雪が優しく覆っていく。1943年冬、涙するには寒すぎた……。

     当然、軍装・兵器類の時代考証は、生真面目なドイツ人気質らしく、隅々まで徹底されていて、まさに映画自体が貴重な資料集。

     珍しい所では、M35火焔放射器[M35 flamethrower]に、食糧運搬用コンテナ[Essenbehaelter] 、Pak 38かPak 40のどちらか。集束装薬[Geballte Ladung]に、モロトフ・カクテル(火炎瓶)、3kg中空吸着対戦車地雷[Haft-Hohlladung3(Ub)]etc.。

     重く・辛く・哀しい。けど、コレが“スターリングラード”。ジャン=ジャック・アノー監督製作の『Enemy at the Gates』(2001)は、『狙撃兵ザイツェフ』とでもいうべき映画で、
    安直に『スターリングラード』と邦題をつけた配給会社担当者は、懲罰部隊行きだぁっ★ ……、チョッと豆狸、興奮してしまいました。

     日本人も、いつもいつも特攻ばっかりの、お涙ちょうだいじゃなくて、冷静且つ客観的に、『MO作戦』(ニューギニア島東南岸ポートモレスビー攻略作戦)や、『FS作戦』(ニューカレドニア・フィジー・サモア攻略作戦)、『インパール作戦』を映画で撮ってもいいんじゃないのかな?

  • 第二次世界大戦中のソ連の狙撃兵が
    ドイツ兵を次々と倒していくストーリー。

    序盤の、人を家畜のように運ぶソ連軍と
    シュツーカの爆撃シーンが印象に残っています。

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