テルマ&ルイーズ (スペシャル・エディション) [DVD]

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監督 : リドリー・スコット 
出演 : スーザン・サランドン  ジーナ・デイビス  マイケル・マドセン  ブラッド・ピット 
  • 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン (2008年9月26日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988142692122

テルマ&ルイーズ (スペシャル・エディション) [DVD]の感想・レビュー・書評

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  • 男根主義が夢想する“女の友情”ロードムービー。

    『女は女である』というとき、その主体はえてして男になる。
    煮え切らない恋人にうんざりしているウェイトレスのルイーズと、夫の浮気に気づきながらも専業主婦として“籠の鳥”にされているテルマ。二人の主人公は対照的な性格として描かれながら、「自由」を求めるバカンスの道中で羽を伸ばし、普段とは打って変わって「女」に戻ろうとする。劇中序盤、多くの部分で「女」である二人は「男」の性的対象あるいは搾取の対象として描かれる。言い換えれば、「女である」ということは「そういうもの」として描かれているようである。
    事件と過去、出会いと裏切り…陳腐といえばそれまでだが、物語は徐々に陰を帯びる。
    物語終盤、いよいよ破天荒な逃走劇へと変貌しようというとき、ルイーズはルージュを塗りかけて捨てる。老夫婦の視線に気づいた瞬間、彼女は何を思ったのであろうか。しっかり者として描かれていた彼女にとって、別にどう見られても構わないわ、という表面的な変化を表したシーンとは思えない。「もう私に彼ら(老夫婦)のような平凡な未来はない」という諦念のようにも見えなくもない。しかし、自ずと窮地へ向かう彼女らの逃避行は、究極的に自己の解放の物語なのである。ルイーズが手にしたルージュは、男性性に対する女としての「武器」を象徴している(この映画でいえば、男性の武器が「金」)。恋人に愛され、彼女はそれなりに自立した生活を営んでいたかのようで、その実は自覚なしに恋人に依存していたともいえるのだ。金を奪われて絶望したルイーズは、「男」あっての「女」であったことを自覚し、過去の自分からの訣別を決意した、と考えるのは無理があるだろうか。そうした向きから、「男/女」を失った二人の行先は、賛否両論を巻き起こすフィナーレに向かうのだが、それこそ冒頭に述べた男根的女性観の権化といえるのではなかろうか。

    自由とは、抑圧からの解放のみならず、必然性の洞察を要する事態をも生む。二人の選択が間違いといえるものも、正しいというものも、何もない。ただ己の道を、導かれるように見据えた二人のテーマソングにMarianne Faithfull のThe Ballad Of Lucy Jordanが悲しいほどよく似合うのだ。

  • 請求記号:12D238(館内視聴のみ)

  • ルイーズはとても落ち着いていてかっこいいし女々しかったテルマがどんどん開花していくのが爽快。最後は笑って泣いた。

  • 若いブラピが可愛かった(笑)
    なんだか大変なことになってしまったけど、女二人って良いね。

  • つまらない日常から逃げるために逃避行した女2人。
    それが襲われかけて逃げることになる。
    かっこいい2人の女の話

  • 久しぶりに、どんどん引き込まれた映画だった。

  • 女性版、俺たちに明日はない!のようなもの。
    登場してくる男がただ一人を除いて全て馬鹿。
    行き当たりばったりと言えばそうなのだが、それが女性らしいのだろう。女性が脚本を担当しただけのことはあります。
    最後の解放感は、ある意味爽快でした。

  • 謎の解放感。テキサスの風と砂ぼこりが肌で感じられる。音楽も素敵。レボリューショナリーロードでモヤモヤしたらこちらでスカッとすべし。

  • 女子会系。スーッと入ってポカーンとなる、いい意味で。

  • 見てる時楽しかった。特典映像のもうひとつのラストシーンが超おかしかった。車(免許)もねぇ、金もねぇ、共に旅できる女友達もいねぇ自分が超虚しくなった。車(免許)と金と女友達が欲しい、で、旅したいよー。

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