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- / ISBN・EAN: 4988142692122
感想・レビュー・書評
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自分にはできなかった夢を、映画の登場人物に託し叶えてくれる。
アメリカの広大な土地で、夢の切れ端を載せて走ってくれる力強さがある。
テルマとルイーズのやり方を100%肯定はできない。だけど気持ちはわかる。
ずっと我慢していて、あるいはその我慢にすら気づいていない。
できた傷を無言で耐え、ルールというしがらみに捕らわれなければ成り立たない生活もある。
「わたしの中で何かが弾けたの、もう戻れない」といい放ったたテルマの表情は飛びぬけて印象に残ったし、それを受け止めるルイーズとの友情も美しかった。
誰しも、大なり小なり愚かさのなかで生きている。
ラストシーンをどう決着つけるのかな、と予想しながら観ていたのだけれど、納得せざるをえない終わり方で爽快感すらあった。 -
ルイーズはとても落ち着いていてかっこいいし女々しかったテルマがどんどん開花していくのが爽快。最後は笑って泣いた。
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若いブラピが可愛かった(笑)
なんだか大変なことになってしまったけど、女二人って良いね。 -
つまらない日常から逃げるために逃避行した女2人。
それが襲われかけて逃げることになる。
かっこいい2人の女の話 -
久しぶりに、どんどん引き込まれた映画だった。
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女性版、俺たちに明日はない!のようなもの。
登場してくる男がただ一人を除いて全て馬鹿。
行き当たりばったりと言えばそうなのだが、それが女性らしいのだろう。女性が脚本を担当しただけのことはあります。
最後の解放感は、ある意味爽快でした。 -
謎の解放感。テキサスの風と砂ぼこりが肌で感じられる。音楽も素敵。レボリューショナリーロードでモヤモヤしたらこちらでスカッとすべし。
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女子会系。スーッと入ってポカーンとなる、いい意味で。
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見てる時楽しかった。特典映像のもうひとつのラストシーンが超おかしかった。車(免許)もねぇ、金もねぇ、共に旅できる女友達もいねぇ自分が超虚しくなった。車(免許)と金と女友達が欲しい、で、旅したいよー。
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この映画を一言で表すなら、「解放」。
ラストで二人があぁなってしまうのは切ないが、抑圧から解放され、本当の自分を見つけてしまった二人には、もう他に道はなかった。
女の友情って、色々あるけどやっぱり最高だな、と思わせてくれる、そんな映画。 -
クライマックスのふたりの表情が最高
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ウエイトレスとして働くルイーズと亭主関白な夫を持つルイーズが
車で数日間のバカンスに出かけるが、羽目を外し過ぎたルイーズがおかしな男に絡まれ…。
旅行という日常と非日常の対比が際立つストーリーを下敷きに、
束縛される今の生活と逮捕、犯罪と解放、トラウマの過去と逃走などを、
うまい具合に散りばめて進む脚本はお見事。
ターニングポイントごとに、帽子を手に入れたり、
下劣なトレーラーの運転手にひたすら謝罪させたり、
ルイーズの自宅で待機する警察官が感動ドラマに見入ったりと、
シニカルな小ニクイ演出も光る。
逃走は日常、更に言えば、今の日常を作ってしまっている自分や
過去のトラウマからの逃走。
環境が劇的に変容するとき、行き先を見据え、アクセルを踏むのは
結局のところ自分と気付く。
その恐怖と快感、そして解放の途へと至る、紛うことなきロードムービー。 -
女だけで逃避行。崖へ飛び込むシーンが潔い。
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最高におもしろい!
でも最後は切ない!!
どんどん二人の女性が強くなっていく様は勇気づけられるし爽快だ。