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- / ISBN・EAN: 4988142706522
感想・レビュー・書評
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もしコレが日本の話だったなら、妊娠を打ち明けた時に両親の激高エピソードがあり、彼氏の両親の猛反対があり、学校からは退学をちらつかせられ、同級生からはイジメられ、ご近所のおばさんからはイヤミを浴びせられ、PTA会長が介入し、教育委員会も大騒ぎ、尚且つ妊娠中に流産の危機にさらされる
などなど、鬼ばっかりの世間を渡る破目になる事は確実でしょう。
日本では、若すぎる妊娠には負のイメージが強く付きまとうからです。
そこから言えば、本作のジュノの1年間は穏やかで、協力的な周囲に見守られながら、ジュノ自身もなんの困難もなく出産を迎える様に見受けられます。
しかし、実際の妊娠というのは、そんな甘っちょろいモノではない。
でも、この「16歳の妊娠」というテーマが非現実とも思えるくらい、非常に明るく描かれているのが素晴らしい所なのではないかと思う訳です。
何故なら本来「妊娠」と言うのは、きっと祝福されるべき結果だと思いませんか?たとえ親近者でなくても、望む人がいるのなら、その命は生まれるべきだと思います。
物凄く真面目に書いたけど、あんまり好きな感じではないので星は2つ。厳しいぞ!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ざっくり言えば16歳で出産するお話。
最初は中絶しようとしたけど、結局産んで養子にだすことに。
話は違うけど、戦後日本は"Paradise of Abortion"って呼ばれていた時期があるそうな。Genderの授業で知ったんですが、全然知らんやった。ほんとかいな。
アメリカが"Paradise of Adoption"なのかは詳しく知りませんが、養子縁組は普通のことみたいですね。
全体を通じてコメディタッチで重い話が軽やかに流れて行きます。
この軽さには賛否両論ありそう。特にジュノの口の悪さは凄い(笑)。インセプションにでてた可愛い女の子とは思えないw
でもとんがってる感もあって微笑ましい面もあります。
日本で育った僕としては、生んだ子をすぐに養子に出すという行為はあまりに母性がないんじゃないかとか思ってしまう面もあったけど、高校生だし、トイレとかロッカーとかに置き去りにするよりは全然いいかとも思いました。 -
エレンの演技はすごかった。
すごかったんだけど、映画の雰囲気とかポップな感じで可愛かったんだけど…
個人的に、なんだかずーっと頭の上に「?」が浮きっぱなし。
何とも言えない、スッキリしないものが最初から最後まで…
妊娠を告白した時の両親の反応って…あんなもの??
相手の男の子もなんか無責任というか、ぽやぁんってしてるし。
養子に出すって発想にもびっくりした……。
養子先の夫婦、というか旦那の方…おい!って。
…なんだか、突っ込みたいところが多い。
こういう映画もある、ということですね。 -
なんていうかね、あたしとは全然ちがうや。国の風潮もあるかもしれないけども。ぜんぶ新鮮。どんな趣味でもどんな好みでもいいと思うんだ。
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エレン・ペイジのグミ食べながら喋ってるみたいな喋り方がすき。爪の短いけだるいティーンやらせたら右に出るものはいない。ナチュラル演技が魅力的な注目株。
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2010年9月19日(日)、鑑賞。
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女が書いた脚本。そしてアメリカのティーンにしかわからないことの多さ。
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・日本の学生の妊娠モノって、『発覚→とまどい→周囲の反対→「でも…この子もう生きてる!!」→涙の出産・和解』の流れだけど、ジュノは出産決意がすごいあっさり。養子縁組の決定がまたあっさり。親も「馬鹿なんだからw」程度。アメリカの学生ってそんななの?
・ジュノの彼氏が超絶キモい。顔もキモいし、セックスも情けないし、子供についてばっくれてるくせに、ジュノの忘れたパンツ後生大事に持ってるのなんて気持ち悪さの極致。なんでこんなのとやったんだろう?(な)
とにかく映像がかわいい!ジュノの口悪い感じもキュート。なんかカナダっぽいなーと思ってたらやっぱり監督カナダ人だった。景色的にもアメリカ中西部の感じしないんだけどどうなんだろ?(り) -
思った以上に面白かった!もっとしっとりしてるのかと思ったけど、結構ハチャメチャで見やすかった。JUNOの性格すきだなー。自分勝手だけど、愛され上手。
アメリカの高校生、妊娠に対して軽い、と思ったけど。
オープニング映像がかわいかった。
DVD買おうかな〜