レコード・コレクターズ増刊 無人島レコード

著者 :
制作 : 能地 祐子  本 秀康 
  • ミュージックマガジン
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・雑誌 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 1119638041503

感想・レビュー・書評

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  • 「無人島に1枚だけレコードを持っていくとしたら?」

    音楽好きならおそらく一度は考えたことがあるこの質問。
    100人近い人たちが自分の「無人島レコード」を紹介するなかで、「音のないレコード」を持っていくという人がいた。

    その昔、アメリカの酒場のジュークボックスには、普通のものに混じって無音のレコードが入っていたという。
    それは、喧騒にまみれた文明社会を生きる人間の英知だと、その人はいう。
    人びとは時おりこのレコードをかけ、つかの間の静けさを楽しむのだ。

    とはいえ、1枚だけレコードが聴けるなら、ぼくはやっぱり音楽が入ったものがいいかなぁ。

  • 無人島に一枚LP持ってくならコレ、と議論するヒトビト。いやー、僕は未熟なもんで自分の意見を持って読むことはかなわないわけだが、面白かった。

  • 2015/8/18購入

  • もしも無人島に行かなければならないとしたら、そして、その時、1枚しかレコードを持って行けないなら、あなたはどのレコードを持っていきますか?

    あ〜、なんて意地悪な質問なんだろう!と、思ってしまいますが、その意地悪な質問に97人の著名人が応えているのが、本書です。
    あいうえお順で各解答者の"1枚"が並んでいます。
    <回答著名人一覧(敬称略)>

    (あ行)
    相倉久人、青山南、青山陽一、あがた森魚、朝妻一郎、スージー甘金、安齋肇、いとうせいこう、宇田和弘、遠藤賢司、大杉漣、大鷹俊一、大林宣彦、小倉エージ、小野島大、ジム・オルーク

    (か行)
    ムッシュかまやつ、亀渕昭信、川勝正幸、河村要助、木崎義二、北中正和、KYON、久保田麻琴、ロドニー・A・グリーンブラット、区麗情、黒沢健一、黒沢進、小泉今日子、小嶋さちほ、小島麻由美、小西康陽、今野雄二

    (さ行)
    ジョン・サイモン、佐野史郎、佐橋佳幸、ダリアン・サハナジャ、鮫肌文殊、SION、敷島勝盛、柴田元幸、清水ミチコ、しりあがり寿、真保みゆき、鈴木カツ、鈴木慶一、鈴木茂、鈴木祥子、鈴木博文、ジョン・セイルズ、ナンシー関

    (た行)
    高野寛、高橋健太郎、田島貴男、筒美京平、とり・みき

    (な行)
    直枝政広、仲井戸"CHABO"麗市、中川敬、長門芳郎、中野裕之、中村とうよう、根本敬、能地祐子、野沢あぐむ、野村義男、法月綸太郎

    (は行)
    萩原健太、ヴァン・ダイク・パークス、花田裕之、浜野サトル、ピーター・バラカン、東理夫、福田和也、藤井一彦、古市コータロー

    (ま行)
    チチ松村、みうらじゅん、三井徹、村上"ポンタ"秀一、本秀康、森勉

    (や行)
    安田謙一、矢野顕子、矢吹申彦、山口洋、山口雅也、山本精一、山本ムーグ、湯浅学、湯村輝彦、吉田美奈子

    (ら行)
    アート・リンゼイ、デイヴィッド・リンドリー

    (わ行)
    和田静香、渡辺祐、渡辺亨

    好きな著名人の1枚を聴くも良し、色々なエピソードを読むも良し、よし!俺も無人島に行こう!と決心するも良し、レコードや無人島への思い入れが伝わってくる本です。
    ちなみに、私が無人島に持っていくなら・・・CDじゃなくてレコードだから・・・今の気分だと、Brian Jonesのジャジューカでしょうか。

  • もしも無人島に行かなければならないとしたら、そして、その時、1枚しかレコードを持って行けないなら、あなたはどのレコードを持っていきますか?

    あ〜、なんて意地悪な質問なんだろう!と、思ってしまいますが、その意地悪な質問に97人の著名人が応えているのが、本書です。
    あいうえお順で各解答者の"1枚"が並んでいます。
    <回答著名人一覧(敬称略)>

    (あ行)
    相倉久人、青山南、青山陽一、あがた森魚、朝妻一郎、スージー甘金、安齋肇、いとうせいこう、宇田和弘、遠藤賢司、大杉漣、大鷹俊一、大林宣彦、小倉エージ、小野島大、ジム・オルーク

    (か行)
    ムッシュかまやつ、亀渕昭信、川勝正幸、河村要助、木崎義二、北中正和、KYON、久保田麻琴、ロドニー・A・グリーンブラット、区麗情、黒沢健一、黒沢進、小泉今日子、小嶋さちほ、小島麻由美、小西康陽、今野雄二

    (さ行)
    ジョン・サイモン、佐野史郎、佐橋佳幸、ダリアン・サハナジャ、鮫肌文殊、SION、敷島勝盛、柴田元幸、清水ミチコ、しりあがり寿、真保みゆき、鈴木カツ、鈴木慶一、鈴木茂、鈴木祥子、鈴木博文、ジョン・セイルズ、ナンシー関

    (た行)
    高野寛、高橋健太郎、田島貴男、筒美京平、とり・みき

    (な行)
    直枝政広、仲井戸"CHABO"麗市、中川敬、長門芳郎、中野裕之、中村とうよう、根本敬、能地祐子、野沢あぐむ、野村義男、法月綸太郎

    (は行)
    萩原健太、ヴァン・ダイク・パークス、花田裕之、浜野サトル、ピーター・バラカン、東理夫、福田和也、藤井一彦、古市コータロー

    (ま行)
    チチ松村、みうらじゅん、三井徹、村上"ポンタ"秀一、本秀康、森勉

    (や行)
    安田謙一、矢野顕子、矢吹申彦、山口洋、山口雅也、山本精一、山本ムーグ、湯浅学、湯村輝彦、吉田美奈子

    (ら行)
    アート・リンゼイ、デイヴィッド・リンドリー

    (わ行)
    和田静香、渡辺祐、渡辺亨

    好きな著名人の1枚を聴くも良し、色々なエピソードを読むも良し、よし!俺も無人島に行こう!と決心するも良し、レコードや無人島への思い入れが伝わってくる本です。
    ちなみに、私が無人島に持っていくなら・・・CDじゃなくてレコードだから・・・今の気分だと、Brian Jonesのジャジューカでしょうか。

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著者プロフィール

1964年、東京生まれ。音楽評論家。『GB』『パチパチ』(ソニー・マガジンズ)などで、ユニコーン、フリッパーズ・ギター、オリジナル・ラブ、スチャダラパーなどの音楽を10代にもわかりやすくポップな言葉で紹介し、「月刊 小沢と小山田」などの連載も担当。以後は洋楽からJ-POP、歌謡曲まで多岐にわたるジャンルの評論、紹介記事を執筆。旧譜再発の企画・解説、ラジオ・TVなどの構成も手がける。米国音楽を中心とした音楽鑑賞愛好家をつなぐ非営利団体“Country‐Rockin’ Trust”主宰。編著書に『無人島レコード』(本秀康と共編)、佐野元春ツアー・ドキュメント『フルーツ・ダイアリー』、インタビュー集『モーニング娘×つんく♂』『99の後藤真希』『ポップスの作り方 田島貴男』ほか。

「2017年 『アメクラ! アメリカン・クラシックのススメ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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