L.A.CONFIDENTIAL-ブルーレイ・エディション- [Blu-ray]

監督 : カーティス・ハンソン 
出演 : ラッセル・クロウ  ガイ・ピアース  ケビン・スペイシー  ジェイムズ・クロムウェル  キム・ベイシンガー 
  • 東北新社
4.16
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4933364920027

感想・レビュー・書評

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  • VHSまで持っている数少ない洋画の一つ。
    あまりにバランスが良すぎてフィルムノワールと呼ぶにはおキレイ過ぎるという意見もあるかと思うが、私にとっては人生を変えた作品。
    ひょろい坊ちゃんエリートで上昇志向の強いエドと、激情家だが人間味溢れて女性に優しいバド。まさに水と油でソリの会わないふたりの関係が、ある策略により決定的な亀裂と破滅を迎える筈だった地点から絶妙のコンビネーションを発揮する相棒となる流れは、何度観ても鳥肌がたつ。
    エルロイの癖が抜けたエルロイ作品の映像化とも言えるが、原作を読むと本作の脚本が神業的脚色とエピソードの取捨選択をしていたことが実感できるので「ハリウッドすげえ」としか言えない。

    小説作品の忠実な映像化なぞ土台無理な話なんだから、全てのメディアミックスはこのチームのタームとメゾットを適応できないものだろうかと夢想する日々です。

  • 前に見たことがあったような気がしたが、やはり見たことがあった。「白ユリの館」や本当の黒幕は思い出したが、ラッセル・クロウとガイ・ピアーズはまったく覚えていない。
    ガイ・ピアーズが出てきた時、「グリーン・マイル」のタグ・ハッチンソンかと思った。上にへつらう役柄と小柄で弱弱しい風貌が似ていると思うがどうか。でもグリーン・マイルのパーシーはどこまでも下衆だが、こちらのエドは本当は正義漢のところがちがった。

    原作のジェイムズ・エルロイは「わが母なる暗黒」が出た時読んでその世界観にはまった。
    最後は正義が勝ってさっぱりする映画。

    1997アメリカ
    2019.11.16BS12

  • 2016年10月頃鑑賞。
    以前にも多分テレビで見たことがある。ロロ・トマシ。
    主人公が一連の事件を出世に利用するラストが好み。

  • ケビン・スペイシーファンにはたまりませんね。ケビン・スペイシーとラッセル・クロウの共演なんて感動。
    結局のところアメリカの警察モノって最終的にはvs内部になっちゃうということかな?というより、日本映画でも最近はそうか。

  • 暴力でごり押ししていた記憶しかない!

    ラッセル・クロウぴったりなんでしょうけど、ぴったりすぎて、この映画を見て苦手になりました(女性の浮気に手をあげたり
    (レ・ミゼラブルは好きです)

  • 当時まだ無名だった若いRussell CroweとGuy Pearce、既に渋い演技を魅せるKevin Spaceyの三者三様の刑事っぷりが見応えたっぷり。サスペンスとしては驚くほどのものではないが、キャスティングだけで十分観るに値する。Kim Basingerの魅力や、ラストの台詞も印象的。

  • こんなに良質&骨太な作品だとは知らなかった

  • 舞台は1950年代のアメリカ、L.A.。
    1990年に発刊されたジェイムズ・エルロイの『L.A.四部作』の第3部。


    ロサンゼルスではマフィアの幹部ミッキー・コーエンの逮捕をきっかけに血みどろの抗争が繰り広げられていた。
    そんなある日、ダウンタウンのコーヒーショップで起こった事件をきっかけに話がどんどん進み出す。


    ダドリー・スミス警部が拷問してるシーンが何度か映されるが、それが回を増す毎に、意味が分厚くなり、面白い。


    「更生の見込みのない犯罪者を背中から打てるか」か。
    ロロ・トマシー。


    治安が悪く、混沌としたロスをよく表している。
    黒人・娼婦・同性愛などなど。
    公民権運動前のアメリカが、人種差別に満ち満ちていたアメリカもうまく描かれている。
    黒人がまず犯人に挙げられる所なんかモロ。


    見応えあった。
    アメリカの映画やけど、今のハリウッドとはちょっと違った迫力・面白さ。
    ラッセル・クロウ、ガイ・ピアーズ、上手く人物を演じてた。

    映画の中でちらっと映った、あの建設計画の道が、あのサンタモニカへ続く道なのか…と、あそこを最近レンタカーで走って来た自分にはちょっと感慨深い(?)ものもあった。

    L.A.の秘密、とは、
    天国の街(ロサンゼルス)とは。

  • 舞台は1950年代のアメリカ・LA。前にも観てその時はまったく面白いと思わなかったんだけど、今日ちゃんと集中してみたらかなり見ごたえがあって面白かったです!映画ってやっぱり自分の年齢や状況なんかにもよって感じ方が全然違うんだなーと実感しました。

  • TSUTAYA 発掘良品(第2位)で気になってレンタル。

    街のコーヒーショップで元刑事を含む6人の男女が惨殺される事件が発生。
    殺された刑事の相棒だった バド(ラッセル・クロウ)が別の事件の担当刑事 ジャック(ケビン・スペイシー)とともに真相を追う。
    すると事件は意外な展開に・・・。

    98年のアカデミー賞で、助演女優賞(キム・ベイシンガー)と脚色賞を獲得したクライム・サスペンス。

    ラッセル・クロウが格好良かったです。 演技力が素晴らしい!
    ストーリーも凝っていて最初から最後まで飽きることなく面白かったです。

  • ジェイムス・エルロイが著した「ブラック・ダリア」「ビッグ・ノーウェア」に続く暗黒のLAシリーズ第3弾が原作のサスペンスドラマ。50年代の腐敗したロサンゼルス市警の話しで、元刑事が巻き込まれて殺された「ナイトアウルの虐殺」を発端に、事件を捜査しはじめた3人の警官バド(ラッセル・クロウ)エド(ガイ・ピアーズ)ジャック(ケヴィン・スペイシー)が、ながく隠蔽されてきた警察内部のふかい闇に迫っていく。事件の重要な鍵をにぎるヴェロニカ・レイク似の娼婦リンにキム・ベイシンガー。悪徳警部ダドリー・スミスにジェームズ・クロムウェル。仲間の不正な暴行を告発したら密告屋よばわりで総スカンとかたいがいだなと冒頭からどんよりしたが、いまもむかしもアメリカも日本もそのへんはかわらないのだろう。「ロロ・トマシー」の正体が判明するあたりからラストちかくの銃撃戦にかけてのスリリングな展開は見事。むくわれない結末を予想していたけれど、意外にもそうではなくて最後にすくわれた。

  • 各所で『名作』と唄われ、最寄りのTSUTAYAでは『おもしろ責任』なんてコーナーで¨つまらなかったら返金します¨と書かれていた。そんな『This is 名作』なわけだけど、確かに面白かった。テーマは警察組織の腐敗した構図や70年代のマフィア犯罪。前半の重厚な人間ドラマから、後半のバディスタイルな銃撃戦まで飽きさせることのない展開。凄くバランスの良い内容だったと思う。ラッセル・クロウ、ケビン・スペイシーら名優たちの演技も本当ため息が出るほどに。これぞ名作。観るべきです。

  • ストーリーはちょっと無理があるかな?でも役者の演技は素晴らしい。特に、ガイ・ピアースとラッセル・クロウは文句なし。

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