映画ドラえもん のび太と緑の巨人伝 [DVD]

監督 : 楠葉宏三  渡辺歩 
  • ポニーキャニオン
3.02
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  • (9)
  • (4)
本棚登録 : 80
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988013651944

感想・レビュー・書評

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  • ひどかった……。
    わさドラ初オリジナル。
    とはいえ「さらばキー坊」が原案で、「森は生きている」や「雲の王国」の要素あり。
    なんでも監督の渡辺歩、自身では「ゆうれい城へ引っこし」(ロッテ・ミュンヒハウゼン!)をやりたかったが、藤子プロから持ち掛けられた企画だったそう。
    で、エコロジーへの反発心や、ストーリーとテーマの齟齬のようなものを解決しきれないまま作業が進み、
    (以下wikipediaより引用)
    前述の通り勝敗の白黒をつけた物語にはしたくなかった渡辺には、藤子Fが「さらばキー坊」でもその場で結論を出さず次代につないだ問題を、映画で具体的に答えを出すことが最早困難であった。そんな中、渡辺は演出を「感じてもらう」方向へ舵を切ることを決断する。それは意図的に説明を抜いて奇妙なシーンでぼかし、抽象的となった描写から一つの結論に絞り込まず、どんどん広げ外に放つというものだった[5]。
    「感じてもらう」作品となったことで、初号試写は誰にも意味が分からず、すさまじいものだったという。一番それを理解していた渡辺自身は本作を指し「世の愚作というのは、こうしてできていく」「駄作」[5]と評しており、同時に、これで二度と『ドラえもん』の監督をやることはないなと思ったという[5]。
    (引用以上)
    ……。まず感動中編シリーズの監督である渡辺歩には感謝している。
    その後、五十嵐大介「海獣の子供」をアニメ化してくれたことにも。
    が、これはないんじゃないか。
    私個人はひどいと思った。
    話もわけがわからない、辻褄合わせするつもりすらなく、ヤケクソにジブリ悪パクリをして、悪乗りともいえる(湯浅正明よりひどい)「キャラ溶かし」をして、見る者の気持ちの襞を逆撫でするような映像を見せられて。
    子供の動きをクネクネさせるなとは言わないが、させすぎで嫌悪感。
    ジャイアンの鼻の孔を強調するとか、スネ夫のパンツのくだりとか。
    ご当人は「ドラクラッシャーと呼ばれて賛否ありました」と語っているというし、実際ドラを存続させるためにキャラの可愛さや映画での感動路線に舵を切ったのは監督ひとりの判断ではないだろうとわかる。
    が、こうもひどいものを見せつけられると極端にいえば、ヌルキモ作画の「戦犯」みたいな言葉を思い浮かべてしまう。
    しかも、上記の弁ときた。
    私はひどいと思ったが、この世のどこかにはいいと感じた誰かがいるはずで、そんな視聴者の笑顔に後から泥を塗るような発言には、心底から許しがたいと感じる。
    ドラえもんでそれをやらないで、というのが短い感想。
    渡辺歩はF先生への敬意を持っているのは当然であろうが、宮崎駿の発言をパロディにしていえば、「極めてなにかFに対する侮辱を感じます」。
    いや、渡辺歩ひとりではなく小学館? 藤子プロ? シンエイ動画? 脚本の大野木寛?

  • 最後のストーリー展開と絵がやや雑になっているように見えて残念。

  • 2014.06.04.
    キー坊はこんなんじゃない…(懐古厨

  • ドラえもんじゃない。過度なエコ思想はうんざり

  • ドラえもんってこんなんだっけ?
    なんか下手なジブリみたいだった。

  • 演出がジブリっぽい。

    2021/4/2 再見。
    見たのを完全に忘れていた。
    あらすじが終盤錯綜して、なんとなくの流れは映像でわかるが、なぜ人間が無事だったのかなど説明なしに進んでいき、かなりの感情移入をそがれた。
    エコ思想はいいが、なぜ人間を許したのかなどまったくわからない。
    というかラストは風の谷のナウシカになってたし、小さい巨人たちの群れは宇宙戦争のトライポッドのような感覚があった。
    アニメーションはもちろん素晴らしいし、前半の地球にいた頃のコンテはとにかく素晴らしく渡辺歩かくありき、と見せつけられた気持ちだった。
    とにかく芝居も感情の流れも、伐採開発されていく森の描写など、とても豊かで見所が多かった。
    レイアウトと編集の切れ味も抜群。
    日常描写がとにかく上手いが、非日常が苦手なのだろうか?それとも興味ないのだろうか?

  • 劇場で観て来たが……
    これは「ドラえもん」に持ってこなくていいストーリー。
    ドラえもんじゃなくて別のアニメで展開すればいい。
    そんな感じ。
    脚本家も大人向けのアニメ脚本書いている人だからか?
    長いわ、子供は飽きるわ、今更自然について語られても
    子供の方がよっぽど分かっていて飽き飽き。

    ドラえもんが好きな幼児には合わない。
    声の特別出演も合ってないし、主題歌も合ってない。
    ドラえもん映画で1番の駄作とも思ってしまった。

    これは
    藤子・F・不二雄映画ではない!

  • 2005年に声優陣やキャラクターデザインをリニューアルした「ドラえもん」新シリーズの劇場版第3弾。過去作品をリメイクした前2作とは異なり、劇場版オリジナルのストーリーが展開する。裏山で苗木を拾ったのび太は、ドラえもんの道具で自由に動き回れるようになったその苗木に“キー坊”と名付け育て始める。ある日キー坊を連れて裏山を訪れたのび太たちは、突然現われた巨大な渦に飲み込まれ、植物が支配する“緑の星”に辿り着く。製作: 2008年

  • 2月22日鑑賞。新声優陣によるニュードラえもん映画シリーズの最新作。しかし、映像は綺麗で凝っているものの、今の時代に「ナウシカ」そのまんまの世界観をドラえもん映画でやろうとするセンスを疑う。宮崎駿の悪いオーラの影響を受けたか過剰なエコ思想、戦争批判などあり異様に鑑賞後感が悪い。ドラえもんも全然役に立たないわキー坊は突然スーパーサイヤ人化するわ(何故?)、このような物語が現代の子供たちには求められているのか?「宇宙開拓史」が、原点回帰した面白い物語になっていることを切に願う。

  • 堀北真希チャン!
    リーレ姫!!!

    威張りくさってる姫が、静香ちゃんに「リーレ」って名前で読んで欲しそう
    可愛い♪

    声の質が、薄情そうに話す・命令口調で話す
    プロの声優だぁ

    でも、ストーリーは一回見ただけじゃわからん(泣

    リーレ姫の立ち位置も分かり辛いし・・・

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