カメレオン [DVD]

監督 : 阪本順治 
出演 : 藤原竜也  水川あさみ  塩谷 瞬  豊原功補  萩原聖人  平泉成  犬塚 弘  谷 啓  加藤治子  岸部一徳 
  • VAP,INC(VAP)(D)
3.02
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本棚登録 : 215
感想 : 38
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988021132541

感想・レビュー・書評

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  • 阪本順治監督 2008年作品
    丸山昇一脚本 
    彼の作品は 『野獣死すべし』 (1980)『処刑遊戯』 (1979)『探偵物語 』(1979) で 松田優作の作品を手がけている。
    カメレオンも 松田優作をキャストイメージで作った作品。
    それが 藤原竜也 で 描かれる。

    野口伍郎(藤原竜也)は 孤児であり、様々な職を転々としてきた。
    現在は仲間たちと結婚詐欺をして、生活していた。
    占い師 小池佳子(名前が回文;水川あさみ)と出会い 付き合うようになる。

    野口伍郎たちは 結婚詐欺をしたホテルから立ち去る時に
    地下の駐車場で 拉致事件を目撃する。
    拉致されていたのは 不動産会社の専務であり、
    賄賂問題で 国会証言を求められていた。

    拉致した犯人グループは RCAという 警備会社。
    政府の高官たちの ダークな警備をするグループで
    野口伍郎たちを 追いかけ、次々に殺していく。
    そんなに 殺したら・・ちょっと逆にやばくなるのではと
    心配したりするが それは、ドラマ。

    カーアクション(パトカーが追いかけられるシーンは面白い)あり、
    激しい 格闘現場ありで アクション映画になっているが
    野口伍郎の 不死身さは 藤原竜也では ちょっと表現できない。

    新選組!の 沖田総司の残像が 邪魔をしていた。
    松田優作に代われる存在感のある俳優は 今いるのだろうか。

  • 素敵なレビューを見つけたので貼っておきます。
    http://ameblo.jp/icelovesan/entry-10103254846.html

  • 冒頭から、今二股騒動で話題の塩谷瞬の結婚式のシーンが始まって、妙にウケました。劇中でも結婚詐欺みたいなことやっていたところに、なにか因縁めいたものを感じます。

    全体的に昭和な雰囲気が漂うクライムムービーってところ。8年くらい前(「ムーンライトジェリーフィッシュ」あたり?)は優男感が拭いきれなかった藤原竜也のチンピラぶりも、板についてきてる感があります。

    ところどころイミフなセリフなどがありましたが、まずまず楽しめました。

  • 逃走劇が終わり、キスして大団円^^離れられない二人^^という具合で終了と思いきや未だ追われていた・・・!!水川あさみが撃たれてしまった・・・その時の藤原竜也の表情がすさまじかった。今までの竜也君の演技でこんな表情を見せたことがあっただろうか。
    しかし、物語の最後で水川あさみと藤原達也が2人で寄り添って歩くシーンが描かれたので、生きていたようだ。
    てっきり死んでしまって藤原君復讐劇に出たと思っていたのでびっくり。

  • たまたま政治絡みの拉致現場を目撃してしまったことで、
    事件に巻き込まれていく結婚詐欺集団のお話。
    前半は割としっかりと構成された面々という紹介で
    すんなりと観ていくことができるのだが、
    話が後半に進むに連れ、前半の良さが崩れていく印象があった。
    最終的に、思ったよりも話が大きくなりすぎましたねといった感じ。

    アクションシーンは確かに見応えのある場面があったとは思う。
    でも割とご都合的な展開が最後に集中してあったのは残念かな。

  • 適当に借りたけど、丸山脚本、阪本監督やった。
    良かったよ!

  • アクション映画あまり観ない私にはアクションを楽しむための映画なのかな~という認識しか持たなかった。
    アクションシーンは観てて楽しかったけれど、結局何が言いたいのか全然わからなかった。

    しかし途中の踵落としの婦警さんが色っぽい。

  • 全体的な感想は・・・何だか中途半端?映像は良かったと思う。ノスタルジーを感じた。ふた昔前ぐらいには、こんな感じの映画あったよな~みたいな。

    でも、ご都合主義的なラストはちょっと好きじゃない。普通、あんなに撃たれてたら息は吹き返さないと思う。街を肩を寄せ合って歩きながら、これからダラダラと生きていくって…現代風にアレンジしたらしいけど、今な感じが全然しない。
    「断れないのが、情けない。」って言いながら、お金を受けとるのは、いいなと思ったけど。

    冒頭の伍郎と佳子の出会いの場面は、結構良かった。性急な感じで前を開ける伍郎の仕草が、非常に卑猥でセクシー。アクションシーンが凄いって話だったけど、銃を床を滑らせて交換して撃ち合うのは、映像的にはカッコイイけど、演出過多でしらける。

    あと、藤原くんの動きが悪いわけじゃないけど全体的に不安定で、この違和感はどこからくるんだろう?って見ててずっと不思議だった。それが、最後の最後で伍郎の左腕が義手って分かって、これが違和感の正体か・・・藤原竜也、スゲェ!!と感心しました。きっと、義手だと知った上で見直すと藤原くんの天才っぷりが再確認できるのだろうけど、もう一回見直したいほどの映画では無いというところが、残念です。

    サングラスとか無精ヒゲとか松田優作を意識したワイルドな雰囲気は、
    藤原くんには似合ってなかったと思う。純真さと凶暴さを一瞬で演じ分けられるほどの演技力があるのだから、彼らしい雰囲気で演じたほうが、良かったんじゃないかな~。水川あさみも良かったと思う。彼女は気の毒なほど、薄幸な役が似合う。豊原さん演じた木島も、ビジネスとして殺人もアリの冷徹な傭兵で、素敵でした。

  • ヤクザ(RCA)が政治家を連れ去る現場を目撃した結婚詐欺師軍団とヤクザの抗争。

    騙し合い。藤原竜也のアクションシーンはすごい迫力。

    みんなの評価低いけどおもしろかったw



    ラストの国会に乗り込んで写真をばらくのはびっくりだし、腕おちたのはほんとびびったw

  • 藤原竜也はさすがです。
    初っ端からええ~ってなりましたし・・・

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著者プロフィール

映画監督。
1989年、『どついたるねん』で第32回ブルーリボン賞最優秀作品賞を受賞。
『顔』では、日本アカデミー賞最優秀監督賞、キネマ旬報ベストテン第1位など、主要映画賞を総ナメに。
その後も『KT』『亡国のイージス』『闇の子供たち』『座頭市 THE LAST』『大鹿村騒動記』など多数の作品を手がける。
最新作は、湊かなえ原案、吉永小百合主演の『北のカナリアたち』。

「2013年 『大阪に東洋1の撮影所があった頃』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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