NHK大河ドラマ 篤姫 完全版 第弐集 [DVD]

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監督 : 佐藤峰世  岡田健  渡邊良雄  堀切園健太郎  上杉忠嗣 
出演 : 宮崎あおい  瑛太  松坂慶子  高橋英樹  堺雅人 
  • ジェネオン エンタテインメント (2009年3月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988102587635

NHK大河ドラマ 篤姫 完全版 第弐集 [DVD]の感想・レビュー・書評

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  • D69

  • 天璋院様を主体として見ると、歴史上の人物の印象が変わってくる。ドラマだからフィクションなのだろうという部分も多いけれど、見れば見るほどきちんと学んでみたくなったし、他の角度から見るとどうなるのかが気になる。いまやっている大河ドラマ八重の桜は、徳川家側に付いたために滅ぼされる会津が出てくるが、天璋院の大奥から見た江戸城の無血開城とその後はあまりに印象が違う。
    とにかく、最後まで見るとただただ感動。篤姫に関わってきた多くの人が必死で生きていたと伝わるようなドラマです。

  • 8巻
    とても良い調子である。このペースだど、ゴールは8月末までに上方修正出来そうだ。
    本巻は第28話から第31話まで。このあたりは井伊直弼がしゃしゃり出てくる頃である。徳川家定の次期将軍職を巡って徳川慶喜を推す水戸派と徳川家茂を推す南紀派との抗争を、井伊直弼率いる南紀派が制し、水戸派は粛清され安政の大獄、そして桜田門外の変と続いていく、有名な一連の流れ。いつも思うのが、水戸派は推される徳川慶喜自体が英邁(私は好きではないが)、徳川斉昭は御三家の御意見番、島津斉彬、松平春嶽、山内容堂、伊達宗城は賢侯とスター揃いで圧倒的に優勢なのに、大物は井伊直弼だけという南紀派に敗れ去ってしまうこと。やはり井伊直弼の力か。その井伊直弼、「八重の桜」では榎木孝明が演じるなど鼻持ちならないキザな役者がお似合いだというイメージがあるが、本作品では何故か中村梅雀。これまでの大河ドラマでも端役で登場しているが、前年の「平清盛」では平家貞という人の良い清盛の側近を演じていたので、どうも私が描くイメージとは異なっていた。彼のほんわかした人柄から、冷たい雰囲気のある井伊直弼が連想出来ないのである。が、観てみると意外にマッチしていた。憎々しさも満点。やはりベテラン歌舞伎役者!

    9巻
    本巻は第32話から第35話まで。
    本巻のメインは和宮降嫁。今までのドラマや学校での日本史の授業ではサラリと事実のみ触れられるに過ぎなかったが、この作品では、いきさつ、背景、降嫁後の人間関係などが丁寧に描かれている。視聴者にとって1番面白いのが人間関係だろう。それまでは、篤姫と大奥、水戸派と紀州派などと抗争を繰り返して来た篤姫近辺。今度は、幕府VS京の闘いとなる。いわば、篤姫(→天璋院)VS和宮の抗争である。もっとも、天璋院は抗争しようという意思はなく、大御台所としてたえず歩み寄ろうとするのだが。面白いのが天璋院を取り巻く人々。輿入れの際には冷たかった滝山(演:稲森いずみ)は完全に天璋院側についているし、本寿院(高畑淳子:演)に至っては大姑の立場から和宮に対して鉾を向けたり、和宮がなってないとして天璋院に噛み付いたり。あぁ、女性同士って面倒臭そうだ(笑)
    本作品で和宮を演じているのは堀北真希。愛想のない高飛車なキャラは彼女の持ち味と重なる。私のイメージでは、宮崎あおいよりも堀北真希の方が女優の認知度としては格上だと思うのだが、本作品では主演と敵役。その堀北真希のやるせなさや鬱憤が上手く演技に活きているのではないかと思ってしまう。あくまで邪推だが(笑)

    10巻
    本巻は第36話から第39話まで。
    本巻のメインテーマは薩摩上洛。島津斉彬亡き後、実権を握った弟の島津久光は京を経由して江戸へ。幕政改革提言を試みるのだが、公武合体を主流とする朝廷にはあしらわれ、幕府関係者にも煙たがられる。しかも、藩内の部下である西郷隆盛にも尊敬されていない。
    このあたりは「きつね馬(司馬遼太郎著)」などでよく読んだものだが、久光は完全な愚公として描かれていた。が、本作では、器こそ斉彬にかなわないものの、熱血漢あふれる殿様という設定。小松帯刀や大久保利通などを使い、日本の将来を憂えるという役どころ。久光を演じる山口祐一郎、私は初めて観たが、劇団四季出身でミュージカルなどでも活躍している役者さんとのこと。なかなか味がある役者さんだと思う。ちなみに同じ薩摩と江戸を舞台とした大河ドラマ「飛ぶが如く」にて久光を演じたのは、本作品にて兄:島津斉彬を演じた高橋英樹。つまり、高橋英樹は大河ドラマにて島津兄弟を二度演じたことになる。まぁ、そんな例は珍しくないか。西田敏行は「葵 三代」で徳川秀忠、「功名が辻」で徳川家康と親子を演じているし。そうそう、来年の大河ドラマ「軍師官兵衛」にて豊臣秀吉を演じるのは、何と竹中直人に決定したと。過去に「秀吉」にて主人公を演じていた竹中直人が。こんなネタを見つけるのも、大河ドラマの楽しみだったりするのだ。

    11巻
    本巻は第40話から第43話まで。ここ後半になって、坂本龍馬が台頭してきた。小松帯刀と京都で出会い、あるべき日本を語る…。龍馬が寺田屋で襲われた後は静養のために新婚旅行を斡旋し、自身の妻も合わせて四人で温泉に浸かる…。この作品の二年後には「龍馬伝」が放映されるのだが、それほど二人の親交は深くはなさそうだった。それは、この作品の二番煎じとなることを怖れて、敢えて避けたのだろう。この二人の仲は史実にも残っている事実なのだから。
    坂本龍馬を演じるのは玉木宏。ちょっとイケメン過ぎる感はあるが、中々良い出来だと思う。
    そしておりょうを演じるのが市川実日子。これは納得出来ない。私はこの女優が大嫌いなのだ。幾つかのドラマで、ぶっきらぼうな愛想のないキャラを演じているが、どうもあの顔を生理的に受け付けない。特に、今年の大河ドラマ「八重の桜」での山川二葉はドラマ内で最も嫌いなキャラ。何故、時代劇の代表的ヒロインであるおりょうに、かの女優を抜擢したのだろうか。おりょうは愛想の無い人だったのかな。龍馬伝での真木よう子もしかりか…。

    12巻
    長かった本作品も、あと二巻。何とか8月中に全巻観終われるかな。
    本巻は第44話から第47話まで。大政奉還後の京都でのドタバタと、それに影響される大奥と…。
    今回は徳川慶喜について書いてみようか。当ブログで何度も述べているとおり、私は徳川慶喜が嫌いである。今まで数々のドラマや小説で登場した慶喜は、どれもプライドだけが高くて言動不一致な情けないキャラクターだったからである。唯一の功績と言えば、討幕軍に先んじて大政奉還を行ったことくらいだろう。その他の行動はどれもダメ。徳川家茂の後見職時代は朝廷の前で攘夷を先走ろうとしたし、一番の失態は鳥羽伏見の戦い後に勝手に江戸に逃げ帰ったこと。いくら、錦の御旗が怖かったからといって…。1999年の大河ドラマの主人公ではあるが、よく一年もたせたものだと思う。もちろん、私は観ていない(笑)。
    その最後の将軍を演じるのは平岳大。言うまでもなく、父は平幹二朗、母は佐久間良子というサラブレッド。ちなみに平幹二朗は本作品に調所広郷役で初期に登場している。そんな特別枠で出演している彼だが、プライドだけはやけに高い徳川慶喜を上手く演じていた。江戸に逃げ帰った後で前々将軍の御台所である篤姫に、けちょんけちょんに言われ、小さくなっている図はとても面白かった。
    さ、ラスト3話。フィナーレも近い。

    13巻
    とうとうラストの巻。この8月をまるっと使い、全50話しっかり観終えた。お盆シーズンで妻子が不在の日が多かったおかげか(笑)。
    本巻は第48話から第50話まで。
    江戸城無血開城とその後の余生を描く。篤姫は徳川第16代宗主:家達を養育するという余生を過ごすが、取り巻きだった女中は離れ離れ、幼なじみの小松帯刀は病で若死にし、西郷隆盛は西南戦争で自決、大久保利通は紀尾井坂で暗殺され・・・と最後はちょっと淋しい終わり方。
    この作品の後半から登場してきた勝海舟がほぼ主役級の扱いであった。無理もあるまい、江戸城無血開城を達成した第一人者であるのだから。勝のことをもっと知りたいなと思うようになった。何故、幕臣にあってあのような広い視野で物事を見られるようになったのだろうか。やはり幕末のアメリカ行きが影響しているのだろうか。今度、関連書を読んでみよう。そう言えば、父の書斎に「勝海舟(子母沢寛著)」が並んでいたっけ。あれを借りてみようか。
    この作品で勝海舟を演じているのは北大路欣也。高橋英樹、江守徹と共に大河ドラマではお馴染みのベテラン俳優である。大河ドラマ「竜馬がゆく」にて勝海舟の弟子であった坂本竜馬を演じてからちょうど40年後の作品である。そう思うと、長く第一線での活躍を実感する。まあ勝海舟にしてはちょっと老けすぎている感も否めないが、あれほど安定感のある勝を演じられたのは、当時(2008年)北大路のみだったのだろう。

    いやはや、とにかく終わった。総括すると非常に良い作品だった。5本の指に入るとは言えないが、10本の指に入るくらいの良い作品。当時、視聴率が高かったのもうなずける。幕末は私の得意分野ではないが、この作品のお陰で少し知識を増やすことが出来たかな。薩摩つながりで、今度は「翔ぶが如く」のDVDと原作を読みたくなった。

  • 悩んだ時や立ち止まった時に観ると頑張ろうと思える作品です。

  • 「さらば、幾島」の回は名作。
    これで宮崎あおいファンになった。

  • onlineって遠巻き非難合戦になり易いよね。
    何にお金を使うかは、何に時間を使うのかと同じぐらい、その人の自由だと思うんだよね。

  • 和宮と徳川家茂の夫婦愛に涙。史実では家茂さんには和宮の他にも女人は居たらしいですがそのへんは蓋をしてしまいましょう(笑)。松田翔太さんの家茂さんは凛々しく、美しかったです~(なので余計に泣ける・・・)。

    桜田門外の変。白銀の中、襲撃される井伊大老と大奥の華やいだ雰囲気の雛祭りの対比が哀しくも美事。

    宮崎あおいさん扮する天璋院は威厳がありました。「家族」を連発するあたりにはちょっと辟易してしまいましたが・・・・・・。

  • 特に「ふたつの遺言」「さらば幾島」「桜田門外の変」「慶喜救出」は何度も観た。井伊直弼と篤姫が茶室で語らった後に、襲撃されるまでのシーンが非常に美しく、切なかった。徳川慶喜が「将軍」という立場の孤独と苦悩を、篤姫に指摘され理解された後の言葉がいつまでも残っている。名優が多く、最初から最後まで見たNHK大河ドラマだった。

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