ニカセトラ

アーティスト : 二階堂和美 
  • Pヴァイン・レコード (2008年12月4日発売)
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・音楽
  • / ISBN・EAN: 4995879931738

感想・レビュー・書評

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  • このアルバムは、全曲カバー。で、選曲が面白い。「蘇州夜曲」、「雪の降る街を」と歌謡曲、南野陽子の「話かけたかった」、榊原郁恵の「夏のお嬢さん」、松田聖子の「白いパラソル」といったアイドルの曲、プリンセスプリンセスの「世界でいちばんあつい夏」、井上陽水の「少年時代」、松任谷由実の「卒業写真」といったヒット曲、「赤とんぼ」、「思い出のアルバム」(「♪~春の事です 思い出してごらん」が出だしの幼稚園、保育園の卒業の際によく歌われる曲)といった童謡など、時代はバラバラだけどお馴染みな曲をカバーしている。

    ほとんどの曲がアコギ一本の弾き語りで、最初は地味な印象を受けるし、「世界でいちばん熱い夏」はバンド編成で聴きたかったとか、「少年時代」はピアノでやってほしかったといった物足りなさも感じてしまう。が、聴き込んでいくと、クる。だんだんとアコギの響きを聴き漏らすまいと、真剣に耳を立ててしまう。
    それにしても二階堂和美は、純粋無垢だ。このアルバムの選曲の飾らない感じ、気取らない感じからもそれは感じられるし、歌声から最も感じられる(と、思い込ませる力がある)。

    俺は、「話かけたかった」と「卒業写真」がグッとキた。この人のファンになって良かったと心底思えた。

    二階堂和美を聴いたのは、これで2枚目だが、今後もじゃんじゃん作品を集めていきたい。

  • ニカさんにはまって、音源収集第一弾。
    カバー集だけど、曲数いっぱいだし、カバーしたら絶対いいでしょ〜って曲ばっかり。
    この梅雨の時期にまったり聴くのもいいと思う。うん。いい。

  • ひさしぶりにCDを買ったー

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著者プロフィール

1974年生まれ、広島県出身のシンガー・ソングライター。ジャンルにとらわれない音楽性と、類まれな歌唱・表現力で国内外から幅広く支持されている。1997年より本格的に音楽活動をスタートし、現在までに、約20作を発表。東京での活動を経て、現在は広島県在住。実家は浄土真宗本願寺派のお寺で、自身も僧侶である。2013年公開のスタジオジブリ映画『かぐや姫の物語』では主題歌「いのちの記憶」を作詞・作曲・歌唱。著書に『二階堂和美 しゃべったり 書いたり』(屋上)がある。http://www.nikaidokazumi.net

「2019年 『負うて抱えて』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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