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- / ISBN・EAN: 4988102595630
感想・レビュー・書評
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ここでマザーテレサの1言
この言葉で私の人生で大切なものが変わった
(世界平和のために
何をしたらいいのかと聞かれて)
帰って家族を
大切にしてあげて下さい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
遠く歴史上の人物のように感じていたマザーテレサが、ごく近年の映像で映し出されているのを見て、急に実感が強くなった。
自分の体を使って神が愛を与えている。
4万2000人を救った最初はたった一人への奉仕だった。
こんなに迷いのない命の賭し方があるなんて。 -
イエスの生き写し。そんなふうに思わせるマザーテレサについて2つエピソードを記す。
ある男が、「活動の写真を持ち帰り、自国で援助を呼びかける」といった。
そこでマザーテレサは資金集めは必要ないといった。誰にも頼らなくていいといった。ただあなたさえ協力してくれればいいと。
テレサが欲したのはお金でなく、愛。そしてあなたの手。
1982年にイスラエルとパレスティナは武力衝突を起こした。そこには戦場には取り残された民間人が多数いた。また当時聖教者が故意にねらわれ、多数の死亡者を出していた。周囲の制止を聞かず、テレサが現地入りしたときには爆音があちこちでなり響いていた。このときに彼女はこう言った。
何十年も前に最初の1人を助けて以来同じ気持です。
そのとき始めたから4万2千人助けられた。コルカタのスラムでです。
だからまた1人ずつ助けましょう。
この思いがイスラエルとパレスティナの高官に通じ、翌日に武力衝突を一時休止させ、戦火の中で身動きがとれなくなっていたベイルートの病院の患者たちを救出した。
人間、全てをかなぐり捨てて、あるひとつの事に100%の力を出し続けることは非常に難しい。彼女はそれを粛々とやってのけた。それが彼女を平凡から非凡なものにした。
彼女の生き方は到底真似できるものではないけれど、彼女の想いの一部でも僕の中に残していこう。 -
ユーゴ出身のカトリック修道女で、ノーベル平和賞を受賞したマザー・テレサ。彼女の10ヶ国での5年間に及ぶ献身的な活動と、その生い立ちから現在までの姿を追いかけたドキュメンタリー作品。