プロフェッショナル 仕事の流儀スペシャル 宮崎 駿の仕事 [DVD]

出演 : 橋本さとし 
  • NHKエンタープライズ
4.12
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本棚登録 : 93
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988066162923

感想・レビュー・書評

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  • クリエイティブ系の天才のドキュメントはすげぇ。

    ご機嫌斜めな様子がそのまま収録されている。インタビューが何の意味もなさない。彼らは言葉という世界に生きていないので、言葉で質問されても回答できない。少なくとも、僕らの想像できる程度の素敵な回答は飛んでこない。

    作中、ひとりのアニメーターに宮崎が激怒するシーンがある。「鳥を自分の描けるほうに持っていくな。飛んでいる鳥を描け」。画面上の、端っこの、ほんの一瞬でいなくなる鳥を指して怒っていた。

    同シリーズのDVDには井上雄彦のものもあるが、彼も「手に負えないことをやる」と言っていた。深い。ついていけない、圧倒感を感じた。

    • nekogaoさん
      「自分の描けるほうに持っていくな。飛んでいる鳥を描け」
      深いですね。そして、耳に痛い言葉ですね。
      仕事の上でプロ意識を保つ努力を怠りそうにな...
      「自分の描けるほうに持っていくな。飛んでいる鳥を描け」
      深いですね。そして、耳に痛い言葉ですね。
      仕事の上でプロ意識を保つ努力を怠りそうになったら、この一言を思い出すようにします。
      2009/11/28
  • ■名称

    ソフト名称:宮崎駿の仕事
    監修:NHK

    ■概要

    NHKの番組である"プロフェッショナル 仕事の流儀"で
    放送された宮崎駿さんの2回をまとめた作品

    ■感想

    時期としては、崖の上のポニョの公開前のようです。

    一度、もののけ姫の時に、違うDVDでこの方の仕事を
    見ましたが、今回は少し違う印象を受けました。

    まず、1番感じた事は"老い"です。

    本編の中で自分でもおっしゃってましたが、もののけ姫
    の時と比べると明らかにパワーがなくなっていると思い
    ます。

    オーラというか。想像力というか。

    ただし、好奇心という部分では全くなくなっていないと
    感じました。

    日常の風景の中にワクワクを求める部分などは、その象徴
    だと感じました。

    一点、非常に残念なのは、司会の二人があまりに無知なこと
    です。この人を特集すると事前に知ってるなら、ある程度
    勉強しておいてほしいものです。

    特に、茂木健一郎さんは、結果論をあたかもしっているように
    語るので非常にイライラしました。

    ここだけが残念でなりません。

    ■心に残った言葉

    ・ボクの発想のほとんどは、仕事とは関係ない部分から
     生まれてくる

    ・脳みそに釣り糸を垂らす

    ・ボクは"映画の奴隷"なんです。

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