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- / ISBN・EAN: 4988126206482
感想・レビュー・書評
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この世の果ての絶望
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最初にリュック・ベッソンの「ヨーロッパ・コープ」のロゴがバーンと出たので悪い予感がしたら的中。
リミッターを外したような暴走ぶりがフレンチホラーの持ち味なのだが、この映画はハリウッドのよくある「田舎は怖い」的な話そのまんまなので興ざめであった。
冒頭のところは、極右のルペンが大統領になったフランスという設定で、そこだけは期待させたのだが、あとは別にフランスである必要もない話です。
おまけにこの映画ではナチスの生き残りじじいができてきて、「アーリア民族の純血種」を残すのだと息巻くのだが、そのためにトルコ系移民の女性を妊娠させるのってまったく意味ないじゃん!! 何考えてるんだよ!って感じ。
しかも、この女性はすでに同胞のボーイフレンドの子どもを妊娠しているのが分かってるのに、そこは何にも問題にならない。
ナチスもフランスの田舎に半世紀以上暮らすと馬鹿になるのだろうか。
本当にいろいろと残念な映画である。 -
もう少し「純血」の意味がわかるようにしていただきたかった。
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スプラッター具合は気持ちいいぐらいスプラッターでした。ただなんであのジジィに仕切られてるのかが理解不能。
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リュック・ベッソンに見出された『ヒットマン』の監督のサバイバルスリラー。フランス映画。
辺境の宿屋に仕掛けられた狂気の罠。
囚われた妊婦の恐怖、狂気、逃亡、闘争。
内容はよくありがちなパターンだけど、ドキドキ、ハラハラしてしまう恐怖感。
主役の女性が生きる為に、次第に強く逞しく変貌を遂げていく。
映像的にはスプラッター系でグロシーンかなりあるので、苦手な人は観ない方がいい。 -
全然笑えないフランス産スプラッター。
悪魔のいけにえ系統の中ではマジ度が高いです。
ビニール袋に無造作に包まれた死体がいっぱいぶら下がってるシーンはぞっとするし、いいやつも悪いやつも酷く残酷な目にあいます。
同じフランスのホラー監督アレクサンドル・アジャの「ハイテンション」よりこっちの方が数段ハイテンションです。
脳天ふっとばしとか、アキレス腱切りとかショックシーンの出来もとってもいいので、よりいっそう鬱な気持ちになります。
ただ、クオリティはすごい高いんだけど全編どっかで見た展開なのがなあ。
ホラーの名作のあれやこれをなぞってるだけなので目新しさはないですね。それもクオリティが高いから思うことだけど。
あ、主人公たちがお気楽な大学生じゃなくて、結構シリアスなのが目新しいかなあ。
そういや主人公の金髪がなんだか、ロンブーの亮に見えちゃいます。
でももっと個性を出せたはず。
その点でアジャのほうがオリジナリティがありましたね。
もう一回見たいと思わないけど、完成度は相当高いです。
ホラー世代が作った映画はやばいっすね。
スプラッターホラーとしてこれはオススメ!
フランス産ホラーの代表作になるでしょうね。 -
スプラッター映画の割には、そのシーンが少なめだったような気がします(求めてはいませんが)
晩餐のシーンが奇妙な家族が描かれていてうすら寒くなる感じでした。
結構つっこみどころがあった…… -
ストーリー 8
キャスト 8
演技 7
音楽 7
合計 30