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- / ISBN・EAN: 4988006218727
感想・レビュー・書評
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メジャー・ファースト・アルバム。独特の世界観を存分に発揮している傑作。清春も人時も臣もバンドマンとして格が違い過ぎる。
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1994年メジャーデビューアルバム。紙ジャケ。
ジャジーな「寡黙をくれた君と苦悩に満ちた僕」など、実験的な曲も多い。
「百合の花束」は、ライブで配布されたアコースティックバージョンのほうが好きだった。
1.開化の響
2.棘
3.for dear [album version]
4.masochist organ
5.aimed blade at you
6.百合の花束
7.寡黙をくれた君と苦悩に満ちた僕
8.neo nude
9.romancia
10.utopia
11.開化の響 [reprise] -
今日、10数年ぶりにこのアルバムを聴いた。良かった。「棘」、「for dear」、「自閉症」、「neo nude」といった曲は勿論だが、「マゾヒスト・オルガン」、「aimed blade at you」、「百合の花束」といった地味な暗黒歌謡曲が凄く染みる。で、思い出した。このアルバムから半年程で「クルーエル」がリリース、で、その頃、清春と吉井和哉が雑誌で対談した際の吉井の発言、「俺は、「意志薄弱」みたいな曲がもっと聴きたいな」。さすが吉井、清春の資質をよくわかっている(ちなみに、この対談を読んだ感じでは、吉井は対談に合わせて黒夢のアルバムを聴いた様子だった)。
黒夢は、その後、ポップスに接近したり、パンク、オルタナに接近した。が、俺にはなんかイマイチだった。「feminism」以降、黒夢は、このアルバムで顕著な暗黒歌謡曲が無くなってしまい、曲の味わいが無くなったように思う。今となっては、このアルバムが黒夢の最高傑作だと思う。 -
名盤。