Mr.ブルックス ~完璧なる殺人鬼~ (特別編) [DVD]
- 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン (2012年3月21日発売)
- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4988142726629
感想・レビュー・書評
-
ケビン・コスナーとデミ・ムーアなんて自分にとっては久しぶり〜な感覚
途中まではおー本格サスペンス〜って思ってたけど、なんだかラストに向かうにつれて失速していった感がある…もう一捻りくらいあればなぁ…ラスト近くのあれが夢でなければ みたいな
第二の人格がウィリアム・ハートとは気づかなかったw久しくウィリアムが出ている作品を観ていなかったからかな…詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
主役のケヴィン・コスナーさんのダンディっぷりとクレイジーさの共存が際立つ映画。家族にとっては良き父であり大手企業の経営者である一方、殺人を止めたいと思いつつも結局は止められず次々と猟奇殺人を行う完全な猟奇殺人犯・・・・・・映画としてなら決して嫌いではありませんが、万人にお勧め出来る映画では無い事は確かです。
-
殺人で得られる快楽だけではなく、
苦悩と葛藤があり、
愛情も見える殺人鬼なのだが、
やはり殺人そのものがどこか嬉しそうなのだ。
まぁ、イメージ通りに格好いいし、
そこに悪も加わったケビン・コスナーの魅力。
それを追う刑事は、
確かに自立しているかもしれないが、
どうしてそこまで犯人検挙に執着するのか、
殺人鬼に好かれるのかよくわからないので、
ただ情緒不安定なデミ・ムーアという印象。
どのようにして殺人鬼が出来上がったのか、
分裂している人格について、
家族の関係性などが不明なことで、
不満が増えそうなストーリー展開でもある。
どうせ背景を語らないのなら、
事件をスタイリッシュに描けば良いのに。
それがフィクションの強みではないのか。 -
こういう犯罪者を待っていました。
抗いたくとも抗えない衝動。それを奔放に求め、楽しむ、もう一人の自分。“ジキルとハイド”のようでいてまた違う。殺しの手口も鮮やかで、リアル。こんなふうにすれば簡単におこなえる。完璧に、そして綿密に。計画を立て、順序立ててことを行えば、こんなにもあっさりと解決するものなのだ。
彼を追う女刑事・アトウッド(デミ・ムーアさん)も、頭が切れ行動的でたくましい。
あるできごとがきっかけで、主人公・ブルックス(ケビン・コスナーさん)に付きまとう男性・スミス(デイン・クックさん)。彼が「こんな人間、いそう」と思わせるような人間なのがまた良い。
ブルックスを説得したり笑わせたりアドバイスを持ちかけたりするマーシャル(ウィリアム・ハートさん)の存在がまた秀逸。彼がいなければ、この作品の価値はどうなっていたかわからないと思う。
エンディングのオチには賛否両論あるかもしれないけれど、特典映像等々を見ると、続編があってもおかしくないようなつくりとしてのオチらしいので、あのようなエンディングでも個人的にはべつにかまいません。
ただ、エンディングを二つに分けて、特典のほうにオチを突っ込めばもっと良かったかもしれない、と思いました。わかるけれど、ちょっともやもやした感じが最後残ってしまったので…。
しかしながら、下手なサスペンス作品よりはよっぽど優れた作品だと思います。あくまで個人的に。小さな犯罪者よりは、こんな大胆不敵な人間が主人公のほうが、よっぽど魅力的。 -
脚本がよくできていて時間の経つのが感じられない
-
★★★★
有名人の二重人格の主人公は殺人を犯してしまう依存症。そんな中、初めて目撃され、一緒について行きたいと言われる。
展開がなかなか読めないしかなり良くできてた -
シリアルキラーのブルックスをケビン・コスナー、
そのドッペルゲンガーをウィリアム・ハートが演じる。
彼(ら)を追い詰める刑事役にデミ・ムーア。
120分と長いけれど、これはおもしろい。
構成もすごく良くできているし、それぞれのキャラクターの掘り下げも、葛藤や苦悩の描かれ方もすばらしい。
とくにデミ・ムーアの歩む人生の厳しさが痛々しすぎる。 -
やはりケビン・コスナーってキムタクみたいな俳優。正義のミカタ的役柄は滅茶苦茶似合うが、シリアルキラー役は似合わない。これが一番この映画の難点。ウィリアム・ハートやデミ・ムーアも出して、そこまで悪い脚本でもないが、あまり面白くなかった。
-
んー、あまり響かない作品。
丁寧に描いてるし、今までにない造形でユニーク。
こみあげる「乾き」と知性、道徳感情との葛藤など
掘り下げればもっと重厚で本質的な作品になる気もするが、意外とその辺りはあっさりと表面的になぞられてるだけの感じもする。二度見はないな。