マルティナは海 [DVD]

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監督 : ビガス・ルナ 
出演 : レオノール・ワトリング  ジョルディ・モリャ  エドゥアルド・フェルナンデス 
  • アミューズソフト (2009年1月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4527427642744

マルティナは海 [DVD]の感想・レビュー・書評

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  • 映画「マルティナは海」

    テーマ:映画(スペイン)

    スペイン映画「マルティナは海」。監督は、スペイン映画界ではいわずとしれた愛と官能の巨匠、(あの「裸のマハ」や「ハモンハモン」の)ビガス・ルナです(個人的には、アルモドバル監督の作品よりも彼の作品の方が好きです)。やはりこちらも他の作品と同じく男女のドロドロの愛を描いております。“愛”がテーマなだけに、官能的で、情熱的なシーンもところどころに見られます。 で、思ったのが、(大学の先生もおっしゃっていたけれど)スペインの女優さんは本当にすぐに脱ぐんだなと(笑)。ペネロペなんていい例です(まあ、彼女は綺麗だからいいけど)。あと、主演女優レオノール・ワトリングの相手役は、「ハモンハモン」のホセ・ルイス役やってた人らしいです。あとでレヴューを観るまで気が付きませんでした。

    一言で言うと「白いパンティではじまり、碧い海で終わる」映画です(ジョーダンじゃなくて)。主な登場人物は三人の男女。ヒロインとなるマルティナ(レオノール・ワトリング)と、美しい彼女に熱をあげる二人の男ウリセス(ジョルディ・モリャ)とシェラ(エドゥアルド・フェルナンデス)。ウリセスは、小さな街の文学教師。「この町の男たち、お金持ちのシエラですら与えてくれないものを持つ男。詩を語り、文学を読み」、その心には海のような深い愛を秘めている。一方、シェラは(ウリセスとは正反対で)街でも有名な富豪の男。美しいマルティナに目をつけ、顔をみるたび彼女を口説いていました(が、相手にされず…)。「プールが二つある邸宅、ドレスに宝石、車にエステ…」もしシェラと一緒になれば、何不自由ないリッチな生活ができる。しかし、マルティナの心には、一貫してウリセスしかいないのです。

    シェラ「望む物なら何でも与えてやるのに、なぜあの男を選ぶのか」。
    マルティナ「彼は物語(詩)を話せるわ」。

    よく映画でこういう(経済力だけがとりえで、女という女はすべてお金で買えると思っている、愛情のかけらもない傲慢な男が、なかなか自分に振り向かない女に対して苛立って罵倒するような)痛いシーンあるけど(見るたび「わかってないなあ〜」と思いつつ苦笑してしまうのですが)、こういう場合の女性(とくにマルティナの)気持ち、すごくよくわかります。もともと女はその時々でひとりの男しか愛せない生き物(もちろん例外もあるけど)。言葉ではなんとでもいえても、心は嘘をつけません。女にとって(もちろん普遍化はできないけど)、経済力云々ではなく、人としてウリセスのような男性には、理屈なしにどこか惹かれるものがあるのでしょう。心は優しく、海のように広く深い愛情を秘め、そして、文学(ギリシャ文学だっけ?)を愛し、常に冷静沈着な大人の知性と独特の感性をもっているというか、なんていうか、たぶんそういう男性に惹かれるのは(好みはあれども)本能的なものだとおもうけど。あるときは洞窟の奥にひっそりと静かな水をたたえる湖で、またある時はベッドの上で、ウリセスは何度もマルティナに優しく以下の詩の一節をささやくのです。『「静かな海の底から二匹の蛇が現れる。巨大なとぐろを巻いて、波の上へ。一匹が私の周りで二度渦を巻いて襲いかかる。そして二重に巻きつき体を強く締めつける・・・」。詩の調べに酔うかのように、二人の体は重なり合う。波のように押し寄せる官能の悦びに我を忘れるマルティナ。乳房をそっと手のひらで包み、ウリセスはつぶやく。「君の胸は海のようだ・・・」』と。このシーンが、なんともエロティックで、ロマンティックでした。こんなセリフ、ふつうの人ならあまりにもクサすぎて、はずかしくて聞いていられないけど(笑)。

    「愛と嫉妬は紙一重」とはよくききますが、ビガス・ルナ監督は「愛と性欲は紙一重」だともいう。本作品のテーマもまさにここにあり、マルティナという一人の美しい女をめぐって、ふたりの男が(ひとりは“愛と嫉妬”に、そして、もうひとりは“愛と性欲”に)狂い、(キリスト教精神の反映とも言えそうなのですが、愛に付随する「八つの大罪(原罪)」のうちのほとんど「嫉妬」「強欲」「肉欲」「憤怒」「傲慢」「高慢」「怠惰」の罪を犯し)結局は自らの身を滅ぼしていく様(喜劇的要素もあるけど、最終的にはやはり悲劇で終わる)が、エロティックかつロマンティックに描かれます。 ちょっとエロいし、ラストの展開もいまいちだけれど、スペインらしい雰囲気が漂っていて、映像も美しく、そこそこ面白かったです。スペインに行きたくなりました。

    ※以上、ホームページの解説(http://www.gaga.ne.jp/martina/story.html )より一部引用。

  • 展開速。

  • テーマは分かるけどところどころ突っ込みたい所が。
    最後のワニは象徴的な物なのか、ただワニに噛まれろ的な意味だけだったのか。
    子供はどうなるのかとか色々ある。
    この映画は愛とか恋とかそういうものなのでしょうけど、ただ気持ち良ければいいのねって思ってしまった。
    再婚した夫との気持ちよくないセックス。でもあの人なら愛してるから気持ちがいい! みたいに、愛が前提としたセックスを求めているように見えて仕方がなかった。感情よりも気持ちいいかよくないか。
    最後、マルティナが一人ぼっちは嫌だとか、私は生きると言ったのを聞いてはっきりと思った。二人とも本当に自分勝手で終わっていった。
    個人的にワニは有効活用してほしかったです。ワニ気になる・・・

  • スペイン版のマレーナ、といったところかな。

    日本映画の濡れ場は乳首出しはあっても乳首舐めはなかなかない。

    あの、金持ち男は、血の繋がっていないこどもをこれからどうするのでしょう。意外とドライな男で、それはそれはこれはこれという感じできちんと育ててやりそうな感じもする。復讐もえぐいっちゃあえぐいけど、まあありかな。自分の船使って逃げるなら沈ませるよってね。車で逃げることもできたわけで、車なら逃がしてあげるよっていう、そこまでは考えてないだろうけど、そういう逃げ道を用意するおおらかさもじつはあった。

    ネット上各所のレビューでおっぱいなだけのおバカ映画とされているので僕もニヒルに書こうと思ったが、この映画それほど嫌いではない。

    結局、幸せなの不幸なの?とか全然共感できない、という批判を散見したけれど、一つの答えを映画に求めること自体が思考停止な観客なのではないでしょうか。

    すっと、ひとことでこの映画のいうことを僕は書けない。なぜならすっとひとことで言えることがこの映画では描かれていないから。僕がわりと好きな良い映画ってのはシナリオだけ眺めるとアホくさいものが多い気がする。僕のこれまでのベストはタクシードライバーだけど、この映画もシナリオだけたどると相当な単細胞ストーリー。

    プロットが入り組んでいるけど、こうこうこういう伏線が最後こことあそこできいてくるよ、へええそれはやられたね。そんな映画は映画でやる必要はなくて小説でやっとけばいいのですよ。

    僕はあくまでも言語化しきれない映画をこれからも求めて行きたいしマルティナは海もその中の一つに十分並ぶと思う。

    オレンジをかじって吸うのは良い。

  • ないわ~
    ってのが鑑賞直後の感想でしょうか

    ないわ~
    ってなっちゃうのは、私が未熟だからでしょうか

    ないよ~

    これがスペインの情熱ってやつなのか?


    自分勝手すぎるカップル
    彼らの息子と二人目の旦那(セレブ)が不憫で仕方ない
    これでセレブが超やなやつとかだったらまだ許せるのかもしれないけど
    まあ、常識内でいい人だから
    そこは義を貫けよマルティナ

    と思う私はやっぱり女として未熟かしら

    赤いドレスの美女に、死を偽装してまでついて行った男(しかも子供が生まれたばかりだ!)
    のどこがいいんだ!
    無精髭か!?
    男の魅力が描ききれていない気がするけど、どうなんだ?

    二人目の旦那に子供を押し付けて出てっといて
    船が難破して「死にたくなーい!」ってところでドン引きしました

    女優さんのおチチがふわふわでぷるぷるなところが美しかったのと
    舞い戻った旦那が彼女に抱かれているシーンは良かったけれど

    あと、オープニングの水面の映像

    男が繰り返し語る物語と海とマルティナをもっと感じれば良かったのかな

    監督は違うけど
    この女優さんのこの翌年の作品の『トーク・トゥ・ハー』の感想も
    ないわ~

    でした

    相性悪いかも
    たぶん私、スペインじゃ生きられないわ


    (2001/SON DE MAR)

  • スペインの映画かな、やはりヨーロッパ映画は雰囲気がアメリカ映画と違って情緒があると云うか哲学的と云うか…って所あるんだけど、でもこの映画はどうも情欲に溺れた男女の映画って感じです。B級臭いね…

  • 観終わった後はすごくぐったりするような映画。

    未亡人→再婚→死んだはずの元旦那と駆け落ち→海の上で殺される

    というのが大枠のストーリー。

    ドロッドロだったけど、要所要所で出てくる景色の美しさや詩的な台詞がすごく素敵な演出をしてくれます。

    でもこれは好みがはっきり分かれるだろう…

  • (Son de Mar; 2001/西、100min.)

    景色は綺麗。地中海も美しい。

    随分ドロドロとした展開だった。
    結婚生活からげ出し死んだことになった男と、未亡人となったことで嫌いだった地元の実業家と再婚した女が、よりを戻し..
    そのうえ、自分たちの子供は再婚相手任せ.. 身勝手だ。

    元夫とのセックスと、再婚相手のお金にしか目がない女。
    元夫が話す物語に出てくる「ヘビ」と再婚相手がかっている「ワニ」は、何を意味しているんだろうか? まだ解読できず。

    なんだかんだと、再婚相手がいちばんマトモに見えてくる.. 彼もまた、残酷だけども。

  • 深い深い海の底でも、消せない愛。

  • スペインに行きたくなる映画。
    いいじゃんこんなでも。

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