ビューティフル [DVD]

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監督 : チョン・ジェホン 
出演 : イ・チョニ  チャ・スヨン 
  • video maker(VC/DAS)(D) (2009年2月6日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4527907290212

ビューティフル [DVD]の感想・レビュー・書評

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  • 美しすぎるが故に
    見知らぬ男にストーカーされたあげく犯されたり
    友達の彼氏に言い寄られて友達を失ったり
    精神も体も壊して
    親身になってくれるそぶりの警官にまで裏切られ
    最後は人を殺して自分も殺される

    いやいや美人って大変なのですねーと
    知らねーよ的にどうでもいい話で
    もうここまできたらいっそ死んだ方が
    幸せになれるんじゃないだろうかと思ったら
    死体になっても悲惨な状況で
    とことん救いのない展開なのに
    観ているこちら側に絶望感を与えない感じが
    キム・ギドクー?(原作のみだけど)

  • ウニョン(チャ・スヨン)は街をあるけばだれもがふりかえる絶世の美女。でも、その際立った美貌が、彼女の場合、むしろすさまじい不幸をまねく。男からのしつこい誘惑と逆ギレ、女からの嫉妬と誤解。はなやかな容姿とは裏腹に、ウニョンは孤独をかかえている。10年来の親友とも、男関係のいざこざ(しかし、彼女に非は一切ない)で、ついさいきん仲違いしてしまった。ただでさえひとりぼっちなのに、そんなウニョンをさらなる悲劇がおそう。ガスの点検をよそおって部屋へはいりこんだストーカーに、ある日、強姦されてしまうのだ。暴行後の画像をカメラに収め、男はそれを持って自首する、という謎の行動をとるのだけれど「おれがおまえを強姦したんじゃない。おまえのうつくしさがおれを強姦したんだ」と後日、警察署で対面した彼女をまえにうそぶく。きずつけられたウニョンは、そしてじぶんの類い稀なるうつくしさをにくみはじめる。みすぼらしいすがたとなるために、彼女はそれから過食と拒食をくりかえし、みるまに衰弱していった。事件を担当した警官(イ・チョニ)は、そんなウニョンの身を案じ、あれこれと世話をやくものの、やはり最後には欲望をおさえきれず……。

    これはめぐまれた容姿がわざわいして、変質者の標的となり、つきまとわれ、強姦され、(またべつの男に)つきまとわれ、強姦され、心神喪失のはてに街で銃を乱射、そのせいでとうとう射殺されてしまうが、死体となってさえろくなめにあわされない、不運にもほどがある女性のはなし。彼女が陵辱され尽くすさまを、暴力に満ち満ちた過剰な演出でねちねちとえがく。原作キム・ギドク。監督・脚本チョン・ジェホン。チョン・ジェホンはキム・ギドクの助監督をつとめたこともある新人で、これがデビュー作だという。原作がギドクだけあって、なるほど血なまぐさく扇情的な筋書きだ。美人の苦労話をいつも「ふーん」とばかりに聞き(読み)ながしているわたしだけれど、これにはこころから同情、いや動揺した。ウニョンはあらゆる男からよってたかって(精神的にも肉体的にも)搾取されまくる。処女だった彼女を犯しておいて「被害者はおれだ」とひらきなおるストーカー男。「美貌をめだたせない工夫をしなかったおまえもわるい」などと事情聴取中に説教をはじめる刑事。見守っているつもりでつきまとい、あいしているといいながら結局は彼女を暴行し、そのうえ人殺しの罪まで背負わせる警官。

    美という業を背負い、過酷な運命に翻弄され、やがてじぶんの容貌をのろい、次第に錯乱していくウニョン。この筋だてには、きれいはきたない、きたないはきれい、みたいな他の作品とも共通した、ギドクの世界観があらわれているような気もする。死後も悪夢をおわらせない底意地のわるさと、情け容赦のなさは、かれ独自のものだとおもう。あわれな生け贄は徹底的になぶられる。登場人物の行動がいちいち浮世離れしていて(強姦してから愛を告白し、身分証を置いて去っていくレイプ犯とか、みにくくなればこんな目にあわずにすむはずだとラードとアイスクリームとマヨネーズをジューサーで撹拌したシェイクをのみ、ふとろうとするヒロインとか)冒頭からあっけにとられるしかない、そしてもはやわらうしかない展開も、いかにも原作キム・ギドクらしい。しかし、極端な男女をえがきながらもつねに奇妙な透明感をまとう、ファンタジックな作風のギドクとちがい「ビューティフル」は徹頭徹尾おぞましく、一片のすくいもなかった。ラストシーンはとくに醜悪で、暗示されるそのさきを想像すると、もう目眩をおぼえるどころじゃない、虫酸がはしる。「ビューティフル」は確かに、むなくそわるい作品だ。

    けれども、あまりのことに、なのだろうか、ふしぎと引き込まれてしまい、いつのまにやら釘付けになってしまった。ひどい物語にもかかわらず、あるいはそれゆえか、たぶんだからだろう、ぶっちゃけおもしろい。背筋のこおるホラー、身も蓋もないコメディとして観れば、かなりのものではないか。また、美女ウニョン役のチャ・スヨンは吐瀉物をまきちらして尚うつくしく、そのはかなげですずしげな美貌はタイトル負けしていない。

  • キム・ギドク監督脚本。韓国中から選りすぐった変態さん、もしくはそれに準じる人たちと、神経科行きギリギリの美女を強制移住させ近隣に住まわせてみたらこういう凄惨な結果になり果てましたというこれまた相変わらずなパッターンのサディスティック人体実験系だった。もはやギドク監督系のこの手の作品は手の内が見えすぎで、あーまたかという気になる。あと美人の所属とはいえ吐しゃ物が頻繁に出てくるので食事中は無理。


    너 같은 놈 나한테 너무 저. 「あんたみたいな男、私には超低レベルよ」と主人公がわめくところで「低レベル」というのが「저질」ではなく「저」(低)(チョ)だけで済むというのは近隣の韓国人に聞いても知らない言語習慣だといってたがどうなんだ。HW。

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