ウォッチメン スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]

監督 : ザック・スナイダー 
出演 : ジャッキー・アール・ヘイリー  パトリック・ウィルソン  ビリー・クラダップ  マリン・アッカーマン  マシュー・グード  ジェフリー・ディーン・モーガン  カーラ・グギーノ  スティーヴン・マクハティ  マット・フルーワー  ローラ・メンネル 
  • パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
3.41
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本棚登録 : 495
感想 : 119
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988113824644

感想・レビュー・書評

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  • 評価が低いみたいですが、わたしはアメコミの実写化のなかでは好きな部類。というのもやっぱりマーベルコミックスより、DCコミックのほうが好みらしく、DCコミックのトーンを落とした暗いモード漂う雰囲気が好き。ウォッチメンもDr.マンハッタンは現実離れし過ぎだけど、その他のヒーローたちの人間らしさだったり、ヒーローなのに良い奴じゃなかったり、無敵な強さじゃなかったり、そこが面白かった。原作を読んでないからどこまで再現できているか知らないけど、良い出来だと思うんだけどなー、どうなんでしょう(笑)原作がなかなかの分厚さみたいですが、是非読みたい。

    • GMNTさん
      やけっぱちさん、あけましておめでとうございます。

      『ウォッチメン』の映画版、たぶん賛否両論なんじゃないでしょうか。
      原作に思い入れな...
      やけっぱちさん、あけましておめでとうございます。

      『ウォッチメン』の映画版、たぶん賛否両論なんじゃないでしょうか。
      原作に思い入れなく観た場合(僕もそうですが)は
      大概の人が面白い!と感じると思うんですけど
      (エログロ耐性がないわかってない人は当然除外)
      原作好きな人からすると、最後の方の例の出てないやつとかあるので
      「ここまでやっといて何で・・・」ってなっちゃう気が(笑)。

      アラン・ムーアやフランク・ミラーって、
      アメコミを再構築(というより脱構築か)した人たちなんで
      その面では充分面白かったと思うし楽しめましたね~。

      音楽だけちょっと微妙で、マイケミが好きじゃないからなんですけど
      若者受けを狙ったのかな?と思うと「いいんじゃない?」って感じでした。
      2014/01/07
  • これはかなりキツかった〜。アメコミ原作ながら、ヒーローvsヴィランという単純な構造をとっていない。正直言って、誰が誰と戦っているのかさっぱりわかりませんでした。キャストも知らない人ばかりだし、一代目とか二代目とかいて、全く頭に何にも入ってこないんだなぁ。

    アクションシーンもびっくりするほど少なくて「理屈抜きで楽しめる映画」ではないので、この物語構造のわかりにくさはとにかく辛い…。

  • 1985年、東西冷戦下のアメリカでは、核戦争の危機が目前に迫っていた。
    そんなある日、ひとりのニューヨーク市民が殺害される。
    政府により禁止されたヒーロー活動を続けていたロールシャッハは、独自の調査で、殺害されたのが、かつての仲間コメディアンであることを突き止める。
    これは、ヒーロー抹殺計画の第一段階なのか?
    事件を追ううちに、ヒーローたちはそれぞれの心の闇に直面し、やがて世界を根底から覆す巨大な陰謀に巻き込まれていく……。 スーパーヒーローが実在する、もうひとつのアメリカ現代史を背景に、真の正義とは、世界の平和とは、人間が存在する意味とは何かを描いた不朽の名作。アメリカン・コミックがたどり着いた頂点がここにある。
    アラン・ムーアの同名グラフィックノベルの映画化。
    スーパーヒーローの人間性を描き切った複雑な人間ドラマ(シルクスペクターはスーパーヒロインの母の期待に応えるために2代目シルクスペクターになった、娼婦だった母を憎んでヒーローになったロールシャッハ、裏の汚い仕事を引き受けている暴力を生きがいにしているコメディアン、自身のフィギュアなどのグッズを売って富豪になったオジマンディアスなど)と激動のアメリカ史の中でそれぞれのスーパーヒーローが何が本当の正義なのか苦悩する骨太なストーリーが組み合わさって、アメコミ映画を超えた、映像文学作品であり、衝撃のラストに善悪の観念を揺り動かされるはず。

  • 数多く作られているアメコミヒーロー映画のなかでも、わかりやすい悪役を作らずに「正義」が何かを描く作品は、他にないのではないか。

    米ソ核戦争の脅威が最大限に高まった80年代。ヒーロー活動が禁止されたアメリカで、元ヒーロー達を襲う事件が起こるところから映画は始まる。

    アメコミヒーロー映画とは思えないハードボイルドさと、ダークな内容、社会的なシナリオは、完全に大人向けである。

    本作品では何人もヒーローが登場するが、その中でもドクターマンハッタンは能力が突出しており完全に神の領域にある。笑ってしまうぐらいの力を持つが、それにより地球全体、生命全体という俯瞰したテーマにも説得力が帯びる。

    一筋縄ではいかないラストも見ごたえがあった。
    ぜひ人に薦めたい一本。

  • Who watches the watchmen? 
    (誰が見張りを見張るのか?)
    この映画深い。
    正義とはなにか。その正義とは誰にとっての正義なのか。完全な善とは?悪とは?
    各キャラクターはヒーローという位置づけだが、キャラ立ちが強烈で、アンバランス。より人間に近い。
    目指す方向もバラバラで信じる正義も、その手段も違う。良い対比の構造となっている。

  • 最初のディランにあわせたオープニングから、こりゃ漫画だなと思わせるつくり。
    実際、CGやスローモーションなどバリバリ多用した画面と、漫画的展開。
    それでもおもしろい。
    たぶん、キャラクターそれぞれの冴えないところとかっこいいところがうまく融和していることと、
    キャラクターがそれぞれ独自の理屈や内的信念をもって動いていること。
    揺らぎはあってもブレがない。

  • ヒーローも楽じゃないのね。正義ってきっとそれぞれにあるわけで。

  • ロールシャッハかわいいい。あのマスクすごいな。正直何か所もゲラゲラ笑いました。超アメリカナイズ。めっちゃ長尺映画です。ちょっと辛いくらい。

  • 時間の割りに登場人物を掘り下げて見せようとしすぎて説明的な場面が多かった印象。ロールシャッハさんとラスボスかっこよかった。この2人以外に関して、超能力はあるけれどメンタル普通の人ゆえの人生いろいろがあるんだよってあたりがくどく感じた。

  • 誰が正義で誰が悪なのか?
    日本でも人気のあるアメコミ映画では、そこがはっきりと分かれているお決まりの勧善懲悪モノが多かったので、この作品を観て、そうでないものもあるということがわかってよかった。

    とにかくロールシャッハさんかっこよすぎ!
    躊躇なく人を殺せる彼は、いわゆる「ヒーロー」像とはかけ離れているかもしれないが、彼なりの「正義」を最期まで貫く姿に痺れた。

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