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- / ISBN・EAN: 4988021710145
感想・レビュー・書評
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いまいち楽しみ方がよくわからない。
戦闘機とかが好きな人にはたまらないのかもしれないけど。
一方描かれる人間はみな、青白く幽霊みたいで、彼ら彼女らのやりとりを聞いているとどんどん生気を奪われる。惰性で観た。
とはいえどうも、ふつうの人間ではなさそう。
作中で、殺してくれとか、死ねないとか、そんな話になってる。
そのくせ民間の戦闘機に乗って他社の戦闘機と戦わなければならない。まるでシシュポスの神話のような、永遠の反復地獄。この日本社会の労働というものを象徴しているようでもある。けど、それだけでもなさそう。
そうそう、あと、戦闘機に乗っているパイロットは「子ども」なのだという謎めいたセリフもあった。にもかかわらず、他社の「ティーチャー」という戦闘機に乗っているパイロットは「大人」なのだという。どういうこと?
率直にいってこの物語の視覚化には興味がない。原作を読んでみたくなった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
独特の静けさと不思議な余韻。
(森博嗣さんの小説で知った映画) -
押井守✖️川井憲次=後味濃厚
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どういう設定になっているのか、なかなかよくわからず、淡々と物語が進んでいく。しかも、キルドレとは何か?函南の記憶がないのは?など色々なものが特に解消されず、自分で考えてね、的な感じでちょっと戸惑う。
一回見ただけでは消化はできない。色々考えさせる映画ですね。
空中戦とか空の描き方は好きです。 -
架空の戦争請負会社で働くキルドレ(大人になれない人間)の日常を描写した作品。戦争が民営化されると当たり前ながら、人を多く倒すことが史上命題となること。また、争いが何らかの形で存在しているからこそ平和を維持しようという動機付けがなされること。しかし、キルドレでさえも暴力の連鎖に違和感を感じざるを得ないこと。戦争とは、生きるとは、という難題を改めて考えるきっかけになる作品だと感じた。
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This is not what I expected, not what I wanted to watch.
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ちょっと静かすぎる映画でした。いろんなメッセージを詰め込もうとして、なんとなく受け取りましたが、なんとなくしか受け取れませんでした。
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ティーチャの駆る戦闘機・スカイリィの獰猛なエンジン音が最高。
あと、『大作戦(ワールドカップ)』のシーンは必見。
背景とCGで作られた空が夢のように美しい。 -
原作は既読。
ただしハードカバー発売直後なので何十年前やら。
ストーリーも音楽もかなり好きな仕上がりをみせてます。
んで多分CGに関しては賛否両論だろうと思います。
あえてアニメっぽくないCGにした事によって違和感を感じたので私は余り好きではないかも…
淡々と進む乾いた雰囲気が素敵な良作だったと思います。 -
歳を取らないとされるキルドレとされる少年・少女たちが
戦闘機に乗り戦争に繰り出す。簡単に話せばこういったことか。
背景に戦争があるのだが、その手の説明は一切省かれ淡々と物語は進む。
悪くはなかったのだが、どこか退屈に思えてしまったのも正直なところ。
何が悪いのか、それがなんともわからないからまた厄介である。
ただ空を舞う戦闘機の場面は圧巻であった。