美術手帖 2009年 01月号 [雑誌]

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制作 : 美術手帖編集部 
  • 美術出版社 (2008年12月17日発売)
  • Amazon.co.jp ・雑誌
  • / ISBN・EAN: 4910076110199

美術手帖 2009年 01月号 [雑誌]の感想・レビュー・書評

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  • 特集:いま読むべきアートブック300

    参考になった。
    テーマごとのおすすめ本紹介や、著名人に影響を与えた本の紹介をしている号って、どの雑誌でも買っちゃいがち。
    宝箱みたいな感じでワクワクするからかな。

    [読みたいと思った本]

    ◯『その絵、いくら?』小山登美夫
     …〈アートはどれくらいビジネスになるの?〉で紹介

    ◯『アフター・ザ・リアリティー〈9.11〉以降の「ザ・リアリティー」』市原研太郎、hiromiyoshii
     …〈現代アートは世界でこんなふうに語られている〉で紹介

    ◯『アート・リテラシー入門 自分の言葉でアートを語る』
     …〈鑑賞の歓びを心から感じたい人へ〉で紹介。「対象を通じて自己を発見し、世界にポジショニングすること」の指南書。「言葉にならないものをいかにして語るか、その問題提起が孕む意義」も考えさせられる一冊らしい。

    ◯『わたしたちに許された特別な時間の終わり』岡田利規
     …〈世界に作用することを意識していますか?〉で紹介。「視点を開放しワタシを複数化する」「言葉と身体の独自の演劇論を展開する」などと説明されていた。


    サブ特集:BRAZILネオ・トロピカリア ブラジルの創造力

    彼がブラジルに住んでいた帰国子女だからブラジルに興味があった。ブラジル現代アートの特集があって嬉しい。
    美術館も沢山あるみたいだし、もっと調べていつか行ってみたい。
    エルネスト・ネトの作品が気に入った。MOTにあるのか。調べたら小山登美夫ギャラリーにも所属していた。


    【ブラジル現代アートまとめ】

    [根本的な特徴]

    (1)「熱帯に住む者」の文化的なオリジナリティー

    (2)圧倒的な自然に参照しそれをコントロールしながら、有機的でダイナミックなフォルムを構築

    (3)色彩や音に囲まれた環境で培われた、身体的で即興的なリズム感


    [歴史]

    1920年代
    オズワルド・ヂ・アンドラーヂ(詩人)らによる食人主義
    …西欧の文化を取り込み消化して、内発的に自分たちの文化を創出しようという運動。→現代アート発足に影響


    1950年代
    ◯エリオ・オイチシカ(ブラジル現代アートの創始者的存在)
    ◯リジア・クラーク
    ◯リジア・パペ
    →新具体主義運動(グルーポ・ネオコンクレート)1959-61
     …合理主義的で数理的な抽象に反発し、直感や主観性を重んじて「生命を持つオーガニズムのような」表現を目指す。


    1968年前後:トロピカリア
    …軍事政権下におこった芸術運動。
     独裁主義者と多国籍企業が手を結びながら近代化を推し進めていた当時、左翼運動家たちは社会的不平等への批判を掲げていた。彼らの中には合衆国の帝国主義への反発から、輸入文化を排除して文化面での国粋主義化を提唱する動きも。この両者に対して異を唱えたのがトロピカリア。まずは音楽から始まり(ジルベルト・ジルやカエターノ・ヴェローゾなど)、アートに続く。

    ◯シウド・メイレレス
    ◯レオニウソン
    ◯トミエ・オオタケ


    1990年代
    トロピカリズモの提起した問題を起点として、90年代以降に登場した世代まで繋がるひとつのネットワーク
    ◯エルネスト・ネト
    ◯マレッペ
    ◯オスジェメオス
    ◯ヴェルズッティ
    ◯アンドレ・コマツ
    ←「ブラジリアン・バロック」(建築)の影響
     …モダニズムの言語をオーガニックと融合させる造形感覚。オスカー・ニーマイヤーなど。

  • 表紙の方。松井さんなのですね…。

    本当に美しい方だ。

  • 美術手帳の表紙は松井さん。
    中身と関係ないけれど、中身は松井さんを作り上げてきた思想や芸術がかかれた本の紹介があって、彼女に近づくために何回も読みました。

    紹介されている本も、いずれ、読みたいと思います。
    難解な本も多い。

  • 松井冬子、津田直、やなぎみわ、三者それぞれの「自分をつくった10冊」(松井氏のみ13冊)が興味深かったです。
    その他には様々なアートブックや美術関連の本の紹介があって、充実した一冊でした。満足!

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