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- / ISBN・EAN: 4988103601835
感想・レビュー・書評
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こどもと同じ立場になって観た。
子供たちがpちゃんを今後どうするか…の討論で、自分は無性に腹が立った。子供は当たり前に純粋なんだが、純粋の中には偽善とかもやっぱりあるもので…うん。好きだけどいらっとしちゃいました。すいません…詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2012年3月20日観賞。新人教師の試みで、6年2組は「卒業までの1年間ブタを飼い、最後に食べる」ことにより、命の大切さを知る教育を受けることになるが・・・。実際に行われた教育とそれを取材したドキュメンタリーを映画化した作品。出演している26人の子供たちは脚本がなく、ディベートの形で各人の素に近い台詞を劇中で語っているとの事。賛否両論生む問題作であり、観た側に色々な思いを抱かせる映画であることは確かだが、「名前をつけて可愛がったペットを食べる」ことはそもそも間違った行為なのではないだろうか?食物の大切さを知るために畑仕事をしても養豚場でバイトしてもいいし、命の大切さを知るために獣医を手伝ってもいい。映画的な結末を求めるわざとらしい部分と、ドキュメンタリー的なリアルな部分の落差も見ていて座りが悪い。どうせなら、もう一度本当にこの授業をやればよかったのに。
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映画じゃなくて、NHKかなんかのドキュメンタリー番組として観たかった。
最初に「食べようと思います」って宣言したんだから責任持たなきゃ…情が移るのは想定外だったのか?
転校生の設定もいらないし、ラストのスローモーションもいらない。 -
みんながPちゃんへお別れのトマトを渡すシーンでボロ泣きし
「えー!!!食べてないじゃーん!!!」
という感想で終了しました。
妻夫木先生が「ちゃんといただきますを言えない子がいる」と作中で言っているのだから、最後はやっぱりトンカツ(しょうが焼きでもいいんだけど)になったPちゃんの前で「いただきまーす」と感謝する画で終わんなきゃダメでしょう。
それにしても、子供たちの討論がすごくて、観ている自分も色々考えさせられてしまったな。
でもやっぱり375は、Pちゃんは食べられないなぁ。。。
家畜の豚とペットとして可愛がった豚は別物だと思うし。ま、答えの出ない問いなんだけどね。
(2008年 日本) -
「いのちの長さは誰が決めるの?」
私たちの命は、たくさんの命によって支えられてる。
食物連鎖だから、生態系だから、当たり前のことかもしれない
でも そうわかった上で 日々 感謝して食してるだろうか?
「いただきます」 って 形だけの言葉でいただいてたりしませんか?
真剣に命のことを考える授業。。。
正解のない答えを求めて、想いをぶつけ合う。。。
そういう 授業
今の世の中 犯罪も低年齢化してきてるので 大切だと思いました。
そして なによりも 自分自身 食する時
もっと 感謝して頂かなければ。。と反省できた作品でした。
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この映画、とにかくブタの眼光が怖かった印象が強い。
子供の頃の方が動物に対して受け入れ枠が広かった気がする。
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2016/4/29 鑑賞
農家で野菜を作っているところを見せて、農家の方の話を聞かせたりすると、子供たちが給食を残す量が減る、という食育の効果については、ずいぶん前にニュースになり、職場でも「ええ話や~!」と話題にのぼったことがありました。(いや、別に関西弁で話していたわけではなかったですが)
私も「なんという素晴らしい教育手法なのか」と思っていたので、もうこの映画には見る前から好意的です。
が、しかーし。意外にブタの眼光が鋭くて、アップのとき、結構ビビリました。
あんまり、かわいく、ない・・・・ていうか、怖い・・・
ま、まあ、それはさておき、実話、ってことは、こんなスゴイ熱心な先生たちが世の中に実際にいるんだってことで、もうそれだけで私は涙ぐんでしまいそうになります。
「私には、むり~」と言ってた女の先生の気持ちがすごくよく分かる。普通、無理ですよね。
映画は、ディスカッションの時間が長すぎて、やや飽きますが、でも小学校で視聴必須にしたらいいのにな~って思ってしまった。
実際にブタの飼育を体験するのは生半可な覚悟じゃ難しいけれど、映画を見て、みんなで感想を言い合うだけでけっこう心に響くものがあるんじゃないかなと思います。