道【淀川長治解説映像付き】 [DVD]

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監督 : フェデリコ・フェリーニ 
出演 : ジュリエッタ・マシーナ  アンソニー・クイン  リチャード・ベースハート  アルド・シルヴァーナ 
  • IVC,Ltd.(VC)(D) (2009年2月20日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4933672236452

道【淀川長治解説映像付き】 [DVD]の感想・レビュー・書評

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  • フェリーニ曰く「彼女が道化師のような身ぶりで私との関係の中に具体化しているものは、純真さへのノスタルジアである」

  • なんか、しみじみ沁みる映画やねぇ。
    主演女優が実に実にいいっ。
    大道芸をしながら旅をする、ロクデナシのザンパノと、純真なジェルソミーナ。
    届かぬようで、届いていた思い。切ないねぇ…。
    ハリウッド単純映画大好き人間なんで、フェリーニの映画なんぞ理解できんと思ってたわ。むかーし観た、「8 1/2」もわけわかんなかったし。

  • フェリーニの傑作の一つ。

    頭の弱い主人公・ジェルソミーナの純粋さと、粗暴なザンパノの無粋さの二項対立が際立つ。演技、シナリオ、音楽、画面構成、いずれもシンプル。だからこそ、胸に迫るものがある。

    綱渡りの大道芸人を思わず、殺してしまったザンパノは、いらだちが募る。そんな自分に、どんなことがあってもついてくるジェルソミーナの純粋さがまぶしくて、耐えきれなくて、一人でどこかに立ち去ってしまう。

    自分でもどうすればいいのか分からなかったのだろう。「自分にはこいつしかいない」と気づいて、ジェルソミーナに優しく接することができれば、逆に救われていくこともあっただろう。それが、できなかった。

    数年後、ジェルソミーナが、あの芸人から伝えられた曲をザンパノのトランペットで奏で続けていた事実を知る。波打ち際で涙にむせぶ。そこに薄くのってくる『ジェル・ソミーナ』が、あまりに切なく胸に響く。

    「石ころにも価値がある」という言葉の真価を、ジェルソミーナを失って初めて気づいたザンパノは、人間の愚かさを投影しているようだ。傑作。

  • 1954年イタリアの巨匠フェデリコ・フェリーニの描く大道芸人の悲しき世界。野蛮で凶暴なザンパノと頭の弱い純粋無垢なジェルソミーナの不器用で切ない絆を描いています。全編に漂う大道芸人の哀愁と何度裏切られてもザンパノを信じようとする天使のようなジェルソミーナに心打たれます。やはり思いは言葉にしなければ伝わらない。失ってからでは遅いんです…。『石ころにも価値がある』という本当の意味を最後に理解したザンパノ。分かっていて見ようとしなかった自分の心に気付いた涙だと思いたいです。

  • ジェルソミーナがああなっちゃったら、ザンパノと同じことをするであろうワタシもまた独り浜辺で突っ伏して泣くのだろう。

  • 「北野シネマ館」にて。

    「道」(原題:La Strada)は、1954年の伊映画、監督は4度のアカデミー賞に輝いた巨匠フェデリコ・フェリーニ、オスカー俳優アンソニー・クインとフェリーニ監督の妻で女優のジュリエッタ・マシーナ演じる、旅芸人と道化師のドサ周りの果ての悲惨な結末、1956年のアカデミー外国語映画賞を受賞。
    チャップリンの様な表情や動きのマシーナの表現が、愛くるしい。

    疑いなく与え続けることを厭わない愛を描き、聖書のくだりをセリフに引用するなど、ジェルソミーナをイエスとダブらせていると遠藤周作も指摘しているが、差し詰め彼女を捨てたザンパノは、イエスを裏切り捨てた弟子とダブる。
    イエスの死後後悔改心した弟子たちは、布教に精を出すこととなるが、それでいいというわけでもないだろうか・・・。

  • 役に立ってない人は
    この世にいない!!


    素晴らしき哉、人生という映画が大好きな僕。


    この映画からも、同じメッセージを感じた。


    ただ、哀愁漂うラストに
    アメリカ映画とイタリア映画の感性や表現の違いを感じた。

    僕ならこのメッセージを
    どう表現するのかな。

  • 「この世のものは、みんな何かの役にたつ」。
    ジェルソミーナが一座の芸人に言われるこのメッセージが作品の核だと感じた。

    ジェルソミーナは機転が利く優しい子。
    ザッパノは自己中心的な男だが、いつのまにかジェルソミーナの存在自体がザッパノの心の支えになっていく。
    ザッパノはそんな自分の心に自分では気づかずにジェルソミーナに邪険にあたる。
    ジェルソミーナが心の病にかかって旅を続けられないと分かった時、ザッパノは彼女を捨てるが、彼女の大好きだったトランペットは一緒に置いていく。
    数年後、街で偶然ジェルソミーナが死んだことを知ったザッパノは、失ってみて初めて、ジェルソミーナが自分にはかけがえのない人であったことを悟って一人泣くのである。

    ジェルソミーナとザッパノの関係性、特に「なんの取り柄もない」ジェルソミーナの存在感が際だっている。それがメッセージに対する説得力になっている。

    悲しいがとてもいい映画だった。

  • いままで見てきた映画の中でも、ベスト3くらいに入るかもしれない。大好きな映画。

    死んだ姉の代わりに、貧しい家の娘ジェルソミーナは、旅芸人ザンパノに売られてく。頭が悪く、料理も作れないジェルソミーナは芸の助手をする。
    あちこちでトラブルをおこし、ジェルソミーナにも冷たく当たるザンパノ。

    ジェルソミーナに幸せは訪れるのか。物語は展開していく。

    フェリーニ監督。

  • ひとりで生きる人生の儚さ。

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