容疑者Xの献身 スタンダード・エディション [DVD]

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監督 : 西谷 弘 
出演 : 福山雅治  柴咲コウ  堤 真一 
  • ¥ 2,130 (参考価格 ¥ 3,990)
  • ポニーキャニオン (2009年3月18日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988013756243

容疑者Xの献身 スタンダード・エディション [DVD]の感想・レビュー・書評

  • 東野圭吾の作品は結構読み漁っているけれど、ガリレオシリーズは唯一読んでいないシリーズのため、原作未読。

    献身という言葉の重みを感じられる作品。

    見返りを求めないで尽くす心。
    知らぬ間に誰かの救いになることは、一見響きが良いけれど、必ずしも素敵なことじゃないんだな。

    悲しみの連鎖の逃げ場がない。東野圭吾らしい作品1つ。

  • 3.5くらい。

    よくできてる話だなあ、本当に。
    ただの感動話ではない。

  • 原作は直木賞受賞作ということ,家族がガリレオシリーズのドラマが好きでみており(私ははじめのいくつかは見ましたが,途中でフェードアウト),勧められたので,なんとはなしにみたほうがええかなあと思い観賞。トリックには唸らされたものの,間延び感あり。EDの柴咲コウのバラードに癒やされます。

  •  映画版をレンタルして見ました。
     辻真先さんの作品で、意外な犯人のミステリーを列記する部分がありましたが、それに倣うと本作品は「犯人は狂言」。
     映画は事実よりも奇なり、というか、そんなことあるんかという意外な展開。
     しかし、自ら犯人になるということはないにしても、うっかり間違ってだとか、意図的にだとかで別人が犯人にされてしまうことは現実でもよくあることでしょうね。
     ところで、今回の事件では容疑者は花岡靖子(松雪泰子)。
     だからタイトルは正しくは「容疑者Xの隣人の献身」じゃないんでしょうか。
        
    (以下、ネタバレです)
    少年少女・ネタバレ談話室(ネタばらし注意!)
    『容疑者Xの献身』ネタバレ突っ込み漫談
      http://sfclub.sblo.jp/article/175899098.html

  • この話大好きすぎる。
    堤真一の演技最高。

  • 公開当時、知人男性が容疑者xの心情に泣ける感動作だと一押ししていた作品。が、私が抱いた感想は全く違う。そもそも、結果的には被害者にはなっているあの元夫は元妻と義理の娘にとっては純然たる加害者だったのだ。ストーカー加害者を押し留めることが出来なかったからこそ応報を受けたのだ。悲しむ前に憤れ!

  • 原作を随分前に読んだので結構忘れてしまっていた。それにしても堤真一の芋男ぶりは迫真の演技過ぎると思う。原作を読んだときは石神の苦悩と友人の湯川の葛藤のようなものがもっと細かく、文字ととして巧みに描かれていた気がした記憶あり。でも全体的に楽しめました。

  • 小さな事件ではあるが、こういう切り口で表現するとこんなにも深く表現できるんだ!

  • 原作は素晴らしいものの、映像は駄作というものは多々あります。ですが、これは映像化も素晴らしいです。堤真一の演技がとても良いです。

  • 監督 西谷弘
    脚本 福田靖

    ハンカチなしでは見られない、というレビュー通り、涙の止まらない作品だった。東野圭吾の作品は読んだことはないが、世界中に多くのファンを有しているのも納得がいく。

    演技に関しては、堤真一も松雪泰子も、自ら殺人を犯した身として、物語が進行するにつれて高まる緊張感を見事に表現している。堤真一は、愛憎入り混じる(いや、もともと憎という感情は物語の中の演技かもしれない)演技が、観ているものをどんどん彼に感情移入させていく。

    脚本も、天才数学者と天才物理学者のトリックバトルと、石神の花岡に対する愛の物語が同時に進行し、どちらも最後に、ともに繋がった形で、大きなどんでん返しをくらわされる感じが、爽快かつ感動的な仕上がりとなっている。そのトリックの巧妙さ然り、石神が徐々にねじ曲がった愛へと変わっていくと思わせておいて、それは実はとてつもなくまっすぐすぎる愛であったとは、誰が予想し得るだろうか。

    最後の瞬間まで、彼女への感謝の思いを忘れなかった石神。
    人を殺してまで、そして自分の人生を完全に捨てきってまで、一人の人間を愛することとは、一体どういうことなのだろう。

    サスペンス映画を超えた、深いラブストーリーである。

  • なんともせつな過ぎる映画でした。
    久しぶりに、「辛い……」って思いました。

    物語は、お弁当屋をやる女の人が娘を守るためにクズな亭主を殺してしまう話。
    その女の人を守るために、隣家に住む男の人がアリバイを考える。
    内海刑事始め、警察はそのアリバイを崩そうとするけれど、そのアリバイは崩せない……
    だから、湯川先生の下に相談を持ちかけるけれど、実はその隣人は、湯川先生の「友人」で……という話でした。

    とにもかくにも切ない。
    殆ど友達がいないであろう湯川先生が、その友達から話を聞こうと不器用なりに一生懸命なのも切ないし、結局その友達がやったことをすべて暴かずにはいられなくて、それでも証拠が見つからないから無理やりにそれを認めさせることもできない。

    でも、最後の最後に守ろうとしていた女の人が、「ごめんなさい」って謝ってきちゃってthe end。

    どこまでいっても切ないし、どこまでいっても辛い。
    「真実は誰も幸せにしない」
    って本当にその通りだし、異論なんて言いようがないのだけれど、それでもやっぱり、見てみぬふりはできないんだろうね……きっと。

    とにもかくにも、ガリレオ至上最高傑作だと思うし、他に何も知らなくても見て欲しい! って思えるほど切ない作品でした。

    愛は尊い……

  • 不器用な愛のおはなし。泣いてしまった。
    石神さんのやったことは決して肯定されるべきことではないし、最終的には無意味だったのかもしれないけど、それでも彼の愛する人に対する残酷なまでにピュアな想いに、確実に心を動かされました。
    序盤から湯川×石神かな…とか考えていて本当に申し訳なかったですが、その点においては最後まで見ても考えは変わっておりません…

  • 原作は東野圭吾のガリレオシリーズ長編。
    ほぼ原作通り、忠実に作られてますね。

    原作を読んで石神はオタク系のぽってりを想像してたので堤さんが出てきてビックリ。
    ストーリーは花岡靖子(松雪泰子)が元夫を殺害してしまったシーンから始まる。よって最初から犯人はわかっていて、隣人で靖子に恋心を抱いている石神が論理的に片付ける部分がお話になってます。

    石神のそして花岡靖子のなんとも切ない苦しい展開がなかなかよかった。松雪ってこういう役どころ多いし、あうねぇ。

  • ドラマ、ちゃんと見てなかったけど楽しめました。

    愛ゆえに殺人が連鎖してしまう話。加害者は誰も悪くないんじゃないかってゆうのがとても切ない。

    ストーリーも最後まで楽しめたけど何より堤真一の演技、めっちゃ上手かったです。
    別の俳優さんだったらここまで迫真に迫れなかったんじゃないかな。

  • どのような理由があっても、
    人を殺めてはならないということは前提として。

    愛する存在を守るために、
    狂気を手にする時、
    結果的に誰が幸福になるのだろう。

    愛情を抱いた瞬間は、
    命を救われた瞬間で、
    ただ盲目的に未来を作ってあげようとするのだが、
    それさえ傲慢ではないか。
    お礼に僕のすべてをあげるって?
    他に何もなかった男にしかできなかったこと。

    それにしても切なくて、
    愚かなすべての人物が儚くて、
    何度見ても涙してしまう。

  • ドラマや小説での知識は一切ない状態で視聴。どこが献身なのか、身寄りのない人間だからという理由だけで浮浪者を殺すのは悪ではないのか。不思議な感じです。

  • 東野圭吾の直木賞受賞作を映画化。原作読んでましたが、堤真一と松雪泰子の演技で楽しめました。

  • 結構面白かった
    堤真一、ああいう役もうまいね

  • 福山主演で映画館で観た映画ですが、無性に観たくなってレンタルしてきました。

    たぶん今、東野さんの本を読んでいたり、最近TVで堤さんを見たからだと思います。

    映画館で観た時もすっごくよくて、それは原作を読んでなかったというのもある。
    堤さんの演じた天才数学者の物悲しさがすご過ぎて
    ラストに一気に感情が弾けるシーンに心を掴まれました。

    あらためて見ても本当にいい映画。
    ガリレオシリーズと言えば福山演じる湯川のどこか人をくった感じが特徴的ですが
    この「容疑者Xの献身」はそんな変人ガリレオすら
    激しく感情をぶつけます。
    だから尚更いい!

    良かった映画をもう一度見直す、そういうブームが自分に来そうな感じです。

  • 150311ー150316→150503(1600文字)
     
    「容疑者X献身」東野圭吾原作 映画鑑賞感想文


    直木賞受賞作の映画版です。
    ガリレオシリーズの映像をテレビ版も含めて初めて観ました。
    とても面白かったです。

    小説の映像化というのは難しいものだと思いました。
    小説が素晴らしいということは物語がしっかりしているということなので良い映像が出来る可能性は高いです。
    しかし優れた作品であればあるほど読者もファンも多く、読者の頭の中で想像された映像と映画として作られた映像のギャップが生じる可能性も高まります。
    そのため「原作の方が良かった」という感想が多く聞かれるようになるでしょう。

    プロ集団の作った映像より個人の想像の方が優れている、とも言えますがそれは当然です。
    映像は現実にあるロケーションでしか撮影できないですし、登場人物の容姿は各自の脳内で大きく違うわけですから。

    この映画と私の頭の中では「石神」という登場人物に大きな容姿の違いがありました。
    映画では堤真一が演じておりネットのレビューでは堤氏の演技を絶賛する声が多数見られました。
    私も堤さんは素晴らしいと思いましたが多少違和感がありました。
    堤真一ではカッコ良すぎるのです。
    私の脳内での石神はもっと冴えない姿をしていました。
    身長は165cm前後、顔は丸顔、眼鏡使用、体型はやや小太りで、髪型にも無頓着、場合によっては寝癖のまま外出。
    そんな人物像でした。
    映画を見たことで石神像はある程度矯正されましたが、それでも私の脳内の石神と映画の石神は別人のようです。

    それは悪いことではないですし、役者さんの演技を楽しむことは新鮮な発見につながります。
    しかし臆病な私は「原作を越えないのではないか」という怖さ(せっかく観るんだから失望したくない)を伴って観るのは辛いです。
    そのため、どちらかと言えば映像版を先に見るか、映像版を観ないという選択をしてしまいます。

    それでもこの映画版「容疑者Xの献身」は私にとって忘れられない映画となりました。

    なぜなら石神と湯川教授が雪山登山をするシーンが大変素晴らしかったからです。
    (ロケ地は長野県白馬村にある八方尾根だそうです。映っているのは北アルプスの山々です)

    3000m級の雪山登頂を果たした二人。
    そこで石神は眼下に広がる山々を見てこう言います。

    「うわぁぁぁ…美しい…。今の僕の人生は充実してる。この景色を見て美しいと感じることが出来る。」

    このセリフ、このシーンは小説には無かったものです。
    映画化のどこかの段階で誰かが挿入したものです。
    監督か脚本家か、それとも原作者の意向か。

    私はこのシーンにとても感動しました。

    1年程前まで私は、山々の景色など「美しいもの」を見て「美しい」と感じるのは当たり前のことだと思っていました。
    しかしそうではないということをこの冬体験しました。
    メンタルの不調が訪れたとき、美しい景色、美しい木々、美しい絵、美しい音楽…
    これら今まで当たり前に美しいと思えていたものが全く綺麗に感じられず、むしろその感受性の低下を自覚するのが嫌で目を背けてすらいました。
    人が美しさを感じられるというのは本当に特別なことなのだ、という事実をこのシーンは教えてくれました。

    物語の冒頭、石神は人生に絶望し自ら死を選ぼうとしていました。
    その時、運命的に隣の部屋で事件が起き、密かに思いを寄せていた女性を救うため自らの命を賭けることになったのです。
    彼は自分の能力を総動員し、完全なるトリックを仕掛け無罪へ導こうとします。

    愛する人のために命を懸けることが出来る。
    これほどの人生の充実はないと思います。
    その感情の... 続きを読む

  • 容疑者xの献身と愛の物語。

    罪を犯してしまった女と、その女を庇う高校数学教師の容疑者x。
    天才と呼ばれたが研究者にはなれず、ただつまらない生活を送るxが、ただ、女の明るい未来を守るために、アリバイを作り、指示を出し、仕掛けられた無関係を装わせ、そして自分が殺人者になる。
    警察を完璧に欺くことが出来る脳と、自分を犠牲に出来る献身がこの物語の話を作り出す。

    共犯者から一転ストーカーになる描写にゾッとして、不安要素を入れてきたと思えば
    それも全て「ストーカーが過ぎた自分が元夫を殺した」という警察を欺くためのアリバイトリックで、全て自分がやったと証拠を残すための工作であった時に、この話はサイコな愛憎物語ではなく繊細で優しい愛の物語なのだと感心した。

    数学の問題を提出すれば、「こいつは長くなるぞ」と、くたびれた表情から一転、おもちゃを与えられた子供のように机に向かい、問題を解くシーンが、無表情の数列に立ち向かう人間らしく愛らしい。

    なぜ、それほどまでに女を庇うのか。
    なぜ、それほどまでに愛してしまうのか。

    数式は美しいように、この物語の愛はとても美しかった。

    =======================
    愛と言う感情が死を殺す。
    人は愛が無くても生きられるが、愛を持った人は強い物である。
    数学は美しく無くてはならない。

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