容疑者Xの献身 スタンダード・エディション [DVD]

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監督 : 西谷 弘 
出演 : 福山雅治  柴咲コウ  堤 真一 
  • ポニーキャニオン (2009年3月18日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988013756243

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容疑者Xの献身 スタンダード・エディション [DVD]の感想・レビュー・書評

  • テレビドラマの延長ではない。

    原作は未読。テレビドラマは視聴済。

    踏まえて、しっかり一本の映画としての完成度は高い印象。

    よくあるテレビドラマの映画化…2時間スペシャルで放映すればいいような安っぽさは見受けられず。

    東野圭吾原作は一切読んだ事はなく、各作品がどのような関係性を持っているかは不明ですが、原作を知らずとも、テレビドラマシリーズを観ていなくとも十分に楽しめる内容であると思います。

     知っていればより楽しめる。そのぐらいのものでしょう。

     

    ストーリーはある一家とその隣人の数学教師を主軸に展開していく。

    この一家の母親に松雪泰子、数学教師に堤真一を起用。

    この数学者はガリレオシリーズ主人公である福山雅治演じる物理学者、湯川の旧友。
     
    ここで数学者と物理学者の思案が交錯する構図が出来上がる為、登場人物の相関が非常にわかりやすく提示される。


    肝心要は本作品がミステリーであるというところ。
    若干の強引さは否めないものの、わかりやすく解説されており、トリックもすっきりしていて、これといった違和感もなし。

    映像にヒントがあってわかる人にはわかってしまうのはミステリーの面白いところでしょうか。
     一番の見所は、ミステリー作品ではあるもののヒューマンドラマとしての顔。

    各人がそれぞれの心情を持って行動しており、その表現が絶妙。

     これは役者によるところ、特に堤真一の存在が大きく感じます。松雪泰子の薄幸感も相まって、終盤は思わず、見いってしまいました。

    劇場で観て損をしなかったと思えたテレビドラマ関連映画でした。

  • ★ 四色定理・となりどうしが同じ色になってはいけない?

    ドヨ~ンとした虚ろな目、猫背で歩く暗~い後ろ姿、
    オドオドした挙動・・・
    ちょっと君、君って間違いなく職質されるタイプだな~、

    そう、人生に絶望しすべてを投げ出そうと数学教師石神先生は、
    自宅で首を括る今、その瞬間!

    ピンポ~ン!・・・

    このピンポ~ンがあと、30秒遅かったら、
    もしくは汚いおっさんの引っ越し挨拶だったら
    石神先生は死んでいましたね。

    それじゃ”教師、自宅で首を括るで終わり”話にならないわい!

    ところで、堤真一いいですねぇ~

    超面白かった「MONDAY」で大好きになりました。

    そうそう、この作品のラスト、個人的に満足です。

    殺逃げは事情がどうあれやっぱダメなのよ・・・

    ごめんね、石神先生。

  • 今更なんですが、「容疑者Xの献身」映画版を観ました。
    良く出来てると思う。

    堤さん、上手いです。

    「原作のガリレオFan」を勝手に自称する私も、これなら納得。

  • 150311ー150316→150503(1600文字)
     
    「容疑者X献身」東野圭吾原作 映画鑑賞感想文


    直木賞受賞作の映画版です。
    ガリレオシリーズの映像をテレビ版も含めて初めて観ました。
    とても面白かったです。

    小説の映像化というのは難しいものだと思いました。
    小説が素晴らしいということは物語がしっかりしているということなので良い映像が出来る可能性は高いです。
    しかし優れた作品であればあるほど読者もファンも多く、読者の頭の中で想像された映像と映画として作られた映像のギャップが生じる可能性も高まります。
    そのため「原作の方が良かった」という感想が多く聞かれるようになるでしょう。

    プロ集団の作った映像より個人の想像の方が優れている、とも言えますがそれは当然です。
    映像は現実にあるロケーションでしか撮影できないですし、登場人物の容姿は各自の脳内で大きく違うわけですから。

    この映画と私の頭の中では「石神」という登場人物に大きな容姿の違いがありました。
    映画では堤真一が演じておりネットのレビューでは堤氏の演技を絶賛する声が多数見られました。
    私も堤さんは素晴らしいと思いましたが多少違和感がありました。
    堤真一ではカッコ良すぎるのです。
    私の脳内での石神はもっと冴えない姿をしていました。
    身長は165cm前後、顔は丸顔、眼鏡使用、体型はやや小太りで、髪型にも無頓着、場合によっては寝癖のまま外出。
    そんな人物像でした。
    映画を見たことで石神像はある程度矯正されましたが、それでも私の脳内の石神と映画の石神は別人のようです。

    それは悪いことではないですし、役者さんの演技を楽しむことは新鮮な発見につながります。
    しかし臆病な私は「原作を越えないのではないか」という怖さ(せっかく観るんだから失望したくない)を伴って観るのは辛いです。
    そのため、どちらかと言えば映像版を先に見るか、映像版を観ないという選択をしてしまいます。

    それでもこの映画版「容疑者Xの献身」は私にとって忘れられない映画となりました。

    なぜなら石神と湯川教授が雪山登山をするシーンが大変素晴らしかったからです。
    (ロケ地は長野県白馬村にある八方尾根だそうです。映っているのは北アルプスの山々です)

    3000m級の雪山登頂を果たした二人。
    そこで石神は眼下に広がる山々を見てこう言います。

    「うわぁぁぁ…美しい…。今の僕の人生は充実してる。この景色を見て美しいと感じることが出来る。」

    このセリフ、このシーンは小説には無かったものです。
    映画化のどこかの段階で誰かが挿入したものです。
    監督か脚本家か、それとも原作者の意向か。

    私はこのシーンにとても感動しました。

    1年程前まで私は、山々の景色など「美しいもの」を見て「美しい」と感じるのは当たり前のことだと思っていました。
    しかしそうではないということをこの冬体験しました。
    メンタルの不調が訪れたとき、美しい景色、美しい木々、美しい絵、美しい音楽…
    これら今まで当たり前に美しいと思えていたものが全く綺麗に感じられず、むしろその感受性の低下を自覚するのが嫌で目を背けてすらいました。
    人が美しさを感じられるというのは本当に特別なことなのだ、という事実をこのシーンは教えてくれました。

    物語の冒頭、石神は人生に絶望し自ら死を選ぼうとしていました。
    その時、運命的に隣の部屋で事件が起き、密かに思いを寄せていた女性を救うため自らの命を賭けることになったのです。
    彼は自分の能力を総動員し、完全なるトリックを仕掛け無罪へ導こうとします。

    愛する人のために命を懸けることが出来る。
    これほどの人生の充実はないと思います。
    その感情の... 続きを読む

  • ガリレオの 天才物理学者湯川(福山雅治)と
    内海刑事(柴咲コウ)の 映画
    学生時代に数学的天才と湯川が評価したオトコが 
    さえない高校教師石神哲也(堤真一)をしていた。
    この堤真一・・・はまっていましたねぇ。感動モノ。
    さえないオトコを演じるって、難しいよね。

    花岡靖子(松雪泰子)は
    念願の弁当店を開いていたが、前夫がお金をせびりに来る。
    散々な悪態をつく姿に 娘が暴走、頭を殴ることで 前夫は キレる。
    暴力を振るう前夫を 二人がかりで殺してしまう。
    その隣室にいた 石神(堤真一)は アリバイ工作をする。
    松雪泰子の薄幸さ 娘の 石神を思う気持ち・・・
    母娘でけなげに生きようとするが いたづら好きな神様は・・・

    内海刑事は花岡が怪しいとにらむが・・
    アリバイは完全である。
    その巧妙さは 実に論理的だ。
    内海刑事は 先輩の草薙刑事(北村一輝)と一緒に湯川に相談に行く。
    石神と湯川は学生時代の知り合いだった。
    石神は 学生時代のときに 
    「四色問題の解決が美しくない」ということに
    湯川は共感したのだった。
    次第に 湯川は 
    この事件に石神が深く絡んでいるのではないか と感じ始め
    事件に突っ込んでいく。
    あまりにも完全なアリバイがおかしいと・・・

    なぜ 鍵のつけた 新しい自転車なのか?
    指紋を消したのになぜ自転車に指紋がついているのか?
    カタログになぜ 映画館の切符が入っているのか?

    石神の指示で動く花岡・・・
    しかし、ストーカーではないかと思ってしまう。
    なぜ 石神は 花岡母娘をまもるのか?
    そのテーマに入り込んだときに 論理的に説明できない。
    関数の問題が 幾何の問題であるがごとく・・・・
    愛とは とどいているのか?とどかないのか?

  • 見終わって、ぼーぜんとした意識のなか、

    「堤真一さんは、やっぱすごいなぁ…」と、つぶやいた自分の声ではっ!と
    我に返った。
    原作の石神とは、(イメージ違うな。)なんて、
    最初感じたちっぽけな思いなど、もはやどうでも良い。

    原作が持つ世界感を壊さずに、
    全く新しい『容疑者X』を創り出した堤さんの怪演は必見!!

  • 泣いてしまった。。。
    原作で結末を知っているのに。

    湯川役の福山、石神役の堤
    はまり役だけど
    松雪泰子、石神がストーカだと恐れる表情、すごくイイ。

  • 堤真一の演技はさすが。最後の号泣とか。
    原作を読んでいたけれど楽しめた。

  • 主役は湯川先生じゃなく、堤さん演じる石神。

    最後はどうかトリックを暴かないでほしいと思った。
    原作も、映画も面白い。

  • 堤真一がすごい。

  • 本も映画もいい。
    切なくて胸がはち切れそう。

    でも、山のシーンはいらない。あれが、残念。

  • 堤真一がよかった

  • ドラマの方はあまり好きじゃなかったのですが、こちらはなかなか良かったです。
    というか、堤真一に全部持っていかれた感じで。主役は湯川先生じゃなく石神。そんな感じ。ここまで持っていってしまった堤真一がすごい。

    あと、やっぱり福山の相棒は、吉高より柴咲コウの方がしっくりきますね。

  • 俳優さんが好きな人固めなので、今更みてみました。
    一見冴えない風貌の数学者:石神を演じる堤さんの演技に騙され、魅せられ、泣かされました。
    特に、湯川先生によって本当の真実が解き明かされる終盤は、あまりに切なすぎて、普段のユーモラスおじさんな堤さんを思い出して凌ごうとしたけど、演技に圧倒されすぎて無理でした。
    すべての結末をふまえて観直したいけど、胸がひきちぎれそう・・

    ドラマのガリレオとは別物なかんじ。
    推理映画ですが、上質な純愛映画としてもおすすめです。

  • 録画してたやつをやっと観た。泣いちゃった。ミステリー

  • 舞台と原作は既に見ている。

    TV版のガリレオは、原作の良さよりも
    福山さんの恰好良さや、視聴率のとれる配役などが目立ち
    原作の魅力と比べればやや落ちると思っている。

    そして、舞台の素晴らしさ、声も出ず泣くしか無かったあのラストが
    衝撃的過ぎたので、あまり期待しないで見ていた。

    正直、やはり舞台ほどの感動はなかった。
    福山さんの苦悩があまり伝わらず、柴咲さんがでしゃばりすぎた感があり
    石神と湯川の友情、石神の苦悩が舞台のように
    痺れるほど伝わってくるということはなかった。

    ただ、それを補って余りある堤真一さんの演技は素晴らしかった。
    初めてキャスティングを聞いた時、堤さんが石神では
    格好良すぎるのではないかと思ったのだが
    この役の為に前髪を抜いて額を広げて老けた感じを出し、
    声の出し方、表情の作り方、歩き方、
    何から何まで作りこんで、普段の堤さんと全く違うお芝居には
    鬼気迫るものがあったと思う。

    ラストは、舞台で石神さんが
    「違う、そうじゃない」と泣き叫んでいたのが印象的で
    私としては一番好きなのだが
    表情を間近で撮れる映画ならではの、堤さんが
    様々な感情がないまぜになった号泣もとても素晴らしく、
    松雪さんのキャスティングも非常にぴったりで
    とても悲しく切ないものだった。

    ただ、先ほども述べたように、映画版では
    湯川さえ何もしなければ幸せになれたのでは
    という印象の方が強く、湯川がなにをどう考え、どんな思いで
    真実を告げてしまったのか、ということがわかりづらかったように思う。

  • いくら好きになったからって、
    そこまでできるのだろうか??
    この人の愛は深すぎて、私にはまだ理解できません。。

    「犯人は誰?」の答えは映画冒頭に出ちゃいます。
    でも謎が出てきちゃうんです。
    おもしろかった。

    「あいつは、人を殺すような頭の悪いやつではない。」
    ていう言葉が印象に残りました。

    いつもかっこいい堤さんの
    老けた数学者役の演技はさすがでした。

  • 邦画ではひさびさの佳作だと思うが、予告編であったはずの福山雅治演じる湯川の号泣シーンがなかったのがくやしかった。原作に忠実に描かれているが見劣りしないし、TVシリーズとも一線を置いているのは堤真一の怪演のなせる技だと思う。

  • [2012.04.10]
    映画というよりは原作の感想になってしまうけど、殺人という罪を犯したからにはそれなりのものを背負って生きなければならなくて、それが親子にとっては警察に捕まることから、どんなに苦しくても秘密を守らなければいけないということになっただけで、それを守ることが恩人でもある石神にとっての救いであるにもかかわらず石神だけが罰を受けているという一方的な罪悪感からじぶんが逃れてすっきりしたいがためだけに正直に言ってしまったのはやはり母親が心の弱いひとだったからだとおもった。また、石神もそれなりの刑罰を受けることを覚悟して行動を起こしその通りになりかけたけれど、「覚悟していたそれなりの罰」よりももっと重たいものが待っていて思い通りにならなかったという残酷な結果だったけれど、東野圭吾の殺人に対する、そんなに甘くないという徹底したスタンスがよくわかる結末で感服しました。それにしても石神さんが報われなさすぎてつらい。

  • 福山雅治が好きだということで
    美化フィルターがあるのかもしれないが、

    原作を読んで映画館で観て、
    クライマックスでも何でもない初っ端から
    泣いていました。

    石神の結末を知っているからこそ、
    この時、こんな気持ちだったのかな、とか、
    唯一の親友である石神が犯人であると
    気づいてしまう湯川先生の気持ちを考えると、
    自然に涙が止まりませんでした。

    警察として、という気持ちよりも
    普段感情を表に出さない湯川先生を心配して
    気になってしまう内海の表情が
    ひしひしと伝わってきて、感情移入でした。

  • 最後の最後で
    献身、の本当の意味がわかる。
    堤真一の演技が素晴らしい。

  • 小説が映像化された場合に良くあることだけど、やっぱり細かい心情とか描写が省略されちゃって、小説を読んだ時ほどは楽しめなかった。

    小説が良かっただけに見る目が厳しくなっちゃってるのかもしれないけれど。
    まだ小説も映画も見ていないという人にはやっぱり小説をお薦めしたいね。

  • 堤真一の圧倒的な演技にとにかく脱帽。この映画は彼のためと言っても過言ではないほど素晴らしい演技だった。ストーリーも切なくて涙が溢れそうになる。数学・物理学という超理系的な物語なのに、実はまったく非論理的な原因(=愛)がポイントになっているのも憎らしい。

    ただこのドラマはやっぱり福山雅治のドラマなので、最後辺りで彼の千両役者的な部分も見たかった。そこが抜けていたのがちょっぴり残念。それとラストシーンの号泣場面は「ちょっと…」と思わなくもない。というのも、松雪泰子が堤真一の圧倒的な存在感に飲まれてしまって、ただ泣き叫ぶ感じになってしまった。堤真一のあの号泣を見たら、普通は黙ってしまうはず…。彼女ならそういう演技もできたはずだが、それだけ堤真一が凄すぎたのだろう。

    堤真一がすべての役者を食ってしまった、まさに堤ワールドの世界。

  • 飛行機の中で
    何げなく、期待なくみて
    泣いた、キャビンアテンダントや
    パーサーに泣いているのを
    見られて恥ずかしい思いをしたことを
    今でも覚えている。

    その後、記念にDVDを購入した

    DVDは年に一度くらいしか
    買わないのに‥

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