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- / ISBN・EAN: 4988102610333
感想・レビュー・書評
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「くだらなそうな映画でもみて気晴らししよう」と手に取った本作。
観終わった感想としては、ジャケットを見て想像していた、"くだらなさ"はあまりなくホロっとくる場面の方が印象に残った。
構成が素晴らしかったです詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
映画の人の巻き込む力を描いている。
作る人がいなければ映画は存在しないし、
観る人がいなければ映画は映画ではなくなる。
作るほうも観るほうも、そこに喜怒哀楽があるから、
没頭し、熱中し、表現したいと欲する。
この作品、大きな山場や心に残る名台詞は印象にないのだが、
ラストシーンでは、何だかほっこり笑顔のまま、つーっと涙が頬を伝った。
大部分が変なテイストのコメディだが、ヒューマンな面も。
この辺のさじ加減は絶妙な名作でした。 -
まんま『ニューシネマパラダイス』なラストが「あぁ、映画が好きなんだな」という感じ。
リメイク・ビデオは1タイトルにつき1本であること、最後に映写機で映し出すこと。
映画って大勢で見ることに意味があるんだな。 -
ジャズ・ピアニスト・ファッツ・ウォーラーの生家といわれる場所でレンタルビデオ店を経営しているフレッチャー(ダニー・グローヴァーさん)は旅行に行く為、マイク(モス・デフさん)に店番を頼んだ。マイクの友人・ジェリー(ジャック・ブラックさん)はマイクを誘い、夜中に近くの発電所を襲撃しようとするが、あえなく失敗。感電してしまう。ジェリーがマイクの店に遊びに来た後、ジェリーの体に帯びた磁気のせいでビデオが全て消えてしまっていた。。。客に貸し出すビデオがなくなってしまったマイクだがジェリーと一緒に映画を取り直すという秘策を思いつく。これが大外れになると思いきや、大当りとなり店は大繁盛に。だが、案の定、制作会社から著作権侵害で訴えられてしまう。マイクとジェリーはこのピンチをどう切り抜けるのか!?
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本当に偶然に時間があったから
観てみようと思った映画なんです。
本当にバカな映画で、映画好きな方には
バカすぎて呆れられるかもしれませんが。
私はツボに入って大爆笑、こんな楽しい映画!って
油断したのがまずかった。
後半の展開に、思いっきり涙を流して、
映画に対する熱い思いに胸打たれます。
やっぱり、私って、
現実と夢の合間みたいな映画が好きだなぁ~ -
ミシェル・ゴンドリーは変な映画撮るなあ。
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2015.03.21
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バカ映画?と思って見始めたけど、ほっこりした。
あと、モスデフ知らなかったんだけど、イイじゃん。 -
wowowでリアルタイム視聴。字幕版。
たまたまwowowを観ていたタイミングでミシェル・ゴンドリー監督を迎えての紹介番組が始まり、その直後に放送が始まったのでそのまま観ました。
DVDがすっかり普及した時期に細々とVHSレンタルをしている店に起こったビデオの磁気が飛んで内容が消えてしまうという事件をきっかけに、無くなったなら作ればいいじゃないとばかりに名作の無茶苦茶なリメイク映像を撮りはじめる店番コンビ。
とんでもない映像のリメイクビデオはクレームものかと思えば何故かどんどん町の人たちにウケはじめ…というグダグダテンションがなんとも愛しいコメディ。
中盤次々出てくるリメイク製作シーンでは知っている映画の「あのシーンかwww」という楽しみが味わえ、成功から一転、色々諦めざるを得ないのか…?という後半はVHSからDVDへの転換とも通じるどうしようもないちょっとした切なさも過ぎる。
それでいてラストは決して悲しくない、映画好きには胸がいっぱいになるような優しい空気で、じんわりといい映画を観たなぁという幸せに浸れました。
ジャック・ブラックの存在だけで面白いという飛び道具っぷりはテッパンですが、一緒にバカをやってるようでいて繊細さの滲むモス・デフも素敵でした。