誰も守ってくれない プレミアム・エディション<初回生産限定> [DVD]

監督 : 君塚良一 
出演 : 佐藤浩市  志田未来  松田龍平  石田ゆり子  佐々木蔵之介  佐野史郎  津田寛治 
  • フジテレビジョン (2012年5月26日発売)
3.42
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988632502337

感想・レビュー・書評

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  • 明るいエンディングに救われる。

  • 劇場にて

  • 誇張が過ぎないか?

  • 加害者家族を守るという話。共感は出来なかったなー。守るべきなのは被害者とその家族でしょとしか思えなかった。加害者家族の話では小説だけど手紙が1番共感できた。

  • 役者はすごくいいのに、
    言いたいことがずれてずれて
    結局なにかわからなかった。

    マスコミ?
    ネット?
    人権?
    家族愛?

    どれも中途半端で、
    人間不信になりそうな要素ばかりにさらされた
    多感な女の子は
    簡単に最後やや強引に信じてしまう。


    それでいいの?

  • 日常的にニュースで報道される事件への見方が少し変わりました。
    多少誇張はあるにせよ、容疑者(被疑者?)家族ってこういう風に扱われるんだって知らなかったです。被害者じゃなくて容疑者側の家族に焦点を当てた作品って珍しいので、一見の価値があると思います。

  • 「誰も守ってくれない」立場に立たされた過酷な運命を背負う女の子(志田未来)を、佐藤浩市演じる刑事が全力で守るって映画なのだろうと想像していたら、タイトル通りの内容だったので逆にびっくりした。守らないどころか15歳の女の子に父と兄(殺人犯)を守れとかはっぱかけて、そんでちょっといいはなし的にまとめられても。現実問題「誰も守ってくれない」のかもしれないけれど、それをしかたないこととして、突き放すのはどうかとおもう。エールのつもりかしらないが、15歳には荷がおもすぎる。別の事件の被害者遺族として出てくる柳葉敏郎はあいわらず平常運転通常営業。いつものように顔面をこわばらせ、つばをとばしながら訛りのぬけきらないイントネーションでたどたどしくセリフを喋っていた。どんな作品でもどんな役どころでもこの人はおなじだ。精神科医役木村佳乃の謎めき演技もうっとうしい。事件を煽る2chのキモオタみたいなのはキモオタ然としていてリアリティがあった。実際あんなかんじなんじゃないの。キモオタに協力した女声の彼氏(冨浦智嗣)には本気でむかついた。あいつらこそ兄に刺されればよかったのに。あと、新聞記者(佐々木蔵之介)が「加害者の家族も死ね」「同罪だ」というような考え、行動に至った背景は、我が子の引きこもりだけに起因するのだろうか。そうとしか読み取れなかったのだけれど、それではあまりに雑な気がして、そこが(も)腑に落ちない。

  • 志田未来の最後までつんけんし加減がよかった。
    佐藤浩市かっけー

    世の中表現次第、見方次第で裏表はころころと変わる。ってことをあらためて実感しました。

  • 中途半端な映画。

  • 加害者の立場も想像を絶する。映画よりももっと複雑なんだろうなーと思いました。

  • 最近のマスコミの報道には私も過剰すぎるところがあり
    おかしいと日頃から思っていました。
    小さな事件でも大きく報道されていたり、
    たわいの無いことで大げさに報道されているのはいき過ぎだと思っていました。

    この作品では少年犯罪を取り扱っていますが、容疑者の家族となった途端に
    警察も容疑者の家族を保護しなければならないのは分かりますが、
    このように事務的に淡々と行われているとは知りませんでした。
    容疑者の家族になった為にその名前は一生付きまとうというのは
    本当に酷だと思います。
    ましてこんな幼い少女の頃からマスコミに追いかけられてしまったら・・・
    妹の言葉で「みんな返して 悪い事もしていないのに。」というのが
    とても心に沁みます。
    少年犯罪の場合は特にマスコミも食い入るように報道されている現状です。
    この作品の中でも酷い場合には「犯人の家族も罪を償って死ね。」という
    言葉や「税金を払って容疑者の家族を保護するな。」とか言われていて
    観ていてマスコミのあまりのひつこさに苛立ちました。
    マスコミだけでなく今はネットの掲示板でも情報と悪口合戦で
    一体情報って何だろうと思いました。
    そんな情報を私達は求めているのではなくて、
    事件の経緯や動機など正確なものだけが知れれば良いかと個人的には思っています。

    被害者、被害者の家族の保護はしてくれなくて、
    容疑者の家族の保護もするのか?という言葉も複雑な思いがしました。
    どちらも辛い立場です。
    ある人物が言っていた通り「残された者の気持ちは一緒
    被害者も加害者も同じ。思い出もあるんだ。」と。

    なかなか刑事を信頼しなかった妹に刑事の一言で
    「家族を守るんだ それが生きるってこと 生きるんだ。」。
    この刑事もある過去がありそれがあるから両方の痛みが分かるのだと思います。

    妹役の志田未来さんの不信なまなざしはとても目力があり適役だと思いました。
    松田龍平さんも佐藤浩市さんとの刑事のやり取りが独特の存在感で、
    声もやはり段々お父さんの松田優作さんに似てきたなと思いました。
    佐藤浩市さんも三國連太郎の若い頃の写真によく似ていて、
    やっぱり血は争えないですね。
    他の役者さん達もとても適役だと思いました。

    今のマスコミの報道の仕方やネット社会に対してもう一度振り返る為にも
    良い作品だと思います。

  • 誰が悪いかはっきりしすぎていて、逆に誰が悪いか分からなくなっているんだかな…。普段何気なくワイドショーとか見てるけど、こういう視点をもってみることは大変大事だと思う。

  • これを公開する直前にテレビでこれにつながるドラマを放送してたけど、それを観てたのでより楽しめた。

    「シャブ漬にしてやろうか」

    「背筋が凍るねぇ」

    がしばらく我が家の流行語に。

    重たいテーマのなかで、くすっと笑いどころがあるのがさすがです。

  • 犯罪家族に対する保護というテーマでドキュメンタリータッチで描く。第32回モントリオール世界映画祭のワールド・コンペティション部門最優秀脚本賞受賞作品。佐藤浩一演じる組織人としての警官と志田未来演じる、犯罪者の妹の15歳が大人と子供の曖昧さを存在感を持って演じていると思う。集団の暴力、インターネットによる情報の即時化によるマスコミの限界(先端を走っていたと思われるものが実は坂を下っていた)を描く件は興味深い。犯罪被害者も実は被害者、守るということは痛みを分かち合うということ、痛みを分かち合うということは生きるということ、という台詞が良かった。脚本賞を得た理由は、日本のリアルを描いた点じゃないかと思う。背筋が凍ります。

  • とても辛い映画。現代社会へのメッセージを込めている。
    主観的に見せルタメにほぼ手録りなんだって!大変だったろうなぁ。。。

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